リジョイス聖書日課 2023年8月

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2023年8月の聖書日課

わたしの街のこの教会 Vol.75 仙台栄光教会

わたしの街のこの教会 Vol.75 仙台栄光教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2023年8月は宮城県仙台市にある「仙台栄光教会」です

1テモテ 6章

信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠の命を手に入れなさい。命を得るために、あなたは神から召され、多くの証人の前で立派に信仰を表明したのです。 テモテへの手紙一 6章12節

永遠の命を目指す信仰の戦い

パウロはテモテに命じました。「信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠の命を手に入れなさい」と。「戦い」には「競技」という意味もあります。「信仰の戦い」とは、信仰を守り抜くための戦いであり、信仰の道を最後ま…

ホセア 1章

主はホセアに言われた。
「行け、淫行の女をめとり
淫行による子らを受け入れよ。
この国は主から離れ、淫行にふけっているからだ。」 ホセア書 1章2節

生きた言葉で神を伝える

「淫行の女をめとり、淫行による子らを受け入れよ」。これがホセアに対する主の命令でした。その行為を通して、主から離れて淫行にふけっているイスラエルに神のメッセージを伝えるのです。ホセアは、自らの結婚生…

ホセア 2章

わたしはあなたとまことの契りを結ぶ。
あなたは主を知るようになる。 ホセア書 2章22節

民は主を忘れても主は忘れない

ホセア書2章前半には、背信のイスラエルに対する告発の言葉が記されています。「告発せよ、お前たちの母を告発せよ。彼女はもはやわたしの妻ではなく、わたしは彼女の夫ではない」(4節)。神はイスラエルに対して…

ホセア 3章

主は再び、わたしに言われた。「行け、夫に愛されていながら姦淫する女を愛せよ。」 ホセア書 3章1節

代価を払って買い取られた私たち

預言者ホセアは、主の命令によって「淫行の女」であったゴメルと結婚しました(1章)。しかし、彼女はホセアを捨てて、淫行の生活に戻ってしまいました。そのホセアに、主は再び「姦淫する女を愛せよ」と命じられま…

ホセア 4章

主の言葉を聞け、イスラエルの人々よ。
主はこの国の住民を告発される。
この国には、誠実さも慈しみも
神を知ることもないからだ。 ホセア書 4章1節

生ける神に真実に応えて生きる

ホセア書は4章以下で、北イスラエル王国に対する預言の言葉を記しています。冒頭に「主の言葉を聞け、イスラエルの人々よ。主はこの国の住民を告発される」とあります。主が、イスラエルの民を訴え出ます。 告訴の…

マタイ 14章13-21節

弟子たちはそのパンを群衆に与えた。すべての人が食べて満腹した。そして、残ったパンの屑を集めると、12の籠いっぱいになった。 マタイによる福音書 14章19節~20節

あなたがたが彼らに与えなさい

主イエスは、ご自身を追って集まる多くの人びとを見て、深く憐れみ、人びとを教え、いやしておられました。そこで行われたのが、この5千人養いです。主イエスは、この御業を通して弟子たちを励ましておられます。 …

ホセア 5章

イスラエルを罪に落とすのは自らの高慢だ。 ホセア書 5章5節

いつも神の御前に生きる

イスラエルの民は「淫行の霊」に支配されていました(4節)。その霊と一体なのが高慢さです。5節に、「イスラエルを罪に落とすのは自らの高慢だ」とあります。高慢とは、神を知らず、自分を正しいと考えることです…

ホセア 6章

わたしが喜ぶのは
愛であっていけにえではなく
神を知ることであって
焼き尽くす献げ物ではない。 ホセア書 6章6節

主が喜ばれる愛と真実を伴う礼拝

6節に、神が私たちに求めておられるものが何であるかが端的に記されています。神が喜ばれるのは「神への愛」と「神を知ること」です。神を知るとは、知識として知ることではありません。神との関係に生きることです…

ホセア 7章

イスラエルを罪に落とすのは自らの高慢である。
彼らは神なる主に帰らず
これらすべてのことがあっても
主を尋ね求めようとしない。 ホセア書 7章10節

高慢さは霊的視力を奪う

北イスラエル王国の最後の王となるホシェアは、王位につくとアッシリアに服従を示し、多くの貢物を送りました。それによって、イスラエルの滅亡を免れようとしました。しかし、それによってイスラエルの国力は奪わ…

ホセア 7章

イスラエルを罪に落とすのは自らの高慢である。
彼らは神なる主に帰らず
これらすべてのことがあっても
主を尋ね求めようとしない。 ホセア書 7章10節

高慢さは霊的視力を奪う

北イスラエル王国の最後の王となるホシェアは、王位につくとアッシリアに服従を示し、多くの貢物を送りました。それによって、イスラエルの滅亡を免れようとしました。しかし、それによってイスラエルの国力は奪わ…

