2022年12月の聖書日課
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わたしの街のこの教会 Vol.67 坂戸教会
毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2022年12月は埼玉県坂戸市にある「坂戸教会」です。
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毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2022年12月は埼玉県坂戸市にある「坂戸教会」です。
ダビデは、「ベツレヘムの城門の傍らにある、あの井戸の水を飲ませてくれる者があればよいのに」と切望した。 歴代誌上 11章17節
歴代誌上10章以下にはダビデ王の功績が記されています。数あるダビデの話の中で、地味ではあるものの注目に値する逸話があります。 あるとき、ダビデは「ベツレヘムの城門の傍らにある、あの井戸の水を飲ませてくれ…
僕とあなたの民イスラエルがこの所に向かって祈り求める願いを聞き届けてください。…天から耳を傾け、聞き届けて、罪を赦してください。 歴代誌下 6章21節
歴代誌下の最初の9章は、ソロモン王の業績が記されています。その中でも神殿建築に関わる記事がこれらの章のほとんどを占めています。 神殿が完成し、神にこの神殿を奉献するにあたってソロモンは長い祈りを神にさ…
こうして主がエレミヤの口を通して告げられた言葉が実現し、…その荒廃の全期間を通じて地は安息を得、70年の年月が満ちた。
歴代誌下 36章21節
ソロモン王の死後、王国は南北に分裂し、ソロモン王が神殿奉献のときに祈りの中で列挙した罪が現実となってしまいます。正しい王の治世も束の間、神への誠実な生き方は失われ、とうとう罪は極みに達します。ついに…
夜ごと、ふしどに恋い慕う人を求めても
求めても、見つかりません。
起き出して町をめぐり
通りや広場をめぐって
恋い慕う人を求めよう。 雅歌 3章1節~2節
幾つの夜を越えてゆけば、恋しい人は再び来てくれるだろう。おとめの焦がれる思いに祈りを合わせます。 過去の甘美な記憶は、あの人が今いないという辛さを突きつけもします。待つことは痛く苦しいことでもありまし…
「はっきり言っておく。天が開け、神の天使たちが人の子の上に昇り降りするのを、あなたがたは見ることになる。」
ヨハネによる福音書 1章51節
ヨハネによる福音書は、主イエスのなさった奇跡を奇跡とは呼ばずに「しるし」と呼びます。これはこの福音書にだけ見られる独特な表現で、合わせて七つのしるしが語られていて、これらの「しるし」が軸となって、主…
イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。
ヨハネによる福音書 2章11節
主イエスが弟子たちを連れて始められた伝道の働きの最初の出来事です。主イエスは弟子たちを連れて、ガリラヤのカナで結婚式に出席されました。そこで、振る舞われるはずのぶどう酒が足りなくなってしまいましたが…
イエスは言われた。「帰りなさい。あなたの息子は生きる。」その人は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った。
ヨハネによる福音書 4章50節
カナで息子のいやしを求めてやって来た父親に主イエスは言われました。「あなたがたは、しるしや不思議な業を見ないと信じない」と。主イエスはこの父親の願いを拒まれるかのようです。しかし、父親はなおも「主よ…
このために、ユダヤ人たちは、ますますイエスを殺そうとねらうようになった。
ヨハネによる福音書 5章18節
エルサレムに上られた主イエスは、ベトザタの池で38年もの間、病気のために横たわり続けていた人をいやされます。「起き上がり、床を担いで歩きなさい」と命じられると、この人は床を担いで歩きだしました。これが…
イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。また、魚も同じようにして、欲しいだけ分け与えられた。
ヨハネによる福音書 6章11節
主イエスはガリラヤ湖の向こう岸で、男だけで5千人の人びとをわずか5つのパンと2匹の魚で養われます。これが四つ目のしるしです。このしるしもまた、主イエスが、神の独り子であり、私たちの救い主であることを示し…
