リジョイス聖書日課 2021年12月

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2021年12月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』PDF版 1月号配信中

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月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  1月分配信中

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カルヴィニズムる人たち 2021年12月

カルヴィニズムる人たち 2021年12月

2021年12月の「カルヴィニズムる人たち」は仙台教会長老の牧田創さんです。仙台のミッションスクールで英語の教員をされています

詩編 145編

わたしの王、神よ、あなたをあがめ
世々限りなく御名をたたえます。
絶えることなくあなたをたたえ
世々限りなく御名を賛美します。 詩編 145章1節~2節

世々限りなく賛美される主

悩み苦しむ日に、まっすぐに神の御前に導かれる心は幸いです。素直に自分の小ささ、狭さ、弱さ、無力さを認め始めるからです。主を仰ぐ心は、そのような自分にこだわり続けません。「大いなる主、限りなく賛美され…

歴代上 22章

ダビデは、「わが子ソロモンは、主のために壮大な神殿を築き、その名声と光輝を万国に行き渡らせるためにはまだ若くて弱い。わたしが準備しなければならない」と言って、死ぬ前に多くの準備をした。 歴代誌上 22章5節

神殿を準備する王ダビデ

神殿建設の志を抱きながらも、その仕事を果たすのは「あなたではない」(17章4節)と神から告げられたダビデは、しかし、「あなたの子孫」が「わたしのために家」を建てるという約束を神から聞くことになります。生…

歴代下 5章

ソロモン王は、主の神殿のために行われてきた仕事がすべて完了すると、父ダビデが聖別した物、銀、金、その他あらゆる祭具を運び入れ、神殿の宝物庫に納めた。 歴代誌下 5章1節

最初の神殿を完成させた王ソロモン

ソロモンが油注がれ、王とされた時、彼の目の前には為すべき神殿建設の事業が備えられていました。既に必要な物と人とを父ダビデが準備してくれています。土地も定められています。すべてのお膳立てがなされていて…

歴代下 34章

ヨシヤは8歳で王となり、31年間エルサレムで王位にあった。…
主の神殿に寄せられた献金が取り出されている間に、祭司ヒルキヤがモーセによる主の律法の書を見つけ、書記官シャファンに、「わたしは主の神殿で律法の書を見つけました」と言った。 歴代誌下 34章1節、14節~15節

神殿の意味を取り戻そうとした王ヨシヤ

ソロモンの時代に築かれた神殿は時代を経るごとに本来の意味が見失われていったように見えます。その人間の愚かさを端的に表す出来事がヨシヤ王の時代に起こりました。 「父祖ダビデの道を歩み」と紹介されるヨシヤ…

マタイ 3章1-12節

「荒れ野で叫ぶ者の声がする。
『主の道を整え、
その道筋をまっすぐにせよ。』」

「悔い改めにふさわしい実を結べ。」 マタイによる福音書 3章3節、8節

聖霊と火で脱穀されて

ヨハネはこの箇所で私たちに「悔い改め」を促しています。御子を迎える準備として、「悔い改めにふさわしい実を結」ぶことが求められています(8節)。 しかしこの待降節に、悔い改めの実を結ぶにはどうしたら良い…

歴代下 36章11-23節

「ペルシアの王キュロスはこう言う。
天にいます神、主は、地上のすべての国をわたしに賜った。この主がユダのエルサレムに御自分の神殿を建てることをわたしに命じられた。あなたたちの中で主の民に属する者はだれでも、上って行くがよい。神なる主がその者と共にいてくださるように。」 歴代誌下 36章23節

神殿再建に動くペルシアの王キュロス

ダビデが準備し、ソロモンが完成させ、ヨシヤら正しき王の尽力が献げられた神殿は、幾多の神の憐れみが注がれたにも関わらず、幾度もの立ち帰りの機会が与えられたにも関わらず、幾重にも王と民とに汚されることで…

ハガイ 1章

主が預言者ハガイを遣わされたとき、彼の言葉を通して、彼らの神、主の御声に耳を傾けた。民は主を畏れ敬った。主の使者ハガイは、主の派遣に従い、民に告げて言った。「わたしはあなたたちと共にいる、と主は言われる。」 ハガイ書 1章12節~13節

わたしはあなたたちと共にいる

ペルシアの寛容政策により、捕囚となっていた南ユダ王国の人たちにも帰国と神殿再建が許されました。しかし、先陣を切って希望に溢れて帰還した民を待ち受けていたのは、周辺諸民族との摩擦や経済的困窮でした。そ…

