今や恵みの時救いの日 | コリントの信徒への手紙二 5-6章

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コリントの信徒への手紙二 5-6章

なぜなら、
「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」
と神は言っておられるからです。今や…。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 コリントの信徒への手紙二 6章2節

今や恵みの時救いの日

この聖書箇所を読んで「恵みの時」「救いの日」はいつのことだろう?と思うことがあるかもしれません。この世に生まれた日でしょうか。聖書を読んでいる時でしょうか。洗礼を受けた日でしょうか。「恵みの時」「救いの日」は、あなたの「きょう」「いま」なのです。

6章1節で、神からいただいた恵みを無駄にしないように、と語られます。私たちは、救われてもなお日々迷い、神から離れていこうとしてしまいます。「恵み」が無い、「救い」がわからないという状態に陥ってしまうのです。そのような時、恵みを無駄にして神を悲しませています。

しかし、落ち込まなくてもよいのです。なぜなら、私たちには既にキリストによって、救いが与えられているからです。神と和解させていただいているのです。ですから、今が恵みの時であり、きょうが救いの日なのです。神から離れそうになる時、思い起こしてください。「今や、恵みの時、今こそ救いの日」、この御言葉はたいへん力強くあなたに語られています。

キリストの恵みと救いをいただいたのですから、キリストの愛に駆り立てられ(5章14節)、キリストに向かって、キリストのためにきょうも歩んで参りましょう。

【祈り】 今が恵みの時であり、救いの日であることを、いつも心に留めて生きることができますように。

古澤 純人(徳島教会)