どんな状況でも神をほめたたえよ | 詩編 22編

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詩編 22編

わたしは兄弟たちに御名を語り伝え
集会の中であなたを賛美します。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 22編23節

どんな状況でも神をほめたたえよ

主によって救われたキリスト者は、どのような状況にあっても神を心からほめたたえたいと願います。しかし、苦難の中にあって神を賛美し続けるに至るまでには、時間がかかることもあります。

詩編22編はダビデの祈りの姿を伝えています。神に対する彼の信仰は堅いものであったことがわかります。彼は、決して平穏無事な状況にいたわけではありませんが、神を求めています。厳しい状況に陥っていても、神のことについて語り伝え、賛美しています。

私たちも、ダビデのようにどんな状況にあっても神をほめたたえたいと願います。しかし、できるでしょうか。もし私たちが孤独でなければ、できるかもしれません。

「わたしの神よ、わたしの神よ、なぜわたしをお見捨てになるのか」(2節)、「助けてくれる者はいない」(12節)と嘆いています。しかし、その時もひとりぼっちであったのではありません。彼は共にいる「兄弟たち」について、「集会」について語っているではありませんか。主は貧しい人の苦しみを侮らず、助けを求める叫びを聞いていてくださいます。主に選ばれた魂が集められ、主を賛美するところこそ教会です。今の私たちも、聖霊の働きによって、苦難のなかでも、慰められ、支えられます。

【祈り】

主よ、まことの信仰に至らせ、主をほめたたえさせてください。

韓 相眞(山本伝道所)