ホセア 8章

エフライムは罪を償う祭壇を増やした。
しかし、それは罪を犯す祭壇となった。 ホセア書 8章11節

神の言葉に従った純粋な神礼拝

ホセア書8章には、イスラエルに対する神の裁きの言葉が記されています。彼らの罪は、第一に、神の契約を破り、神の律法に背いたことでした(1節)。口先では「わが神よ、我々はあなたに従っています」と言っていま…

ホセア 9章

イスラエルよ、喜び祝うな。
…喜び躍るな。お前は自分の神を離れて姦淫し
どこの麦打ち場においても
姦淫の報酬を慕い求めた。 ホセア書 9章1節

主が望まれる純粋な礼拝

イスラエルには三大祭があり、その際には、多くの人々が全土から聖所のある町に集まってきました。その集まった人たちに向かって、ホセアは語りかけました。「イスラエルよ、喜び祝うな。諸国の民のように、喜び躍…

詩編 21編

主よ、王はあなたの御力を喜び祝い
御救いのゆえに喜び躍る。 詩編 21編2節

主に依り頼むことこそ勝利の秘訣

すべてのことには秘訣というものがあります。一生懸命取り組みさえすれば、すべてうまくいくというものではないでしょう。ビジネスをするにも、スポーツをするにも、みな秘訣があります。適切な方法で練習をし、実…

マタイ 14章22-33節

イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われた。そして、二人が舟に乗り込むと、風は静まった。 マタイによる福音書 14章31節~32節

安心しなさいわたしだ恐れるな

主イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸に先に行かせます。しかし、弟子たちの乗った舟は逆風のため、波に悩まされ、漕ぎ進めることができません。夜の間中、弟子たちは不安な思いで湖の上をさまよったでし…

イザヤ 11章1-10節

狼は小羊と共に宿り
豹は子山羊と共に伏す。
子牛は若獅子と共に育ち
小さい子供がそれらを導く。 イザヤ書 11章6節

神の国の平和を覚えて

狼や豹、若獅子のような肉食動物が、小羊や子山羊、子牛のような草食動物と一緒に過ごしています。もはや何ものも害を加えず、滅ぼすこともありません。通常は考えられない光景に思われますが、このような世界を思…

マタイ 5章9節

「平和を実現する人々は、幸いである、
その人たちは神の子と呼ばれる。」 マタイによる福音書 5章9節

争いの根源をいやす神との和解

「平和を実現する」という課題は、私たちにとって切実なことです。現在も戦争によって多くの人の命が奪われています。私たちは、世の中で起こっている現実に無関心に留まってはなりません。 主イエスは、平和を実現…

ホセア 10章

恵みの業をもたらす種を蒔け
愛の実りを刈り入れよ。
新しい土地を耕せ。
主を求める時が来た。
ついに主が訪れて
恵みの雨を注いでくださるように。 ホセア書 10章12節

正義と愛の実を刈り入れる

イスラエルの民に対して、主は「恵みの業をもたらす種を蒔け、愛の実りを刈り入れよ」と命じられました。この「恵みの業」とは「正義」のことです。それゆえ、主がイスラエルに求められたのは、「正義の種を蒔き、…

ホセア 11章

ああ、エフライムよ
お前を見捨てることができようか。

わたしは激しく心を動かされ
憐れみに胸を焼かれる。 ホセア書 11章8節

神は心の向きを変えられた

ホセア書は、罪を犯し続けるイスラエルに対する神の裁きを語ってきました。しかし、ここで主は、「エフライムよ、お前を見捨てることができようか。イスラエルよ、お前を引き渡すことができようか」と自問しておら…

ホセア 12章

神のもとに立ち帰れ。
愛と正義を保ち
常にあなたの神を待ち望め。 ホセア書 12章7節

生ける神を待ち望んで生きる

イスラエルの民は、ヤコブの子孫であることを誇りとしていました。しかし、ホセアはこの章で、ヤコブの多くの欠点を指摘しています。ですから、イスラエルの民はヤコブの子孫であることに安住してはなりません。そ…

ホセア 13章

荒れ野で、乾ききった地で
わたしはあなたを顧みた。
養われて、彼らは腹を満たし
満ち足りると、高慢になり
ついには、わたしを忘れた。 ホセア書 13章5節~6節

満ち足りても決して主を忘れない

13章では、改めてイスラエルの罪が告発され、滅びが宣言されています。四つの罪が告発されています。一つは偶像礼拝、二つ目は神の恵みに対する忘恩、三つ目が神よりも王を信用したこと、そして四つ目が神の時を逃…

マタイ 15章21-28節

女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」 マタイによる福音書 15章27節

食卓から落ちるほど豊かな恵み

主イエスがティルスとシドンの地方に行かれたとき、一人の女性が娘のいやしを主に願い求めました。彼女は「主よ、ダビデの子よ」と呼びかけています。「この地に生まれたカナンの女」すなわち異邦人でしたが、主イ…