イエスは言われた。「わたしだ。恐れることはない。」
ヨハネによる福音書 6章20節
パンの奇跡の後、弟子たちは舟に乗ってカファルナウムに向かいます。この時は、弟子たちだけで舟に乗り込み、対岸に向かいました。そこへ強い風が吹いて来て、湖が荒れ始めました。すると主イエスが湖の上を歩いて…
エルサレムのおとめたちよ、誓ってください
愛がそれを望むまでは
愛を呼びさまさないと。 雅歌 8章4節
おとめは「愛がそれを望むまでは」と、これまでに二度繰り返した言葉を最後にもう一度、発します。同じ言葉は発せられるたびに、その意味を深め、ここに辿り着きました。 最初に、その言葉が発せられたとき(2章7節…
イエスはお答えになった。「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである。」
ヨハネによる福音書 9章3節
主イエスは、生まれつき目が見えなかった人をいやされ、その目を見えるようにされました。それが主イエスのなさった六つ目のしるしです。 主は生まれつき目の見えない人をじっと見つめられます。そのとき、弟子たち…
こう言ってから、「ラザロ、出て来なさい」と大声で叫ばれた。 ヨハネによる福音書 11章43節
主イエスは、この福音書で七つのしるしを行われました。そのクライマックスがこのラザロの復活です。このしるしは、最後の七つ目のしるしであり、また最大のしるしです。 ラザロが重い病気にかかっていることが、そ…
「今こそ、この世が裁かれる時。今、この世の支配者が追放される。わたしは地上から上げられるとき、すべての人を自分のもとへ引き寄せよう。」
ヨハネによる福音書 12章31節~32節
ヨハネ福音書は12章から主イエスが十字架にかけられ、復活される1週間の出来事を語っています。十字架と復活は神の救いの御業そのものであり、しるしではありません。しるしが指し示していたものです。 主イエスは…
ピラトはまた出て来て、言った。「見よ、あの男をあなたたちのところへ引き出そう。」…ピラトは、「見よ、この男だ」と言った。 ヨハネによる福音書 19章4節~5節
主イエスは十字架にかけられる前に、ポンテオ・ピラトのもとで裁判にかけられます。ピラトは、主イエスが無罪であることに気づいていました。主イエスをなんとか釈放しようと試みますが、うまくいきません。そこで…
イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」 ヨハネによる福音書 20章29節
復活された主イエスはトマスに最後に言われます。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は幸いである」と。主イエスは、「あなたは、本当は見ないで信じるべきだった」と、トマスの不信仰を責めておら…
これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。 ヨハネによる福音書 20章31節
ヨハネによる福音書は、七つのしるしを軸にして、主イエス・キリストのこと、この方が神の子メシアであることを証ししています。30節には、「このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、そ…
大水も愛を消すことはできない
…
愛を支配しようと
財宝などを差し出す人があれば
その人は必ずさげすまれる。 雅歌 8章7節
愛が自由なる翼を広げて、人間を包むとき、この世界がいかなる悪に覆われていても、生きるに値するものであることを教えてくれます。しかし、ひと度、愛を自らの手のひらに囲おうとするとき、愛はその人から見えな…
わたしは、語りかける声の主を見ようとして…振り向くと、7つの金の燭台が見え、燭台の中央には、人の子のような方がおり、…
ヨハネの黙示録 1章12節~13節
ヨハネは、神の言葉と主イエスの証しのゆえに流刑にされたパトモス島で、よみがえりのイエスが王として高く上げられている幻を見ました。 ヨハネが振り向くと、7つの金の燭台が見え、燭台の中央には、人の子のよう…
「見よ、…だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。」
ヨハネの黙示録 3章20節
主イエスは、ラオディキアにある教会に「あなたは、冷たくもなく熱くもない。むしろ、冷たいか熱いか、どちらかであってほしい。熱くも冷たくもなく、なまぬるいので、わたしはあなたを口から吐き出そうとしている…
