リジョイス聖書日課 2022年9月

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2022年9月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  10月分配信中

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耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。

月刊誌 『リジョイス』PDF版 10月号配信中

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パソコンやタブレットで読める、月刊誌 『リジョイス』PDF版の配信を行っています。当ホームページで配信している聖書日課だけはなく、1冊全部を読むことができます。

わたしの街のこの教会 Vol.64 千里山教会

わたしの街のこの教会 Vol.64 千里山教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2022年9月は大阪府吹田市 にある「千里山教会」です。

エレミヤ 46-52章

その日、その時には、…ユダの罪も見いだされない。わたしが、生き残らせる人々の罪を赦すからである。 エレミヤ書 50章20節

罪が赦される神の時は必ず来る

エレミヤは、かつて神から呼びかけられたとおり(1章10節)、諸国民に向けてもその言葉を残しました。 エレミヤ書だけでなく、イザヤ書やエゼキエル書などの預言書にも諸国民への預言はあります。なぜなら、神はイ…

哀歌 1-2章

主の御前に出て
水のようにあなたの心を注ぎだせ。 哀歌 2章19節

哀しみから知りえる神に帰る道

哀歌は、古くは「エレミヤの哀歌」とも言われました。七十人訳ギリシア語訳聖書では序文があり、「イスラエルが捕囚となり、エルサレムが荒廃して後、エレミヤは座して泣き…」という言葉で始まります。 「夜もすが…

哀歌 3-5章

人の子らを苦しめ悩ますことがあっても
それが御心なのではない。 哀歌 3章33節

神への望みが道を照らし出す

「助けを求めて叫びをあげても、わたしの訴えはだれにも届かない」と、哀歌の著者は言います(3章8節)。「助けて」と言うだけでも勇気がいることなのに、その声が無視され、見捨てられた状態です。 こうした現実に…

詩編 102編

後の世代のために
このことは書き記されねばならない。
「主を賛美するために民は創造された。」 詩編 102編19節

わたしは新しく創造されました

詩人は、「主よ、わたしの祈りを聞いてください」(1節)と神に呼びかけ、自身の病の苦しみを語ります。「骨は炉のように焼ける」、「心は草のように乾く」、さらに「わたしは呻き、骨は肉にすがりつき」(4~6節)…

1テサロニケ 1-3章

あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを… テサロニケの信徒への手紙一 1章3節

信仰の働き愛の労苦希望の忍耐

テサロニケの教会には「信仰」と「愛」と「希望」、この三つを基にした実がありました。それゆえ、マケドニア州とアカイア州にいるすべての信徒の模範となりました(1章7節)。 まず「信仰」ですが、彼らの信仰は、…

1テサロニケ 4-5章

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。 テサロニケの信徒への手紙一 5章16節~18節

主の再臨を待ち望む姿勢

テサロニケの信徒への手紙一が各章ごとに「主の再臨」について述べているほど、当時、主の再臨は大きな話題でした。もちろん、テサロニケの教会の信徒は、再臨信仰を持っていました。しかし、主の再臨のときに、眠…

2テサロニケ 1章

…あなたがたが今、受けているありとあらゆる迫害と苦難の中で、忍耐と信仰を示していることを、神の諸教会の間で誇りに思っています。 テサロニケの信徒への手紙二 1章4節

苦難の中で忍耐と信仰を示す

使徒パウロは、テサロニケの信徒たちの信仰と愛がとてつもなく高まっているのを見ています。文字どおり、3節にあるように「信仰が大いに成長し」、非常に豊かになったのです。希望を持って忍耐した(1テサ1章3節)…

2テサロニケ 2-3章

主の日は既に来てしまったかのように言う者がいても、すぐに動揺して分別を無くしたり、慌てふためいたりしないでほしい。 テサロニケの信徒への手紙二 2章2節

動揺しないでしっかり立とう

パウロがテサロニケの人びとに宛てた手紙には、いずれもキリストの再臨について書かれています。2節では、キリストの再臨について広まっている偽りのニュースを正面から取り上げています。この噂は、テサロニケの若…

1テモテ 1-2章

「キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた」という言葉は真実であり、…わたしは、その罪人の中で最たる者です。 テモテへの手紙一 1章15節

罪人の頭である「わたし」が召された

キリスト教最大の伝道者パウロから訓練を受け、良き協力者であった若いテモテに書き送った手紙を読んでいきます。テモテは、パウロが第2回伝道旅行でリストラに立ち寄った時に見出した人物です。母と祖母の信仰に育…

1テモテ 3-6章

あなたの内にある恵みの賜物を軽んじてはなりません。その賜物は、長老たちがあなたに手を置いたとき、預言によって与えられたものです。 テモテへの手紙一 4章14節

長老たちによる按手の賜物

改革派教会では、新しく教師が誕生するとき、中会で教師と長老たちによる按手という儀式が執り行われます。この教師を聖霊によって守り導き、その務めを忠実に果たすことができるよう助けてくださいと、主に委ねる…

