リジョイス聖書日課 2023年1月

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2023年1月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  2月分配信中

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耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。

月刊誌 『リジョイス』PDF版 2月号配信中

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パソコンやタブレットで読める、月刊誌 『リジョイス』PDF版の配信を行っています。当ホームページで配信している聖書日課だけはなく、1冊全部を読むことができます。

わたしの街のこの教会 Vol.68 東広島教会

わたしの街のこの教会 Vol.68 東広島教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2023年1月は広島県東広島市にある「東広島教会」です。

黙示録 1章

「恐れるな。わたしは最初の者にして最後の者、また生きている者である。」
ヨハネの黙示録 1章17節~18節

過去も未来も主の御手に

「聖書は読むものではなく聴くものである」と言われます。読むことと聴くことには違いがあります。読むことには「目」、聴くことには「耳」が用いられます。また「読む」はこちらから向こう側に、「聴く」は向こう…

イザヤ 43章

初めからのことを思い出すな。
昔のことを思いめぐらすな。
見よ、新しいことをわたしは行う。
今や、それは芽生えている。 イザヤ書 43章18節~19節

一歩前に踏み出すために

「初めからのことを思い出すな。昔のことを思いめぐらすな」と語られます。「初めからのこと」、「昔のこと」とは出エジプトの出来事のことです(16、17節参照)。出エジプトは、イスラエルの民にとって神の最大の…

ヨハネ 8章

「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」
ヨハネによる福音書 8章12節

光はどこにあるのか

きょうの御言葉はエルサレムの仮庵祭の時に主イエスがお語りになった御言葉です。仮庵の祭りは、イスラエルの民の荒れ野の40年の旅を記念する祭りです。この祭りの間、夜になると神殿に4本の塔が建てられて、火がと…

ルカ 1章

わたしたちの間で実現した事柄について、…物語を書き連ねようと、多くの人々が既に手を着けています。
ルカによる福音書 1章1節~2節

神の偉大な物語

ルカは主イエス・キリストのすばらしさを何とかして伝えたいと願うようになりました。そこで彼は自分で主イエスの救いの物語を書こうと思い立ちます。こうして書きあがったのがルカによる福音書です。 ルカは福音書…

ルカ 2章

イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。
ルカによる福音書 2章52節

神と人とに愛される

ルカによる福音書2章は主イエスの誕生と幼少時代を記します。 主イエスはベツレヘムでお生まれになりました。宿屋には泊まる場所がなかったので家畜小屋でうまれたのです。その主イエスの誕生を最初に喜んだのは低…

ルカ 3章

「悔い改めにふさわしい実を結べ。…言っておくが、神はこんな石ころからでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。」
ルカによる福音書 3章8節

まことに優れたるメシア

救い主イエス・キリスト。このお方の到来を告げる一人の人物が荒れ野に登場します。洗礼者ヨハネです。この人は新約聖書に登場しますが、旧約最後の人物といってもよい。旧約とイエス・キリストを結びつけるのです…

ルカ 4章

「…
主がわたしを遣わされたのは、

主の恵みの年を告げるためである。」 ルカによる福音書 4章18節~19節

解放、回復、自由

ナザレの会堂で主イエスは言われます。わたしは解放と回復と自由を与えるために神から遣わされたのだ、と(18、19節)。これはイザヤ書61章に記されていることでした。キリストはこのイザヤ書を実現するためにこの…

マタイ 3章13-17節

そのとき、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と言う声が、天から聞こえた。
マタイによる福音書 3章17節

主の洗礼によって

主イエスが洗礼を受けられるこの箇所で、一つ特徴的な点があります。それは主が受洗されることを洗礼者ヨハネが思いとどまらせようとしていることです。主はこれに対して、ヨハネの思いを覚えると同時に、父なる神…

ルカ 5章

すると、イエスはシモンに言われた。「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」
ルカによる福音書 5章10節

キリストの御業の目撃者

主イエスの周りに人が集まってきました。群衆が多かったので、主イエスは湖上からお語りになろうと思い立ち、漁師たちに船を出すようにお願いします。この時に声をかけたのがシモン(後のペトロ)です。 話が終わっ…

ルカ 6章

「それは、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を置いて家を建てた人に似ている。」 ルカによる福音書 6章48節

確固たる土台の上に立つ

ルカ福音書6章には「平地の説教」と呼ばれる一連の教えが記されています。46~49節はこの説教の締めくくりに当たる場面です。 この説教はだれに対して語られたのでしょうか。イエス・キリストは、目を上げて弟子た…

ルカ 7章

使いに行った人たちが家に帰ってみると、その部下は元気になっていた。
ルカによる福音書 7章10節

キリストの権威ある言葉

6章20節から始まった平地の説教の後には、権威者としてのキリストの姿が描かれます。権威とは上に立つ力です。そして、究極的な権威は神にのみ帰されます。この権威をルカは百人隊長のエピソードで語ります。 彼は…

