リジョイス聖書日課 2023年7月

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2023年7月の聖書日課

わたしの街のこの教会 Vol.74 徳島教会

わたしの街のこの教会 Vol.74 徳島教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2023年7月は徳島県徳島市にある「徳島教会」です。

詩編 17編

わたしは正しさを認められ、御顔を仰ぎ望み
目覚めるときには御姿を拝して
満ち足りることができるでしょう。 詩編 17編15節

御姿を見るだけで満ち足りる

1節と15節に「正しい」という言葉が繰り返されています。普通、正しいという言葉は、道徳的な意味で使われますが、聖書では神との関係を言い表します。神こそ真実に正しいお方であり、その神との関係がよければ正し…

マタイ 10章40-42節

「はっきり言っておく。わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水1杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける。」 マタイによる福音書 10章42節

福音に仕える者たちへの励まし

神を最優先にして人生を歩もうとするとき、どうしても周囲との摩擦を感じるものです。あなたにも経験があるかと思いますが、例えば「日曜日は礼拝を献げるため、仕事に出ることができない」などと言ったときに、周…

使徒 13章

総督はこの出来事を見て、主の教えに非常に驚き、信仰に入った。 使徒言行録 13章12節

神のご計画と御言葉の力

異邦人への宣教は神のご計画です。この神のご計画にそって御言葉を語り、また行うことは、誰よりも神御自身が支えてくださいます。自分の思いや能力より、神の力と導きを信頼しましょう。 パウロたちが異邦人世界へ…

使徒 13章

弟子たちを力づけ、「わたしたちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない」と言って、信仰に踏みとどまるように励ました。
使徒言行録 14章22節

試練を通して神の子として証しされる

自分の思いではなく神に従っているのに困難が続くことがあったとしても、なお御言葉を信頼しましょう。このようにして皆さんが神の子として本物であることが証しされます。 13章で、最初の宣教地で成功を収めたパウ…

使徒 15章

「人の心をお見通しになる神は、わたしたちに与えてくださったように異邦人にも聖霊を与えて、…何の差別をもなさいませんでした。」
使徒言行録 15章8節~9節

救われた確かな平安

キリスト者は、神に受け入れられて救われました。神による救いなのですから、誰もクレームを付けることはできないのです。 パウロやバルナバの宣教活動において、異邦人が次々と救われました。このことをキリスト者…

使徒 16章

「マケドニア州に渡って来て、わたしたちを助けてください」…。パウロがこの幻を見たとき、…すぐにマケドニアへ向けて出発することにした。
使徒言行録 16章9節~10節

新しい地へ出て行って主に仕える

世界へ御言葉が宣べ伝えられるため、神は皆さんを新しい地へ召し出すことのできるお方です。 パウロはテモテと出会い、主の導きの中で強力な弟子を得ました。ところが、この嬉しい出会いの後、聖霊によって、アジア…

使徒 17章

ここのユダヤ人たちは、…素直で、非常に熱心に御言葉を受け入れ、そのとおりかどうか、毎日、聖書を調べていた。
使徒言行録 17章11節

熱心に聖書を調べる

教えられたことを聖書全体から熱心に確かめましょう。そうすることで、皆さんの信仰はますますしっかりとします。 パウロの宣教活動は、喜びと困難の連続でした。テサロニケで宣教した際には、キリスト者が与えられ…

詩編 18編

主はわたしの岩、砦、逃れ場
わたしの神、大岩、避けどころ
わたしの盾、救いの角、砦の塔。 詩編 18編3節

主はわたしの岩、わたしの砦

砦とは、敵の攻撃に備えて都市や部隊を守るために造った要塞のことです。古代の要塞はとても堅固な石壁で建てられました。敵軍がたやすく攻撃できない安全な場所です。けれども、倒すことが全く不可能なわけでもあ…

マタイ 11章25-30節

「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。」
マタイによる福音書 11章25節

幼子のような者にお示しになった

主イエスはガリラヤで福音を語りましたが、ある人びとは福音を拒絶しました。わたしは間に合っています、結構ですということです。このような反応は、人間的に考えれば大変残念ですが、これも神の深いご計画の中に…

使徒 18章

アポロは…既に恵みによって信じていた人々を大いに助けた。彼が聖書に基づいて、メシアはイエスであると公然と立証し…たからである。
使徒言行録 18章27節~28節

主の召命に応えて主に委ねる

主の召命に誠実に応え、今後の心配事を主に委ねましょう。主はそれに応えることができるお方です。 パウロが宣教旅行中、エフェソで御言葉を語り、大きな励ましを与えました。エフェソの教会はパウロにもっと長くい…