ハガイ 2章

「この新しい神殿の栄光は昔の神殿にまさると
万軍の主は言われる。
この場所にわたしは平和を与える」と
万軍の主は言われる。 ハガイ書 2章9節

平和を与える主

様々な妨げを乗り越えて、神殿建築が再開されても、かつてソロモン王によって建てられた神殿には到底及ばないことを嘆く民に、神は励ましを与えられます。「勇気を出せ」「わたしの霊はお前たちの中にとどまってい…

ナホム 1章

主は恵み深く、苦しみの日には砦となり
主に身を寄せる者を御心に留められる。 ナホム書 1章7節

神の憐れみと報復

ナホムは、バビロン捕囚前の南ユダ王国に遣わされた預言者でした。当時、南ユダ王国は、アッシリア帝国の脅威に悩まされていました。そのような中で、ナホム書は、神を信じる人びとを苦しめるニネベ(アッシリア帝…

ナホム 2章

見よ、良い知らせを伝え
平和を告げる者の足は山の上を行く。

主はヤコブの誇りを回復される
イスラエルの誇りも同じように。
略奪する者が彼らを略奪し
その枝を荒らしはしたが。 ナホム書 2章1節、3節

神の時を待つ

2章には、アッシリアの首都ニネベの町が外国の軍隊に攻められ、陥落する時の混乱状態が描かれています。このとき、既に北イスラエル王国はアッシリアによって滅ぼされ、南ユダ王国も脅威にさらされていました。それ…

ナホム 3章

お前は空の星よりも商人の数を多くした。
しかし、いなごは羽を広げて飛び去るのみ。 ナホム書 3章16節

神の裁きの前では無力

3章にも、引き続きニネベが陥落するときの混乱状態が描かれています。ナホムは、8節で、エジプトの古代都市テーベから学べと言います。テーベの町は水に囲まれ、自然の城壁をもっていたが、それでも攻略された。ま…

イザヤ 35章

心おののく人々に言え。
「雄々しくあれ、恐れるな。
見よ、あなたたちの神を。
敵を打ち、悪に報いる神が来られる。
神は来て、あなたたちを救われる。」 イザヤ書 35章4節

恐れと不安のただ中に主は来られる

1節で「荒れ地よ」と呼びかけられています。これはシオンの民、私たちのことです。3節で「弱った手」、「よろめく膝」とあり、4節で「心おののく人々」とありますが、これが民の現状です。「雄々しくあれ、恐れるな…

ゼファニヤ 1章1節-2章3節

主の大いなる日は近づいている。
極めて速やかに近づいている。
聞け、主の日にあがる声を。
その日には、勇士も苦しみの叫びをあげる。
その日は憤りの日
苦しみと悩みの日、荒廃と滅亡の日
闇と暗黒の日、雲と濃霧の日である。 ゼファニヤ書 1章14節~15節

主の大いなる日

「主の日」という言葉が1章の中に8回、出てきます。「主の大いなる日は近づいている」(14節)、「その日は憤りの日」(15節)などです。 すでに北イスラエル王国は滅びました。それなのに、直ぐ隣で起こったことに…

ゼファニヤ 2章

これが、かつてにぎやかであった都だろうか。
かつて、人々は安らかに住み、心の中で
「わたしだけだ。
わたしのほかにだれもいない」と言っていた。
どうして、都は荒れ果て
獣の伏す所となってしまったのか。
ここを通り過ぎる者は皆
驚きのあまり、口笛を吹き、手を横に振る。 ゼファニヤ書 2章15節

全世界の支配者、審判者である万軍の主

裁きは神の家から始まります(1ペト4章17節参照)。すでに北イスラエル王国が滅ぼされました。それを対岸の火事として見物して、福音に聞き従わない諸国はどうなるのでしょうか。 預言者ゼファニヤは神の民のことの…

ゼファニヤ 3章

娘シオンよ、喜び叫べ。
イスラエルよ、歓呼の声をあげよ。
娘エルサレムよ、心の底から喜び躍れ。
主はお前に対する裁きを退け
お前の敵を追い払われた。
イスラエルの王なる主はお前の中におられる。
お前はもはや、災いを恐れることはない。 ゼファニヤ書 3章14節~15節

民のただ中にいます主

どんなに腐敗した時代でも希望があります。主を礼拝する新しい民を与えると神が約束されたからです。異邦人の中から礼拝者へと変えられた者たちが来ます(9、10節)。何より神は、イスラエルに主のみを避け所とする…

