2022年3月の聖書日課
月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括 4月分配信中
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パソコンやタブレットで読める、月刊誌 『リジョイス』PDF版の配信を行っています。当ホームページで配信している聖書日課だけはなく、1冊全部を読むことができます。
わたしの街のこの教会 Vol.59 浜松教会
毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2022年3月は静岡県浜松市 にある「浜松教会」です。
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毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2022年3月は静岡県浜松市 にある「浜松教会」です。
和解の献げ物を主にささげるときは、それが受け入れられるようにささげなさい。 レビ記 19章5節
キリストの十字架と切っても切り離せない「賠償の献げ物」のほかに、私たちの生活に今も生きている感覚は「和解の献げ物」に由来するものです。「和解の献げ物」は羊に限らず、任意の肉でよく、それにパンも添え、…
重い皮膚病にかかっている患者は、…「わたしは汚れた者です…」と呼ばわらねばならない。…その人は独りで宿営の外に住まねばならない。 レビ記 13章45節~46節
レビ記は11章から15章の「汚れ」の問題の中で、その中でもとくに「重い皮膚病」を非常に大きく扱っています。その病にかかった人は「わたしは汚れた者です、汚れた者です」と呼ばわらねばならず、独りで宿営の外に…
自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である。 レビ記 19章18節
「それを実行しなさい。そうすれば命が得られる」(ルカ10章28節)と主イエスが教えてくださったのは、レビ記のこの個所からです。 「自分自身を愛するように隣人を愛しなさい」という「最も重要」な戒めに帰着する…
あなたは安息の年を7回、すなわち7年を7度数えなさい。…この50年目の年を聖別し、全住民に解放の宣言をする。それが、ヨベルの年である。 レビ記 25章8節~10節
7日目が安息日とされたように、7年目は安息年とされました。そして、安息年のそのまた7回目の年が、非常に特別な「ヨベルの年」とされました。多くの人にとって一生に一度の特別な年です。その特徴は「全住民に解放…
あなたたちがわたしの掟に従って歩み、わたしの戒めを忠実に守るならば、わたしは時季に応じて雨を与える。 レビ記 26章3節~4節
「あなたたちがわたしの掟に従って歩み、わたしの戒めを忠実に守るならば」といって神は私たちにあらゆる祝福を約束してくださいます。 しかし、逆に「わたしの言葉を聞かず、…戒めを守らず、わたしの掟を捨て…るな…
わたしは心を確かにします。
神よ、わたしは心を確かにして
あなたに賛美の歌をうたいます。 詩編 57編8節
この詩編は、「神よ、天の上に高くいまし、栄光を全地に輝かせてください」(6、12節)というフレーズで締めくくられる二つの対照的な部分で構成されています。前半は苦しみの渦中にある詩編作者の嘆きですが、後半…
神は真実な方です。この神によって、あなたがたは神の子、わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに招き入れられたのです。 コリントの信徒への手紙一 1章9節
このコリントの信徒への手紙は使徒パウロによって記された手紙です。この手紙の中には私たちの信仰生活を励まし導くために有益な言葉がたくさん記されています。しかし、パウロがこの手紙をコリントの教会の人びと…
なぜなら、わたしはあなたがたの間で、イエス・キリスト、それも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めていたからです。 コリントの信徒への手紙一 2章2節
パウロは多くの言葉を教会に書き送りましたが、その言葉はイエス・キリストの十字架に貫かれていました。 わたしがまだ神学校で学んでいたころ、順番に回ってくる説教演習の授業はとてもたいへんでした。教授たちが…
わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。 コリントの信徒への手紙一 3章6節