ルカ 8章

イエスが、「名は何というか」とお尋ねになると、「レギオン」と言った。たくさんの悪霊がこの男に入っていたからである。
ルカによる福音書 8章30節

健全さを取り戻して生きる

ルカによる福音書8章は主イエスの力がどれほど偉大かを記します。主イエスが弟子たちを伴い、船に乗っていた時のことです。湖に突風が吹き荒れました。しかし、この突風を主イエスは一喝されたのです。こうして、風…

ルカ 9章

12人は出かけて行き、村から村へと巡り歩きながら、至るところで福音を告げ知らせ、病気をいやした。
ルカによる福音書 9章6節

キリストに遣わされて生きる

本日の聖書箇所は主イエスが弟子たちを派遣された場面です。 どうして主イエスは弟子たちを派遣なさったのでしょうか。それは神の国が広がるためです。人びとがこの恵みを味わうためです。 主イエスは派遣するにあ…

詩編 1編

その人は流れのほとりに植えられた木。
ときが巡り来れば実を結び
葉もしおれることがない。
その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。 詩編 1編3節

主の教えを愛する人の祝福

幸せでありたい。これは誰もが追及してやまない目標です。けれども、「何が幸せなのか」と改めて考えると、答えは思うほど簡単ではありません。生活に困らないお金があること、健康であること、仲間や家族がいるこ…

ヨハネ 1章29-42節

ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊だ。」
ヨハネによる福音書 1章29節

罪を取り除く主イエス

先週に引き続き、洗礼者ヨハネと主イエスとの場面からです。ここでヨハネは、主イエスのことを的確に言い表しました。「世の罪を取り除く神の小羊」。私たちの罪を取り除く贖い主としての姿がこの言葉によく表現さ…

歴代上 1-2章

セム、アルパクシャド、シェラ、エベル、ペレグ、レウ、セルグ、ナホル、テラ、アブラム、これがアブラハムである。 歴代誌上 1章24節~27節

神の民の名前が語る赦しと憐れみの歴史

神学生のときに初めてヘブライ語の聖書を手にして驚いたことは、その文字の不可思議さもさることながら、書物の順番がいつも目にしている旧約聖書とは違うということでした。歴代誌は一番後ろに置かれています。そ…

歴代上 3-4章

ヤベツは兄弟たちの中で最も尊敬されていた。母は、「わたしは苦しんで産んだから」と言って、彼の名をヤベツと呼んだ。
歴代誌上 4章9節

神の民は祈り、神は聞かれ、歴史は連なる

3章にはダビデの子どもたちとその子孫の名前が連ねられています。4章に記されているのはダビデ王家を支えた人たちの系図です。 その記述のなかで目を引くのは、ヤベツという人物についてのものです。苦しみを意味す…

歴代上 5-6章

また東はユーフラテス川から荒れ野の入り口に及ぶ地にも住んだ。彼らの家畜がギレアドの地で増えたからである。
歴代誌上 5章9節

神が与えてくださるものがわたしの喜び

5章には、ルベン、ガド、マナセの半部族という、ヨルダン川の東側に生きた人たちの系図が記されています。 エルサレムから見れば、「向こう側」とも言える土地に彼らが生きたのはその場所を彼らが愛したからでした…

歴代上 7-8章

ネルにはキシュが生まれ、キシュにはサウルが生まれ、サウルにはヨナタン、マルキ・シュア、アビナダブ、エシュバアルが生まれた。
歴代誌上 8章33節

神の民の歴史に刻まれた良きものの継承

7章には、イサカル、ベニヤミン、ナフタリ、マナセ、エフライム、アシェルの部族の系図が記され、8章にはベニヤミン族の系図がもう一度、より詳しく記されています。そのベニヤミン族からイスラエル最初の王サウル…

歴代上 9章

…レビ人であった。彼らは神殿の周囲で夜を過ごした。神殿を警備し、毎朝その扉を開くことが彼らの責任であった。 歴代誌上 9章26節~27節

神が創造される礼拝に心を込めて与かる

9章には、バビロン捕囚から帰還した後の新しい共同体の姿が記されています。「最初に自分たちの町の所有地に帰って住んだのは、イスラエルの人々、祭司、レビ人、神殿の使用人であった」と記されています(2節)。…

詩編 2編

すべての王よ、今や目覚めよ。
地を治める者よ、諭しを受けよ。
畏れ敬って、主に仕え
おののきつつ、喜び躍れ。 詩編 2編10節~11節

神を畏れ敬うことこそ人の幸い

きょうの詩編では、結束して神に逆らう地上の王たちと、神が油注いで立てたまことの王とが対照的に描かれています。新約聖書はこの詩編に描かれるまことの王をイエス・キリストだと証ししています(使徒4章25、26節…