24人の長老は、…世々限りなく生きておられる方を礼拝し、自分たちの冠を玉座の前に投げ出して言った。
ヨハネの黙示録 4章10節
著者ヨハネは、神の声を聞くと、霊に満たされて、開かれた天に玉座が設けられ、神がそこに座っておられるのを見ました。これは、万物が御座におられる主によって支配されていることを象徴します。その万物の中に、…
…この天使に多くの香が渡された。すべての聖なる者たちの祈りに添えて、玉座の前にある金の祭壇に献げるためである。 ヨハネの黙示録 8章3節
6章からは、7つの封印、7つのラッパ、7つの鉢について記されています。そのどれもが、正義に溢れる神の国が、天にあるように、この地上にも到来することを描いています。 小羊が第五の封印を開いたとき、神の言葉と…
「彼はお前の頭を砕き
お前は彼のかかとを砕く。」 創世記 3章15節
きょうの聖書箇所は、クリスマスにそぐわないと思われるかもしれません。しかし、クリスマスにぜひ読みたい御言葉です。神の御子が地上にお生まれになったのは、私たち人間を「罪」から救うためだからです。 最初の…
その日が来れば
エッサイの根は
すべての民の旗印として立てられ
国々はそれを求めて集う。
そのとどまるところは栄光に輝く。 イザヤ書 11章10節
今年は本当に辛い一年でした。コロナ禍、気候変動、政治の腐敗、ウクライナにおける戦争。心を痛めずにおれない、辛い出来事が続いています。人間の罪深さ、平和の尊さ、そして平和を実現することの難しさを今、痛…
「わたしはこの目であなたの救いを見たからです。」 ルカによる福音書 2章30節
クリスマスおめでとうございます。きょう、多くの教会でクリスマスの礼拝が献げられることでしょう。 幼子イエスがお生まれになった頃、神の神殿でメシアの誕生を待ち焦がれ、祈っている人がいました。ルカはシメオ…
「救いは、玉座に座っておられるわたしたちの神と、小羊とのものである。」
ヨハネの黙示録 7章10節
8章から11章の中心主題は、この世を震撼させる7つのラッパです。最初の5つのラッパは、エジプトに下された災いを彷彿とさせます。また、6つ目のラッパが鳴ると、4人の天使が放たれ、人間の3分の1が殺戮されます。し…
すると、天使はわたしに言った。「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い。」
ヨハネの黙示録 10章9節
著者ヨハネは、「天使の手にある、開かれた巻物」を「受け取って、食べてしまえ」という天からの声を聞きます。「食べてしまえ」とは、「完全に消化して自分のものとせよ」という意味です。ちょうど食べ物がその人…
「この世の国は、我らの主と、
そのメシアのものとなった。
主は世々限りなく統治される。」 ヨハネの黙示録 11章15節
11章には二人の証人が登場します。ヨハネはこの二人を燭台と呼びます。これは、ヨハネが全世界の諸教会を表すときに使う言葉です。つまりこの幻は、偶像礼拝をする国々に唯一のまことの神に立ち帰れと呼びかけ、人…
そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では刈り入れが行われた。
ヨハネの黙示録 14章16節
12章からは、竜とその味方に対するキリストと教会の勝利の場面が描写されます。教会とこの世の戦いは、実はキリストとサタン(竜)の戦いであることが分かってきます。 まず、竜がキリストを滅ぼそうと試みますが失…
「わたしたちは喜び、大いに喜び、
神の栄光をたたえよう。
小羊の婚礼の日が来て、
花嫁は用意を整えた。」 ヨハネの黙示録 19章7節
「バビロン」が滅亡すると、ヨハネは天使と人から成る群衆の大歓声を聞きます。「小羊の婚礼の日が来て、花嫁は用意を整えた」。 へブライ人の結婚では、婚約すると、花嫁花婿は法的に夫婦となります。婚約と結婚式…
神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。
ヨハネの黙示録 21章3節~4節
ヨハネの黙示録は、新しい天と地という最後の幻をもって終わります。天使はヨハネに、夫のために着飾った花嫁を見せます。それは神と契約の民が永遠に結ばれることを表しています。「神は自ら人と共にいて、その神…
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