ホセア 14章

知恵ある者はこれらのことをわきまえよ。

主の道は正しい。
神に従う者はその道に歩み
神に背く者はその道につまずく。 ホセア書 14章10節

主の道こそが真理の道命の道

14章10節はホセア書の結論です。知恵ある者は、この書の言葉を「わきまえ」「悟る」ことが大切です。 「主の道は正しい」と主は言われます。そして人は、その主の道を歩むか、それともつまずいて他の道に行くか、二…

2テモテ 1章

わたしは、あなたの涙を忘れることができず、ぜひあなたに会って、喜びで満たされたいと願っています。 テモテへの手紙二 1章4節

会って喜びで満たされたいと思う人

使徒パウロがエフェソで牧師をしているテモテに宛てて送った手紙です。パウロは裁判のためにローマにいましたが、予想される結果が良くなかったのでしょう。処刑される可能性が強かったため、急いで来てくれるよう…

2テモテ 2章

若いころの情欲から遠ざかり、清い心で主を呼び求める人々と共に、正義と信仰と愛と平和を追い求めなさい。 テモテへの手紙二 2章22節

福音宣教者に必要な態度

パウロが自分のもとに愛弟子テモテを呼び寄せるために書かれた手紙ですが、福音宣教者としての指南書のような内容になっています。こうしたところから、昨日の「涙」は牧会に関わることと考えられるわけです。 ここ…

2テモテ 3章

この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。 テモテへの手紙二 3章15節

救いに導く知恵である福音

悲観的になりたくなるほどの暗い未来です。多くの人の心から、最低限と思える公共性も道徳性も失われるのですから、こうなると誰を信じてよいのか分からなくなります。 どうすればよいのでしょうか。声の大きな人、…

2テモテ 4章

御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。 テモテへの手紙二 4章2節

折が良くても悪くても伝道する

手紙は4章まで来ますと遺言書めいてきます。パウロは走るべき行程を走り尽くし、後は後輩に託します。テモテに対しても、後輩を訓練して彼らに託するように命じています。 ここまで用意された道なら、さぞかし楽か…

詩編 22編

わたしは兄弟たちに御名を語り伝え
集会の中であなたを賛美します。 詩編 22編23節

どんな状況でも神をほめたたえよ

主によって救われたキリスト者は、どのような状況にあっても神を心からほめたたえたいと願います。しかし、苦難の中にあって神を賛美し続けるに至るまでには、時間がかかることもあります。 詩編22編はダビデの祈り…

マタイ 16章13-20節

イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。 マタイによる福音書 16章15節~16節

あなたがたは何者だと言うのか

主イエスは、ご自身の弟子たちに、「あなたがたはわたしを何者だと言うのか」と問いかけるお方です。 このとき、主イエスと弟子たちはフィリポ・カイサリア地方に滞在していました。フィリポ・カイサリアは、パレス…

イザヤ 13章

バビロンは国々の中で最も麗しく
カルデア人の誇りであり栄光であったが
神がソドムとゴモラを
覆されたときのようになる。 イザヤ書 13章19節

生ける真の神に信頼する

イザヤ書13章から、イスラエル周辺の異教の国々に対する神の裁きが語られます。13章は、バビロンに対する神の託宣です。 イザヤはここで、「バビロンは国々の中で最も麗しく、カルデア人の誇りであり栄光であった」…

イザヤ 14章

まことに、主はヤコブを憐れみ
再びイスラエルを選び
彼らの土地に置いてくださる。
寄留の民は彼らに加わり
ヤコブの家に結び付く。 イザヤ書 14章1節

全世界に及ぶ神の憐れみ

「まことに、主はヤコブを憐れみ、再びイスラエルを選び、彼らの土地に置いてくださる」。これは、神の民が捕囚後に帰還するという喜ばしい預言です。 しかし、イザヤの預言は、神の民の帰還に留まりません。「寄留…

イザヤ 15章

わが心は、モアブのために叫ぶ。

彼らは、ルヒトの坂を泣きながら上り
ホロナイムへの道で、絶望の叫びをあげる。 イザヤ書 15章5節

モアブへの神の裁きと憐れみ

モアブ人は、アブラハムの甥ロトと、その長女の間に生まれた男児の子孫です(創19章30~37節)。エジプトを出たイスラエルがモアブの領土の通行許可を求めたとき、モアブ人はそれを拒否し(士11章17節)、バラムを…

イザヤ 16章

更に今、主は言われる。
「雇い人の年期のように3年たてば、多くの民を持つモアブの栄光は必ず終わり、わずかな者だけが残され、力はうせる。」 イザヤ書 16章14節

イザヤの預言とモアブの滅びから学ぶ

「雇い人の年期のように」とは、辛い仕事に従事する労働者や傭兵が、契約期間の満了を心待ちにするように、その時が来ると、速やかに、そして確実に、行動が起こされる様子を表しています。 「モアブが幾たび聖なる…