詩編 103編

主は憐れみ深く、恵みに富み
忍耐強く、慈しみは大きい。 詩編 103編8節

わたしの魂よ主をたたえよ

「わたしの魂よ、主をたたえよ」で始まる103編は、捕囚期以降の作品と言われています。「主は御自分の道をモーセに、御業をイスラエルの子らに示された」(7節)と語る詩人は、モーセの出エジプトと捕囚からの解放…

エゼキエル 1-3章

「人の子よ、わたしが与えるこの巻物を胃袋に入れ、腹を満たせ。」わたしがそれを食べると、それは蜜のように口に甘かった。 エゼキエル書 3章3節

御言葉を真に味わおう

エゼキエルはユダ王国の滅びが迫っている時代に、捕囚の地バビロンで、同胞であるイスラエルに主の言葉を語る預言者として召されました。 しかし同胞とはいえ、エゼキエルが遣わされるのは、神への「反逆の民」、「…

エゼキエル 4章

「大麦のパン菓子のようにそれを食べなければならない。それを人々の目の前で人糞で焼きなさい。」 エゼキエル書 4章12節

神の民を覆う深刻な罪

イスラエルの民に主の言葉を語るように召されたエゼキエルは、不思議なことにれんがの上に都エルサレムを刻むように命じられます(1節)。これを包囲し、陣営を設けて、城壁を崩すための破城槌を配備するようにと言…

エゼキエル 16章

しかし、わたしがお前の傍らを通って、お前が自分の血の中でもがいているのを見たとき、わたしは血まみれのお前に向かって、「生きよ」と言った。 エゼキエル書 16章6節

わたしはお前に生きよと言った

エルサレムへのこの預言は、エゼキエル書の中で最も長い預言です。 ここでは、エルサレムが望まれずに出生し捨てられた一人の少女として描かれ、その子を生かすために主が裸の彼女を十分に装わせ、愛される年頃にな…

エゼキエル 18章

「わたしはだれの死をも喜ばない。お前たちは立ち帰って、生きよ」と主なる神は言われる。 エゼキエル書 18章32節

お前たちは立ち帰って生きよ

今日の箇所には、イスラエルの民の間でもてはやされていた一つのことわざが出てきます(2節)。先祖の善悪の行いに応じて、その子孫に報いが生じることを意味しています。 確かに、主を否む者には父祖の罪を子孫に…

エゼキエル 20章

「わが名のゆえに、わたしが働きかけるとき、イスラエルの家よ、お前たちはわたしが主であることを知るようになる」と主なる神は言われる。 エゼキエル書 20章44節

ただわが名のゆえに

エゼキエルは民に、なぜ自分たちが攻められ国を追われて、今バビロンの地で捕囚となっているかを、これまでのイスラエルの歴史を語ることで明らかにします。 出エジプト、その後の荒れ野、そこからの約束の地での歩…

エゼキエル 24章

「頭にターバンを巻き、足に靴を履け。また、嘆いてはならない。泣いてはならない。お前たちは自分の罪のゆえに衰え、互いに嘆くようになる。」 エゼキエル書 24章23節

罪のゆえに衰え嘆く

エゼキエルは、エルサレムの滅びとその結果であるバビロンへの捕囚を象徴する行為をするよう主から繰り返し命じられますが、ここで彼は、最も辛いことに直面させられる中でその行為を命じられます。 それは、「あな…

詩編 104編

どうか、罪ある者がこの地からすべてうせ
主に逆らう者がもはや跡を絶つように。 詩編 104編35節

罪を赦し秩序を回復される神

104編は、「わたしの魂よ、主をたたえよ」で始まり、神によって創造されたことを賛美する「ハレルヤ」で閉じられています。詩人は、神の天地創造と摂理の御業を細やかに描きながら賛美しています。光、天、雲、風を…

エゼキエル 33章

我々の捕囚の第12年10月5日に、エルサレムから逃れた者がわたしのもとに来て言った。「都は陥落した」と。 エゼキエル書 33章21節

罪と裁きの果てにある主の救い

捕囚の地であるバビロンに連行されたエゼキエルは、そこで主から預言者として見張りの務めを与えられます。彼は主の裁きがエルサレムに迫っていることをイスラエルの民に告げます。さらに悪人が立ち帰ること、ただ…

エゼキエル 34章

わたしは彼らのために一人の牧者を起こし、彼らを牧させる。それは、わが僕ダビデである。彼は彼らを養い、その牧者となる。 エゼキエル書 34章23節

羊のために労する真の羊飼い

きょうの箇所では、「イスラエルの牧者たち」と言われるユダ王国の指導者たちが問われています。これらの牧者たちは羊の群れである民を養うのではなく、かえって自分自身を肥え太らせ、過酷に群れを支配します。挙…