パウロは「わたしたちは神のために力を合わせて働く者であり」と書いています(9節)。 ある教会会議で一人の教師が「洗礼準備の勉強会を長年続けて来た求道者が、教会から離れてしまい、最近、別の教会で洗礼を受…
わたしは、自分で自分を裁くことすらしません。 コリントの信徒への手紙一 4章3節
私たちは毎日の生活の中でさまざまな失敗を繰り返しています。失敗をしても、そこから学ぶことができれば、その後の私たちの人生に役立つ何かを得ることができます。しかし、私たちはそれさえ考えることができない…
だから、あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の栄光を現すためにしなさい。 コリントの信徒への手紙一 10章31節
昔、アルバイトでイスラム教徒の人たちと一緒に働いたことがあります。彼らが毎日決まった時間になると洗面所に行って手足を洗い、口をすすいでからお祈りを始める姿に、とても驚かされたことを思い出します。大変…
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。 コリントの信徒への手紙一 13章4節
「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない」(4節)。この賛歌には、私たちのために御子イエス・キリストを十字架にかけてくださった神の愛があらわされています。そして、この愛に応答…
民よ、どのような時にも神に信頼し
御前に心を注ぎ出せ。
神はわたしたちの避けどころ。 詩編 62編9節
詩編作者は自身の周囲に悪意と欺き、そして暴力が確かに存在していることを語ります。「お前たちはいつまで人に襲いかかるのか」(4節)とあるように、敵意を抱く人びとの攻撃は止むことなく執拗に繰り返されていま…
イスラエルの人々の共同体全体の人口調査をしなさい。氏族ごとに、家系に従って、男子全員を一人一人点呼し、戸籍登録をしなさい。 民数記 1章2節
神の御手に導かれてエジプトから脱出したイスラエルの民は、シナイ山を出発し約束の地を目指して旅立ちます。民数記はその後40年にも及ぶ長い荒れ野の旅路を記録した書物です。「民数記」の書名は、人口調査の記事…
わたしがそのただ中に住んでいる宿営を汚してはならない。 民数記 5章3節
イスラエルの民は旅の間、荒野に宿営しました。神はその宿営地に「わたしは住む」とおっしゃいます。これは、とても大きな慰めです。全能の神が味方となって共にいてくださるということだからです。しかし、神は聖…
彼らは主の命令によって宿営し、主の命令によって旅立った。彼らはモーセを通してなされた主の命令に従い、主の言いつけを守った。 民数記 9章23節
人びとが幕屋を建て終わると、雲が幕屋を覆いました。空高くにあった雲が不思議な仕方で降りて来たのです。その雲は夜になると燃える火のように見えました。それは、神御自身がイスラエルの民と共におられることを…
「あなたの恵みを得ているのであれば、どうかわたしを苦しみに遭わせないでください。」 民数記 11章15節
神のご命令に従って荒れ野を旅していたはずの民が、一転して激しく不満を言い始めます。 神は天からマナを降らせて人びとを養っておられました。マナはクリームのような味で、栄養価が高く、毎朝拾い集めることがで…
「もし、我々が主の御心に適うなら、主は我々をあの土地に導き入れ、あの乳と蜜の流れる土地を与えてくださるであろう。」 民数記 14章8節
イスラエルの民が旅を続けて約束の地カナンの近くまで来たとき、神はまずその地を偵察するようにとお命じになりました。 そこでモーセは各部族の長である12名を任命します。40日後、偵察隊は二人がかりで抱えなけれ…
明くる日、モーセが掟の幕屋に入って行き、見ると、レビの家のアロンの杖が芽を吹き、つぼみを付け、花を咲かせ、アーモンドの実を結んでいた。 民数記 17章23節
神の言葉を疑い、恐れに囚われたイスラエルの民は約束の地に入ることができません。それでも彼らは自らの不信仰を反省するどころか、なおも不平を口にしました。 モーセのいとこであるコラは、アロンが祭司職に就い…
神がわたしたちを祝福してくださいますように。
地の果てに至るまで
すべてのものが神を畏れ敬いますように。 詩編 67編8節
詩編67編は、収穫感謝、あるいは豊作祈願の祭りに起源を持つと考えられています。表題(指揮者によって、伴奏付き)、アロンの祝福(民6章)の響きを持つ冒頭、おそらく会衆による応答の繰り返し句(4、6節)などか…