使徒 19章

悪霊に取りつかれている男が、この祈祷師たちに飛びかかって…ひどい目に遭わせたので、彼らは裸にされ、傷つけられて、その家から逃げ出した。
使徒言行録 19章16節

へりくだってキリストの名で祈る

主イエスの名を用いるとき、本当に主イエスの力を信じ、御前にへりくだる姿勢が私たちに求められます。私たちがへりくだって主イエスの名を用いるかどうか、神はご覧になっています。 パウロがエフェソで主イエスの…

使徒 20章

人々は生き返った青年を連れて帰り、大いに慰められた。
使徒言行録 20章12節

悲劇から希望へと生きる

この世の生活では、うまくいかないことがいろいろとあるかもしれませんが、神はそれらを神の栄光を現わす機会にお使いになります。きょうも、落ち着いて主の御手を信頼しましょう。 聖書を見ますと、パウロの福音宣…

アモス 1章

主はシオンからほえたけり
エルサレムから声をとどろかされる。
羊飼いの牧草地は乾き
カルメルの頂は枯れる。 アモス書 1章2節

愛ゆえの神の警告に耳を傾けよ

神の民イスラエルの信仰の根本は、神である主はただおひとりであるということです。この真理から少しでも離れるとどうなるのか。それを証しするのがイスラエルの歴史です。 時は、繁栄の頂点にありながら、北王国で…

アモス 2章

お前たちをエジプトの地から上らせ
40年の間、導いて荒れ野を行かせ
アモリ人の地を得させたのはわたしだ。 アモス書 2章10節

神の救いの出来事を思い起こせ

神と神の民イスラエル、また神の民どうしの関わりを規定するすべての土台は、かつて神がエジプトで奴隷であった民を救い出されたという出来事です。神の民がエジプトから救い出され、荒れ野を導き、約束の地カナン…

アモス 3章

万軍の神、主なる神は言われる。
聞け、ヤコブの家に警告せよ。
わたしがイスラエルの罪を罰する日に
ベテルの祭壇に罰を下す。 アモス書 3章13節~14節

主なる神の切実なる呼びかけ

ソロモン王のあと、王国は分裂し、北王国はエルサレム神殿に対抗して、ベテルに金の子牛を拝む神殿を建てました。以来、王が代わっても、滅亡するまで200年にわたり、北王国はこの虚しい偶像のために勝手に定めた祭…

マタイ 13章1-9,18-23節

「良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて悟る人であり、あるものは100倍、あるものは60倍、あるものは30倍の実を結ぶのである。」 マタイによる福音書 13章23節

御言葉の種をまかれる主イエス

たとえ話は好きでしょうか。おそらく多くの人は、たとえ話が好きだと思います。分かりやすく、楽しんでその話を聞くことができるからです。 しかし、主イエスがたとえ話を語られた理由は、真に聞こうとする人びとと…

アモス 4章

それゆえ、イスラエルよ
わたしはお前にこのようにする。
わたしがこのことを行うゆえに
イスラエルよ
お前は自分の神と出会う備えをせよ。 アモス書 4章12節

疑うことなく信じてゆだねよ

神に背き続けるイスラエルに、神は災いをくだされます。それでも偶像を拝む民の強情さは変わらず、神の怒りと嘆きは募るばかりです。かつて、奴隷であった民を去らせないエジプトでさえ最後の災いの前に屈したのに…

アモス 5章

イスラエルの家よ
かつて40年の間、荒れ野にいたとき
お前たちはわたしに
いけにえや献げ物をささげただろうか。 アモス書 5章25節

偶像を礼拝する誤りの本質

聖書の信仰は、神の言葉を聞くことから始まります。モーセに導かれた荒れ野の40年、食べる物もなく、羊の群れはいても神に献げることもできない民に、神は「天からパンを降らせ」て養い(出エジ16章4節)、人は神の…

アモス 6章

主なる神は御自分を指して誓われる。
万軍の神なる主は言われる。
わたしはヤコブの誇る神殿を忌み嫌い
その城郭を憎む。 アモス書 6章8節

空虚を喜ぶ者らの末路

アモスは12小預言書の中で、まだ滅亡の兆しもない時に、特定の日に神の裁きの「災いの日」(3節)が来ることを最初に告げた預言者です。 神に背き続けるイスラエルに災いをもたらす「一つの国を興」されること、神…

アモス 7章

主は家畜の群れを追っているところから、わたしを取り、「行って、わが民イスラエルに預言せよ」と言われた。 アモス書 7章15節

人を恐れず神のみを畏れる信仰

アモスは北王国にありながら、罪を犯し続けるイスラエルに真っ直ぐ神の裁きを告げます。そのようなアモスに、アマツヤは「ユダの国へ逃れ、そこで糧を得よ。そこで預言するがよい。だが、ベテルでは二度と預言する…

アモス 8章

このために、大地は揺れ動かないだろうか。
そこに住む者は皆、嘆き悲しまないだろうか。
大地はことごとく…押し上げられ
また、沈まないだろうか。 アモス書 8章8節