エゼキエル 36章

わたしは、お前たちが国々で汚したため、彼らの間で汚されたわが大いなる名を聖なるものとする。 エゼキエル書 36章23節

わが聖なる名のため

イスラエルの民の歩みが御前に汚れたものであったために、主の憤りが民に注がれます。その結果、民は他の国々に散らされ、裁きを受けることになりました(16~19節)。にもかかわらず民は、散らされた先の国々で、…

エゼキエル 37章

「主なる神はこう言われる。霊よ、四方から吹き来れ。霊よ、これらの殺されたものの上に吹きつけよ。そうすれば彼らは生き返る。」 エゼキエル書 37章9節

これらの骨は生き返ることができるか

主からエゼキエルに示された枯れた骨の幻は、エゼキエル書の中で最も有名な箇所と言われます。この幻に出る多くの骨は甚だしく枯れており、これらの骨はイスラエルの全家であり、希望の無い状況にあることが明らか…

エゼキエル 38-39章

それゆえ、主なる神はこう言われる。今やわたしはヤコブの繁栄を回復し、イスラエルの全家をわが聖なる名のゆえに熱い思いをもって憐れむ。 エゼキエル書 39章25節

主の熱い思いによって

38章から39章には総首長ゴグという人物が登場し、ゴグが主に命じられて大軍勢と共に終わりの日にイスラエルを攻める様子が記されます。このゴグが何者なのか、私たちにははっきりと分かりませんが、恐らく終わりの…

エゼキエル 47章

川のほとり、その岸には、こちら側にもあちら側にも、あらゆる果樹が大きくなり、…月ごとに実をつける。水が聖所から流れ出るからである。 エゼキエル書 47章12節

神の命の恵みと水の流れ

40章から、新しい神殿の幻が示されます。都エルサレムは陥落し、見える神殿は破壊されました。その中でエゼキエルは、全く新しい主の神殿の幻を見せられるのです。 きょうの箇所は、その神殿から流れ出る水の流れに…

詩編 105編

それゆえ彼らは主の掟を守り
主の教えに従わなければならない。
ハレルヤ。 詩編 105章45節

神の恵みを一つひとつ思い起こす

詩人は、「主の成し遂げられた驚くべき御業と奇跡を、主の口から出る裁きを心に留めよ」と語ります(5節)。イスラエルの救いの歴史とその恵みを思い起こしています。 アブラハム、イサク、ヤコブへと受け継がれた…

ダニエル 1章

ダニエルは宮廷の肉類と酒で自分を汚すまいと決心し、自分を汚すようなことはさせないでほしいと侍従長に願い出た。 ダニエル書 1章8節

天の糧に養われる神の民

キリスト者が極めて少ない日本。この国に生きる私たちに、信仰の戦いについて多くのことを教えてくれる、それがダニエル書です。 バビロンの王ネブカドネツァルは、目を付けたイスラエルの少年の全身を染めようとし…

ダニエル 3-5章

「そうでなくとも、御承知ください。わたしたちは王様の神々に仕えることも、お建てになった金の像を拝むことも、決していたしません。」 ダニエル書 3章18節

燃え盛る炎を越えて

出エジプトにおけるアロン、王国時代におけるヤロブアム。イスラエルは、金の像を拝み神の裁きが下される悲惨な歴史を経験してきました。 ユダヤ人の3人の若者は、バビロンの王を通して同じ試練の前に立たされます…

ダニエル 6章

家に帰るといつものとおり2階の部屋に上がり、エルサレムに向かって開かれた窓際にひざまずき、日に三度の祈りと賛美を自分の神にささげた。 ダニエル書 6章11節

いつも通りの変わらない祈り

地上での戦いにおいて私たちにはいろいろな声が聞こえてきます。だからこそ私たちは、神の声を聞く習慣を身につける必要があります。 ダニエルは異国で絶大な信頼を得ました。周囲の人びとはダニエルを妬み、陥れる…

ダニエル 7章

見よ、「人の子」のような者が天の雲に乗り
「日の老いたる者」の前に来て、そのもとに進み
権威、威光、王権を受けた。 ダニエル書 7章13節~14節

風と波と獣と「人の子」の支配

この世の権力は時として獣のように襲ってきます。ダニエルが見た幻はその様子を指し示していました。 風が吹き、波が立ち、4頭の獣が現れます。獅子のような、熊のような、豹のような獣が、さらにその3頭よりも恐ろ…

ダニエル 9章

わたしたちの罪と父祖の悪行のために、エルサレムもあなたの民も、近隣の民すべてから嘲られています。 ダニエル書 9章16節

人びとの荒廃と罪を見つめて

キレイな店、キレイな道、キレイな駅。日本は「世界で一番キレイな国」と評されることが少なくありません。 しかし、そこに住む人びとの心はどうでしょうか。外見が整っていても、心が「荒れ」、心が「廃れ」てしま…