2022年10月の聖書日課
月刊誌 『リジョイス』PDF版 11月号配信中
月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括 11月分配信中
耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。
わたしの街のこの教会 Vol.65 尾張旭教会
毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2022年月10月は愛知県 尾張旭市 にある「尾張旭教会」です。
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毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2022年月10月は愛知県 尾張旭市 にある「尾張旭教会」です。
「終わりまでお前の道を行き、憩いに入りなさい。」
ダニエル書 12章13節
燃え盛る炎、獅子の洞窟。異国の地での命を懸けた信仰の戦いがダニエル書には記されていました。それらの戦いを経て、ダニエル書の最後には、世界の「終わりの時」のことが記されています。ダニエルはそれを聞きま…
ハレルヤ。
恵み深い主に感謝せよ、慈しみはとこしえに。 詩編 106編1節
詩人は、ハレルヤと語り始め、同じ言葉で結び、神を賛美しています。しかし、賛美と賛美の間に、先祖たちの神への反抗の歴史を語ります。先祖たちは、紅海をわたり、エジプトを脱出できた神からの恵みを忘れて、欲…
キリスト・イエスの立派な兵士として、わたしと共に苦しみを忍びなさい。
テモテへの手紙二 2章3節
パウロが著した書簡の中で最後の手紙がテモテへの第二の手紙です。ここでは、先輩から後輩へ語り継ぐ厳しい調子ではなく、父がわが子に親しく語りかけるような深い愛情に満ちた面持ちが深く感じられます。 何よりも…
御言葉を宣べ伝えなさい。折りが良くても悪くても励みなさい。
テモテへの手紙二 4章2節
伝道者パウロの遺筆と呼ばれるテモテへの第二の手紙の最後の勧めです。「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい」。 たとえ周囲の状況が好ましくなくても、内側の体制が十分に整えられていなくて…
主がホセアに語られたことの初め。
主はホセアに言われた。
「行け、淫行の女をめとり
淫行による子らを受け入れよ。」 ホセア書 1章2節
ホセアは、神に背き続けたイスラエルの民に向かって、やがて来る神の裁きを語りました。しかし、それ以上に、それでもご自分の民を見捨てることのない神の愛を、言葉と行いにおいて示し続けた愛の預言者でした。神…
わたしが喜ぶのは
愛であっていけにえではなく
神を知ることであって
焼き尽くす献げ物ではない。 ホセア書 6章6節
神に背き続けた北イスラエル王国は、いよいよ国家滅亡の危機を迎えます。厳しい現実に直面したイスラエルの人々は、「さあ、我々は主のもとに帰ろう。主は我々を引き裂かれたが、いやし」てくださるだろうと、期待…
恵みの業をもたらす種を蒔け
愛の実りを刈り入れよ。
新しい土地を耕せ。
主を求める時が来た。
ついに主が訪れて
恵みの雨を注いでくださるように。 ホセア書 10章12節
「新しい土地を耕せ」。やがて愛の実を刈り取ることができるように、新しい土地を耕して、種を蒔きなさい、という主からのメッセージです。 イスラエルでの農業は、11月頃の「秋の雨」を待って土が柔らかくなると、…
ああ、エフライムよ
お前を見捨てることができようか。
イスラエルよ
お前を引き渡すことができようか。
…
わたしは…
憐れみに胸を焼かれる。 ホセア書 11章8節
皆さんの腕時計は正確ですか?時計の役割は、正確な時間を示すことです。もし自分の腕時計が壊れてしまい、これ以上時計としての機能を果たさないとなれば、やがて捨てるでしょう。 しかし、もしその腕時計が、あな…
わが主に賜った主の御言葉。
「わたしの右の座に就くがよい。
わたしはあなたの敵をあなたの足台としよう。」 詩編 110編1節
この御言葉は、もともと王の即位式で用いられてきたものです。しかし、やがて、神の右に座す勝利と栄光のメシアを証し、賛美する言葉として読まれるようになりました。 主なる神ご自身が栄光のうちに王を即位させ、…
そのとき
主は御自分の国を強く愛し