生きるために最も必要なものは何か

アモスは偶像の虜になっているイスラエルに警告するため、神によって「あの地震の二年前に」召された預言者でした(1章1節)。それで、その言葉にこれから来る地震とその様子が印象的に予告されます。 天変地異は、…

詩編 19編

天は神の栄光を物語り
大空は御手の業を示す。 詩編 19編2節

信仰の目で神のご栄光を見る

人類初の宇宙飛行に成功し、地球の大気圏外を一周したソビエト連邦(当時)の宇宙飛行士ガガーリンが、「神はどこにもいなかった」と言ったとされます。一方、アポロ15号に乗って月を探査したアメリカのアーウィン…

マタイ 13章24-30,36-43節

「そのとき、正しい人々はその父の国で太陽のように輝く。耳のある者は聞きなさい。」 マタイによる福音書 13章43節

父の国で太陽のように輝く日

主イエスが神の国をこの地上に本当にもたらしてくれるなら、その支配はもっとはっきりと現れるべきではないか。そうでないなら、この世の人びとと同じように生きる方が得策ではないか。このような問いは、誰でも持…

アモス 9章

その日には
…廃虚を復興して
昔の日のように建て直す。
こうして、…
わが名をもって呼ばれるすべての国を
彼らに所有させよう、と主は言われる。 アモス書 9章11節~12節

回復以上の恵みの約束

アモスの見た最後の幻では、偶像に汚された聖所の祭壇に立つ主なる神が、「罪に染まった」「小石ひとつ」こぼれることなく徹底的な裁きを下すと告げられます。背教と不正がはびこり、虚しい繁栄と平和を享受するイ…

1テモテ 1章

わたしのこの命令は、清い心と正しい良心と純真な信仰とから生じる愛を目指すものです。」 テモテへの手紙一 1章5節

信仰から生じる愛を目指して

パウロはエフェソの教会を牧会させるために、テモテをそこに残してきました。そのテモテに宛てて書かれたのが、この手紙です。 パウロには具体的な心配がありました。それは、教会の「ある人々」が「異なる教えを説…

1テモテ 2章

神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。 テモテへの手紙一 2章4節

すべての人のために祈る

私たちは普段、誰のために祈っているでしょうか。自分や家族、教会の兄弟姉妹のために祈ることがあるでしょう。それは大切な祈りです。しかしパウロは、それにとどまらず、「願いと祈りと執り成しと感謝とをすべて…

1テモテ 3章

同じように、奉仕者たちも品位のある人でなければなりません。…清い良心の中に信仰の秘められた真理を持っている人でなければなりません。 テモテへの手紙一 3章8節~9節

教会役員にふさわしい人物とは

パウロは、教会の「監督」や「奉仕者」にふさわしい人物について、さまざまな点から教えています。私たちの教会では長老(牧師を含む)や執事に当てはまることでしょう。 二つの職務には求められることに違いもあり…

1テモテ 4章

体の鍛練も多少は役に立ちますが、信心は、この世と来るべき世での命を約束するので、すべての点で益となるからです。 テモテへの手紙一 4章8節

信心のために自分を鍛える

あなたは普段、運動をされているでしょうか(わたしはほとんどしていません)。パウロは「体の鍛錬も多少は役に立ちます」と言っています。確かに体を鍛えることは健康に生きるために多少役立つでしょう。またアス…

詩編 20編

戦車を誇る者もあり、馬を誇る者もあるが
我らは、我らの神、主の御名を唱える。 詩編 20編8節

戦車を誇る者、主の御名を誇る者

詩編20編は、サムエル記下10章のアラムとアンモンの連合軍との戦争を背景にしています。当時、周辺国は、イスラエルにはない戦車や馬などの優秀な武器を持っていました。戦車や馬は、ソロモンの時代になってようや…

マタイ 13章31-33,44-52節

「畑に宝が隠されている。見つけた人は、そのまま隠しておき、喜びながら帰り、持ち物をすっかり売り払って、その畑を買う。」 マタイによる福音書 13章44節

神の国は畑に隠された宝

からし種のたとえとパン種のたとえに共通することは、その開始が取るに足らないものであっても、やがて想像もできないほど大きく成長することです。神の国もこれと同じで、初めから仰々しく臨んだということではな…

1テモテ 5章

やもめに子や孫がいるならば、これらの者に、まず自分の家族を大切にし、親に恩返しをすることを学ばせるべきです。それは神に喜ばれることだからです。 テモテへの手紙一 5章4節

やもめと自分の家族を大切にする

夫に先立たれた「やもめ」は、経済的・社会的に弱い立場に置かれています。それゆえ初代教会は、やもめの世話を行っていました。パウロも「身寄りのないやもめを大事にしてあげなさい」と命じています。ただし、「…