詩編 146編

ハレルヤ。
わたしの魂よ、主を賛美せよ。
命のある限り、わたしは主を賛美し
長らえる限り
わたしの神にほめ歌をうたおう。

主は見えない人の目を開き
主はうずくまっている人を起こされる。

主はとこしえの王。

ハレルヤ。 詩編 146編1節~2節、8節、10節

ハレルヤ 主を賛美せよ

146編から150編は、ハレルヤで始まりハレルヤで終わるハレルヤ詩編と呼ばれています。主を賛美し、今年を締め括りましょう。 1節で作者は、「ハレルヤ」、つまり、あなたがたは主を賛美せよ、と会衆に呼びかけ、「…

詩編 147編

ハレルヤ

羊の毛のような雪を降らせ
灰のような霜をまき散らし
氷塊をパン屑のように投げられる。
誰がその冷たさに耐ええよう。
御言葉を遣わされれば、それは溶け
息を吹きかけられれば、流れる水となる。

ハレルヤ。 詩編 147編1節、16節~18節、20節

耐えられない冷たさの中にあっても

冬になり気温が下がると、雨になるはずの水分は雪や霜や氷塊となります。この自然界の営みはすべて、神の仰せ、御言葉によっている、と作者は理解しています。 現代人は、もっと科学的に説明するでしょう。しかし、…

詩編 148編

ハレルヤ。
天において

御使いらよ

主の御名を賛美せよ。

地において

山々よ、すべての丘よ

地上の王よ、諸国の民よ
君主よ、地上の支配者よ
若者よ、おとめよ
老人よ、幼子よ。
主の御名を賛美せよ。

主は御自分の民の角を高く上げてくださる。

ハレルヤ。 詩編 148編1節~2節、5節、7節、9節、11節~14節

すべてのものよ、主を賛美せよ

私たちキリスト者は、会堂で賛美をこぢんまりとささげている感じです。だからこそ、この詩のような壮大な神賛美を必要としています。 「すべて」という言葉が、9回も原文では用いられています。天においては、御使…

ガラテヤ 4章1-11節

同様にわたしたちも、未成年であったときは、世を支配する諸霊に奴隷として仕えていました。しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。 ガラテヤの信徒への手紙 4章3節~5節

時が満ち、遣わされた神の御子

クリスマス、それは父なる神が御子を遣わしてくださったことを喜び祝うときです。 神が御子を遣わしてくださったのは「時が満ちた」ときに起こった出来事です。少しずつコップに水を注いでいくとやがて一杯になるよ…

マタイ 1章18-25節

「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
その名はインマヌエルと呼ばれる。」
この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。 マタイによる福音書 1章23節

インマヌエル ―神が我々と共に―

主イエスは聖霊によっておとめマリアの胎に宿り、お生まれになりました。それは「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる」という預言の実現でした。「インマヌエル」とは「神が我…

ルカ 1章46-56節

主はその腕で力を振るい、
思い上がる者を打ち散らし、
権力ある者をその座から引き降ろし、
身分の低い者を高く上げ、
飢えた人を良い物で満たし、
富める者を空腹のまま追い返されます。
その僕イスラエルを受け入れて
憐れみをお忘れになりません。 ルカによる福音書 1章51節~54節

低き者を高めたまう神

マリアは神の恵みによって御子イエスを身ごもることになりました。マリアは神を賛美して言いました。「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます」と。 「主をあがめる」とは「主を大き…

ルカ 1章67-75節

「ほめたたえよ、イスラエルの神である主を。
主はその民を訪れて解放し、
我らのために救いの角を、
僕ダビデの家から起こされた。
昔から聖なる預言者たちの口を通して
語られたとおりに。
それは、我らの敵、
すべて我らを憎む者の手からの救い。」 ルカによる福音書 1章68節~71節

救いの角による敵からの救い

ザカリアは聖霊に満たされて預言しました。イエス・キリストこそ神が私たちのためにダビデの家から起こされた「救いの角」です。「角」とは力の象徴です。野牛がその角によって敵と戦うように、「救いの角」である…

ルカ 1章67-80節

「これは我らの神の憐れみの心による。
この憐れみによって、
高い所からあけぼのの光が我らを訪れ、
暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、
我らの歩みを平和の道に導く。」 ルカによる福音書 1章78節~79節

平和の道へ導く光

ザカリアの預言によれば、キリストがもたらしてくださった「救い」とは「敵の手からの救い」であると同時に「罪の赦しによる救い」でもあります。サタンの支配下で私たちが犯してきた罪の責任は私たち自身にありま…