「あなたは炎の蛇を造り、旗竿の先に掲げよ。蛇にかまれた者がそれを見上げれば、命を得る。」 民数記 21章8節
イスラエルの民がホル山についたとき、アロンは死を迎えます。アロンを失った悲しみと不安もあったのでしょうか。民はまたしてもモーセに「なぜ、我々をエジプトから導き上ったのですか。荒れ野で死なせるためです…
わたしには彼が見える。しかし、今はいない。
彼を仰いでいる。しかし、間近にではない。
ひとつの星がヤコブから進み出る。 民数記 24章17節
イスラエルの民がモアブの草原に宿営したとき、モアブの王バラクは恐れました。彼らの数の多さと力を見て、すっかり怖気づいたのです。そこでバラクは、占い師として有名なバラムに、イスラエルを呪ってもらいたい…
「それを見た後、あなたもまた兄弟アロンと同じように、先祖の列に加えられるであろう。」 民数記 27章13節
イスラエルの民は約束の地を目指して40年にも及ぶ長い旅をしてきました。その間モーセは指導者として民を率いて来ましたが、いよいよゴールを目前にして神は言われました。その土地を見渡した後、あなたは死ぬと。…
あなたたちは、わたしの食物である献げ物を、燃やしてささげる宥めの香りとして、定められた時に忠実にわたしにささげなさい。 民数記 28章2節
約束の地に入る前に、神はモーセを通して、さまざまな献げ物の規定を守るよう、改めてイスラエルの民にお命じになりました。荒れ野を旅する間に、初めの律法が与えられたときに生きていた人びとがいなくなり、民は…
イスラエルの人々はラメセスを出発して、スコトに宿営し、スコトを出発して、荒れ野の端にあるエタムに宿営した。 民数記 33章5節~6節
エジプトを出て以来、モーセは旅して来た地点を順番に書き留めていました。その全行程が33章に記されています。その記述は、どこを出発し、どこに宿営した、という言葉がひたすら繰り返されて、一見しただけでは無…
自分たちのために幾つかの町を選んで逃れの町とし、過って人を殺した者が逃げ込むことができるようにしなさい。 民数記 35章11節
いよいよ約束の地カナンに入るにあたって、神はいくつかの定めを命じられました。その一つが、「逃れの町」を用意することです。それは、過って人を死なせてしまった人が、復讐しようとする者たちから逃れて、身の…
見よ、あなたを遠ざかる者は滅びる。
…
わたしは、神に近くあることを幸いとし
主なる神に避けどころを置く。 詩編 73編27節~28節
仰の歩みは、神から引き離そうとする誘惑に常に付きまとわれます。 詩人は、正直に、もう一歩のところで脱線するところだったと告白します。神を信じない人びとの幸福そうな暮らしぶりを見つめたからです。やること…
キリストの苦しみが満ちあふれてわたしたちにも及んでいるのと同じように、わたしたちの受ける慰めもキリストによって満ちあふれているからです。 コリントの信徒への手紙二 1章5節
リントの信徒への手紙二では、先に送った手紙によって、教会の人びとを「悲しませ」てしまったことについて(7章8節参照)、パウロが弁明しようとしています。不安や心苦しさを率直に語りつつ、「慰め」という言葉…
わたしたちは、このような宝を土の器に納めています。この並外れて偉大な力が…わたしたちから出たものでないことが明らかになるために。 コリントの信徒への手紙二 4章7節
いろいろな物語に出てくる宝箱は、きらきらと輝いていて、それでいて頑丈、中に入っている宝物の期待も高まるようなものです。宝物を保管するには、美しく頑丈なものが相応しいのでしょう。 聖書が語る神の宝とは、…
なぜなら、
「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」
と神は言っておられるからです。今や…。 コリントの信徒への手紙二 6章2節
この聖書箇所を読んで「恵みの時」「救いの日」はいつのことだろう?と思うことがあるかもしれません。この世に生まれた日でしょうか。聖書を読んでいる時でしょうか。洗礼を受けた日でしょうか。「恵みの時」「救…
わたしは慰めに満たされており、どんな苦難のうちにあっても喜びに満ちあふれています。 コリントの信徒への手紙二 7章4節
7章では、パウロとコリントの教会の人びととの関係がうかがえます。私たちは教会においても人とのかかわりに頭を悩ませることがあります。パウロも困難を感じることがあったようです。 「あなたがたを悲しませたこ…
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