マタイ 4章12-22節

イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。 マタイによる福音書 4章19節

わたしについてきなさい

サタンの誘惑を受け、退けられた主イエスは、伝道を開始されました。その手始めとして、弟子たちを召して教会を招集されます。主イエスは弟子となる人びとの生活の場まで来て、御声を掛けました。「わたしについて…

歴代上 10章

彼は主に尋ねようとしなかったために、主は彼を殺し、王位をエッサイの子ダビデに渡された。 歴代誌上 10章14節

主を尋ね求める幸いと主を求めない罪

歴代誌はここから、ダビデ、ソロモン、南ユダ王国に焦点を合わせて記述しています。そのため、サウルの物語はサムエル記と比べ、簡略化され、この10章にのみ記されています。 サウルはペリシテとの戦いで傷を負いま…

歴代上 11-12章

30人の中でも重んじられたが、武勲は三勇士に及ばなかった。ダビデは彼を護衛兵の長に任じた。 歴代誌上 11章25節

武勲が三勇士に及ばなくとも

サウル王が退けられ、新しい王としてダビデが即位します。ダビデは主の御前でイスラエルの長老たちと契約を結び、油注がれました。イスラエルの新しい王の誕生です。その後、ダビデはエブスの町に向かい、この地を…

歴代上 13章

その日、ダビデは神を恐れ、「どうして神の箱をわたしのもとに迎えることができようか」と言って、ダビデの町、自分のもとに箱を移さなかった。
歴代誌上 13章12節~13節

罪を重く受け止め恐れる心

神の箱は、神の臨在の象徴としてイスラエルが特に大事にした箱です。しかし、長い期間、箱はキルヤト・エアリムのアビナダブの家に置かれたままでした。ダビデはこの状況に問題意識を持ち、神の箱をエルサレムへ移…

歴代上 14章

ダビデは神に託宣を求めた。「ペリシテ人に向かって攻め上るべきでしょうか。…」主はダビデに答えられた。「攻め上れ。あなたの手に渡す。」 歴代誌上 14章10節

主を尋ね求める王

ティルスの王ヒラムはダビデのもとに使節を派遣し、王宮建築のための材料を送ってきました。この出来事はダビデ王が異邦の町の王からも尊敬を受ける王であったことを明らかにしています。しかし、すべての国がダビ…

歴代上 15章

サウルの娘ミカルは窓からこれを見下ろしていたが、喜び踊るダビデを見て、心のうちにさげすんだ。 歴代誌上 15章29節

人にさげすまれようとも

神の箱は、イスラエルが特に大事にした神の臨在の象徴です。ウザが打たれた事件の後、神の箱は3ヵ月、オベド・エドムの家に置かれていました。15章では神の箱を再びエルサレムへ運ぶ様子が記されています。前回の失…

詩編 3編

主よ、それでも
あなたはわたしの盾、わたしの栄え
わたしの頭を高くあげてくださる方。 詩編 3編4節

神への信頼が心に平安をもたらす

『ハイデルベルク信仰問答』問21は、まことの信仰について「…確かな認識のことだけでなく、…心からの信頼のことでもあります」と述べています。神ヘの信頼がなければ、どんなに神の言葉の正しさを理解しても、それ…

マタイ 5章1-12節

「心の貧しい人々は、幸いである、
天の国はその人たちのものである。」 マタイによる福音書 5章3節

貧しさゆえの幸い

神の支配の到来を目の当たりにした大勢の群衆は、「御国の福音」、また癒しの数々を目の当たりにして主イエスに従って来ました(4章23~25節)。その彼らに、主イエスがされたことは、「説教」することでした。主の…

歴代上 16章

ダビデは主の御名によって民を祝福し、イスラエル人のすべてに、男にも女にも、パン1個となつめやしの菓子、干しぶどうの菓子を分け与えた。 歴代誌上 16章2節~3節

喜びと奉仕を分かち合う

神の箱が無事に運び込まれ、ダビデの張った天幕の中に安置されました。前の章でダビデは神の箱の帰還を心から喜び、踊りました。しかし、彼は自分が喜ぶだけではなく、神の箱を安置するために労した人たちとの分か…

歴代上 17章

「神なる主よ、何故わたしを、わたしの家などを、ここまでお導きくださったのですか。」 歴代誌上 17章16節

小さき者を顧みる主

神はご自身のために神殿を建てようと願うダビデの思いに対して、ナタンを通して語られました。それは、「わたしのために住むべき家を建てるのはあなたではない」(4節)、「主が、あなたのために家を建てる」(10節…