ルカ 2章1-21節

「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」 ルカによる福音書 2章11節~12節

飼い葉桶に寝かされた救い主

ローマ皇帝による住民登録の命令に翻弄されるように、ヨセフとマリアはダビデの町ベツレヘムに上って行きました。そこでマリアは月が満ちて初めての子を産みました。生まれた男の子は布にくるまれ、飼い葉桶すなわ…

マタイ 2章1-12節

学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。 マタイによる福音書 2章10節~11節

星に導かれた異邦人の礼拝

クリスマスとはChrist(キリスト)とmas(ミサ・礼拝)から成る言葉で、「キリストの礼拝」を意味します。マタイ福音書によれば、主イエスがベツレヘムでお生まれになったとき、主イエスを礼拝したのは東方からやっ…

ヨハネ 1章1-18節

万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。 ヨハネによる福音書 1章3節~5節

暗闇に輝いている命の光

ヨハネ福音書はキリストを「言」と表現します。言は天地創造の「初め」に神と共に存在していました。その言が「肉となって、わたしたちの間に宿られた」。これがクリスマスに起こった出来事です。 万物は言によって…

詩編 149編

ハレルヤ。
新しい歌を主に向かって歌え。

主は御自分の民を喜び
貧しい人を救いの輝きで装われる。

口には神をあがめる歌があり
手には両刃の剣を持つ。

王たちを鎖につなぎ
君侯に鉄の枷をはめ
定められた裁きをする。

ハレルヤ。 詩編 149編1節、4節、6節、8~9節

新しい歌を主に向かって歌え

主に向かって歌う「新しい歌」には、主が新しい御業を行われるという期待が込められています。賛美するのは、主の慈しみに生きる人、イスラエル、シオンの子、主の民、貧しい人です。貧しい人とは、主の前にへりく…

詩編 150編

ハレルヤ。
聖所で
大空の砦で
力強い御業のゆえに
大きな御力のゆえに
角笛を吹いて 神を賛美せよ。
琴と竪琴を奏でて 神を賛美せよ。

シンバルを響かせて 神を賛美せよ。
息あるものはこぞって 主を賛美せよ。
ハレルヤ。 詩編 150編1節~3節、5節~6節

息あるものはこぞって主を賛美せよ

神港教会のオルガンには、「息あるものはこぞって主を賛美せよ。ハレルヤ」が彫られています。人間の喉とパイプオルガンの笛が息を合わせ、神を賛美するというイメージが込められています。 この詩は、角笛、琴、竪…

マラキ 1章

わたしに対する尊敬はどこにあるのか。
わたしが主人であるなら
わたしに対する畏れはどこにあるのかと
万軍の主はあなたたちに言われる。
わたしの名を軽んずる祭司たちよ
あなたたちは言う
我々はどのようにして御名を軽んじましたか、と。 マラキ書 1章6節

「正しい礼拝」を求められる主

旧約聖書の最後の書であるマラキ書は、バビロン捕囚から帰還したイスラエルの民に語られた神の言葉です。紀元前515年に第二神殿が完成しましたが、イスラエルの民は期待したような祝福を味わうことはできませんでし…

マラキ 2章

だが、あなたたちは道を踏みはずし
教えによって多くの人をつまずかせ
レビとの契約を破棄してしまったと
万軍の主は言われる。
わたしも、あなたたちを
民のすべてに軽んじられる価値なき者とした。
あなたたちがわたしの道を守らず
人を偏り見つつ教えたからだ。 マラキ書 2章8節~9節

共同体の指導者の責任

捕囚後のイスラエル社会の腐敗の原因は、何より祭司の堕落にありました。主が祭司に求められたことは、神との契約に生きることです。それは「畏れをもたらす契約」です(5節)。それゆえ、祭司は、神に対する畏れを…

マラキ 3章

わたしが備えているその日に
彼らはわたしにとって宝となると
万軍の主は言われる。
人が自分に仕える子を憐れむように
わたしは彼らを憐れむ。
そのとき、あなたたちはもう一度
正しい人と神に逆らう人
神に仕える者と仕えない者との
区別を見るであろう。 マラキ書 3章17節~18節

神にとっての宝となる

捕囚後の堕落していたイスラエルの民に対して、マラキは、「主の日」「審判の日」が到来することを語ります。その日には、宗教的悪と社会的悪を行う者たちが告発されることになります(5節)。それゆえ、マラキは、…