信仰の目で神のご栄光を見る | 詩編 19編

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詩編 19編

天は神の栄光を物語り
大空は御手の業を示す。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 19編2節

信仰の目で神のご栄光を見る

人類初の宇宙飛行に成功し、地球の大気圏外を一周したソビエト連邦(当時)の宇宙飛行士ガガーリンが、「神はどこにもいなかった」と言ったとされます。一方、アポロ15号に乗って月を探査したアメリカのアーウィンは、こう言いました。「月にいる間、わたしは神をとても身近に体験した」。

同じように宇宙で地球を見ても、その感想と告白は全く異なります。世界を見る心の目が違うからです。信仰者は小部屋の中でも神を感じられますが、神を信じない者は宇宙全体を回っても神を感じることができません。自己中心的な存在である人間は、自分の目に見えなければ存在しないと言います。しかし、可視光線の範囲外にある赤外線や紫外線などは確かに存在しますが、私たちの目には見えません。私たちの目に見えないからと言って、存在しないわけではありません。自己中心の眼鏡を外し、信仰の目で見れば、小部屋でも大自然の中でも神の栄光を見ることができます。

そこで、詩人はこう歌いました。「天は神の栄光を物語り、大空は御手の業を示す」。信仰の目をもって天と地のこの世界に満ちている神の栄光を見て、主を讃美する私たちの日々の歩みになることを願います。

【祈り】

信仰の目で、この世界に満ちておられる神のご栄光を見ることができるようにしてください。アーメン

韓 相眞(山本伝道所)