その民を深く憐れまれた。 ヨエル書 2章18節
預言者ヨエルと言えば、聖霊降臨の日に、使徒たちがエルサレムで立ち上がって、説教を語り始めたとき、ペトロが最初に引用した預言を告げた人として知られます(使徒2章)。それは、老若男女を問わず、主の霊が降る…
その日が来ると
山々にはぶどう酒が滴り
もろもろの丘には乳が流れ
…谷には水が流れる。
泉が主の神殿から湧き出て
シティムの川を潤す。 ヨエル書 4章18節
主の憐れみを契機として、大災害からの回復という転換を迎えるとき、そこで求められることは、心からの悔い改めです。いなごに食い尽くされた大地で祭司たちに命じられたことは、主に向かって嘆きの叫びをあげるこ…
地上の全部族の中からわたしが選んだのは
お前たちだけだ。
それゆえ、わたしはお前たちを
すべての罪のゆえに罰する。 アモス書 3章2節
預言者アモスは、紀元前8世紀前半の限られた期間、神に召されてイスラエルの預言者とされました。家畜を飼い、いちじく桑を栽培する農民であり(7章14節)、職業的な預言者でも祭司の家系でもありません。 知識人で…
それゆえ、イスラエルよ
わたしはお前にこのようにする。
わたしがこのことを行うゆえに
イスラエルよ
お前は自分の神と出会う備えをせよ。 アモス書 4章12節
預言者アモスは、イスラエル社会に沈殿する霊的な不真実を、厳しく問い詰めています。見たところ華々しい宗教生活が、その実、自己宣伝の匂いを漂わせていることを預言者は見抜きます(5節)。 預言者は、イスラエ…
まことに、主はイスラエルの家にこう言われる。
わたしを求めよ、そして生きよ。
しかし、ベテルに助けを求めるな
ギルガルに行くな アモス書 5賞4節~5節
神を求めることは聖書の信仰の生命です。主イエスも命じておられます。「求めなさい。そうすれば、与えられる」(マタ7章7節)。 けれども、預言者アモスの鋭い観察眼に映るのは、明るく誠実な神への求めを失ったイ…
わたしは祭壇の傍らに立っておられる主を見た。主は言われた。
「柱頭を打ち、敷石を揺り動かせ。
すべての者の頭上で砕け。」 アモス書 9章1節
アモスが見る五つの幻は、回を追うごとに厳しさを増します。9章が描く第五の幻は、一切の希望を根底から打ち砕く容赦ない審判をもって読者に迫ります。この厳しさの背後には、イスラエル宗教の虚飾と崩壊、そしてイ…
貧しい人々にはふるまい与え
その善い業は永遠に堪える。 詩編 112編9節
詩編112編は、この前の111編と対になっています。111編の結びには、「主を畏れることは知恵の初め」とあり、112編の冒頭には、「いかに幸いなことか、主を畏れる人」(1節)とあります。111編ではひたすら主なる神…
キリストが…御自身を献げられたのは、わたしたちをあらゆる不法から贖い出し、良い行いに熱心な民を御自分のものとして清めるためだったのです。 テトスへの手紙 2章14節
神はまことに恵み深い方です。と同時に恵みを示した私たちにご自分を強く主張されます。そのとき、私たちの内にあるさまざまな抵抗は打ち砕かれます。それは神を心から恐れることによって知り得ます。神の恵みが深…
わたしたちの救い主である神の慈しみと、人間に対する愛とが現れたときに、神は…御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。
テトスへの手紙 3章4節~5節
主なる神の愛は、私たち人間の悪意やさまざまな罪の中においても惜しみなく発揮されます。その愛の救済行為は、救ってやろうというようなお心ではありません。神の愛とは抑えきれないほとばしりの表明です。 神は自…
彼は、以前はあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにもわたしにも役立つ者となっています。
フィレモンへの手紙 11節
多くの損害を負わされ、裏切った相手を赦すことは、簡単なことではありません。その裏切り者が自分の奴隷だとすれば、今すぐにでも処刑するほどの怒りの対象となるでしょう。主人であるフィレモンから逃げた奴隷の…
兄弟が不幸に見舞われる日に
お前は眺めていてはならない。
…
その災いの日に
苦しみを眺めていてはならない。 オバデヤ書 12節~13節
オバデヤ書は旧約聖書の中で最も短い預言書で、イスラエルの隣国エドムに対する神の裁きの言葉が語られています。 エドムが糾弾されるのは、イスラエルに対して不法を行ったからです。南ユダ王国はイスラエルの民の…
どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。
ヨナ書 4章11節
ヨナは、神からニネべの町に行って「彼らの悪はわたしの前に届いている」と呼びかけるようにと遣わされました。しかし、それに反抗して、違う方へと向かう船に乗り込み、海に投げ込まれます。そして、大きな魚に呑…
すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。 ヨナ書 3章5節
ニネべの人びとは、ヨナを通して示された神のしるしを信じて、悔い改めました。三日三晩大魚の腹にいた人が、神から遣わされて、伝えたこと。これがしるしでした。 ニネべの人びとの単純さは、あまりに不思議です。…
すべての国よ、主を賛美せよ。
すべての民よ、主をほめたたえよ。 詩編 117編1節
詩編117編は最も短い詩編です。この詩編ではこの世界のすべての国が神の支配と導きの中にあることが覚えられ、主が賛美されています。 この詩編は、ローマの信徒への手紙の中で引用されています。「すべての異邦人…
「ヤコブの家は呪われているのか。
主は気短な方だろうか。
これが主のなされる業だろうか」と言う。 ミカ書 2章7節
ミカ書は、「聞け」、という言葉から本文が始まり(1章2節)、その後、「聞け」が繰り返されて(3章1節、6章1節)文脈が構成されていきます。今回は、この文脈に従って3回に分けて教えられたいと思います。 最初の…
ヤコブの残りの者は
多くの民のただ中にいて
主から降りる露のよう
草の上に降る雨のようだ。
彼らは人の力に望みをおかず
人の子らを頼りとしない。 ミカ書 5賞6節
次の「聞け」は、ヤコブの頭たち、すなわち、為政者、祭司階級、そして預言者、といった民の上に立つイスラエルの指導者たちに向けられたものです。彼らは、「頭たちは賄賂を取って裁判をし、祭司たちは代価を取っ…
人よ、何が善であり
主が何をお前に求めておられるかは
お前に告げられている。
正義を行い、慈しみを愛し
へりくだって神と共に歩むこと、これである。 ミカ書 6章8節
最後の「聞け」は、「主の言われること」(6章1節)であり、神の民イスラエルに対して神がなされてきた数々の恵みです(6章4、5節)。 しかし、イスラエルは、その恵みを形式的信仰にすり替えて、献げ物の質や量で…
主は熱情の神、報復を行われる方。
主は報復し、激しく怒られる。
…
主は忍耐強く、その力は大きい。 ナホム書 1章2節~3節
ナホム書は、アッシリア帝国の首都ニネベに対する神の怒りと報復を告げています。ニネベは、預言者ヨナが遣わされて神の裁きが伝えられたことで知られています。そのとき、神の裁きの宣告を受けて、ニネベの人びと…
ニネベは、建てられたときから
水を集める池のようであった。
しかし、水は流れ出して
「止まれ、止まれ」と言っても、だれも振り返らない。 ナホム書 2章9節
2章、3章には、アッシリア帝国の首都ニネベが外国の軍隊によって攻め落とされ、滅亡するときの混乱状態が描かれています。「ニネベは、建てられたときから水を集める池のようであった」とは、全世界から人と財宝が…
「それは必ず来る、遅れることはない。
見よ、高慢な者を。
彼の心は正しくありえない。
しかし、神に従う人は信仰によって生きる。」 ハバクク書 2章3節~4節
ハバククは、南ユダ王国の末期の時代に遣わされた預言者です。ヨシヤ王によって神殿から偶像が取り除かれ、宗教改革が行われました(列王下23章)。けれども、ユダ王国の罪と腐敗は甚だしく、主の激しい怒りの炎は…
主よ、夜ともなれば御名を唱え
あなたの律法を守ります。 詩編 119編55節
私たちは夜になると床に就きます。私たちにとって夜はしばしば思い悩む時でもあります。昼間の間にあったことの記憶がよみがえり、痛みを覚えることもあります。失敗が重くのしかかってくることもあるかもしれませ…
しかし、わたしは主によって喜び
わが救いの神のゆえに踊る。
わたしの主なる神は、わが力。 ハバクク書 3章18節~19節
主なる神は、神の幻に信頼して、忍耐強く神の御業を待つように告げられました。ハバククは、暴虐と不法に満ちた有様を「災いだ」となお嘆きますが、次第に神の御前に沈黙することを学びます(2章)。そして、やがて…
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