ホセア書 10章
恵みの業をもたらす種を蒔け
愛の実りを刈り入れよ。
新しい土地を耕せ。
主を求める時が来た。
ついに主が訪れて
恵みの雨を注いでくださるように。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ホセア書 10章12節
正義と愛の実を刈り入れる
袴田 康裕(神戸改革派神学校)
恵みの業をもたらす種を蒔け
愛の実りを刈り入れよ。
新しい土地を耕せ。
主を求める時が来た。
ついに主が訪れて
恵みの雨を注いでくださるように。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ホセア書 10章12節
袴田 康裕(神戸改革派神学校)
2023年8月の聖書日課をまとめて表示します。
「ホセア書」の聖書日課をまとめて表示します。
袴田 康裕が担当した聖書日課をまとめて表示します。
イスラエルの民に対して、主は「恵みの業をもたらす種を蒔け、愛の実りを刈り入れよ」と命じられました。この「恵みの業」とは「正義」のことです。それゆえ、主がイスラエルに求められたのは、「正義の種を蒔き、愛の実を刈り入れること」です。新しい土地を耕して、正義の種を蒔き、愛の実りの収穫を多く得ることが求められました。それが契約の神の民に求められていたことです。
私たちキリスト者は、新しいイスラエルと呼ばれる契約の民です。その私たちに求められていることも同じです。正義の種を蒔き、愛の実りを刈り入れることです。
イスラエルはこの主の委託に応えることができませんでした。それゆえ、滅びに定められます。このイスラエルの歩みは、まさに私たちへの警告です。イスラエルと同様、私たちにも多くの恵みが神から与えられています。この神の恵みに誠実に応えるのでなければ、私たちも裁きを免れることはできません。
イスラエルは「偽る心」「ふたごころ」を持ちました(2節)。私たちはそうであってはなりません。主なる神の誠実に対して、真実にお応えしていくことが何より求められています。「ついに主が訪れて、恵みの雨を注いでくださるように」と願いつつ。
【祈り】
主なる神よ。偽る心を持たず、神の誠実に真実にお応えして歩んでいかせてください。