リジョイス聖書日課 2022年6月

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2022年6月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』PDF版 7月号配信中

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パソコンやタブレットで読める、月刊誌 『リジョイス』PDF版の配信を行っています。当ホームページで配信している聖書日課だけはなく、1冊全部を読むことができます。

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  7月分配信中

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耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。

わたしの街のこの教会 Vol.61 綱島教会

わたしの街のこの教会 Vol.61 綱島教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2022年6月は神奈川県 横浜市 にある「綱島教会」です。

エフェソ 4章1-6節

愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。 エフェソの信徒への手紙 4章2~3節

聖霊による一致を保ちましょう

異なるタイプの人たちが一致をするのは、この世では難しいものです。聖書は、自分と似た人や近いタイプの人がいれば一致せよと言うのではありません。「霊による一致を保つように努めなさい」と言われています。こ…

エフェソ 4章14-16節

こうして、わたしたちは、もはや未熟な者ではなくなり、…風のように変わりやすい教えに、もてあそばれたり、引き回されたりすることなく… エフェソの信徒への手紙 4章14節

もはや未熟な者ではない

神は、キリストを知った皆さんを「もはや未熟な者ではない」と言います。この「未熟な者」とは「子ども」と訳すことができる言葉です。言われたことが間違ったことでも何でもうのみにして、思いが変わりやすくて安…

フィリピ 1-2章

わたしにとって、生きるとはキリストであり、死ぬことは利益なのです。 フィリピの信徒への手紙 1章21節

生きることはキリスト死ぬことも益

「喜びの手紙」とも呼ばれるフィリピの信徒への手紙は、パウロがどのような状況でもイエス・キリストによって喜ぶことができることを教えています。パウロ自身、まわりの状態や環境、置かれた状況に縛られずに、い…

フィリピ 3-4章

そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。 フィリピの信徒への手紙 4章7節

平和の神が共におられる

かつてフィリピの町で御言葉を伝えていたパウロは、シラスと一緒に捕らえられ、牢獄に入れられてしまいました。せっかく海を渡って、アジア州からヨーロッパで最初の都市フィリピで伝道が始まった矢先のことでした…

ヨハネ 14章1-31節

わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。 ヨハネによる福音書 14章16節

聖霊を与えるという約束

主イエスは12人の弟子と最後の晩餐を共にされたとき、弟子たちに別れを告げられました(13章33節)。そのため、弟子たちはひどく不安を覚え動揺しました。しかし、そこで主イエスはこの弟子たちに語り掛けられます…

列王上 1-2章

「『あなたの子孫が自分の歩む道に留意し…イスラエルの王座につく者が断たれることはない』という約束を守ってくださるであろう。」 列王記上 2章4節

ダビデ王の最期と戒め

列王記上は、ダビデの最晩年から描き始めます。そこには、あの誇り高く力強いダビデの姿はなく、弱くされた一人の老人となっていました。そのような彼を見くびって、息子アドニヤが王位を狙って反乱を起こします。…

列王上 3-10章

主はソロモンのこの願いをお喜びになった。 列王記上 3章10節

主の願いと一致する者の祝福

王位についたソロモンは、ダビデの遺言どおりに行って、その支配を確立します。そのような彼の夢の中にはじめて主が立たれて、願い事を尋ねられました。ソロモンは、主が父ダビデを祝福してくださったことを感謝し…

列王上 11章1節-14章20節

「主は、ヤロブアムが自ら犯し、またイスラエルに犯させた罪のゆえに、イスラエルを引き渡される。」 列王記上 14章16節

ヤロブアムの罪への断罪と主の憐れみ

列王記を貫くのは、主の祝福の約束であることをすでに見ましたが、もうひとつの流れが王たちの罪です。 その象徴が、きょうの箇所に出てきた「ヤロブアムの罪」です。これから後の歴代の北イスラエルの王たちは、「…

列王上 16章23節-18章

「そうすればこの民は、主よ、あなたが神であり、彼らの心を元に返したのは、あなたであることを知るでしょう。」 列王記上 18章37節

主なる神の勝利と民の告白

ソロモン以降の列王記上に出てくる有名人の筆頭は預言者エリヤでしょう。エリヤは主イエスの時代、またそれ以降も再び現れることを期待された大預言者です。そして、もう一人の有名人が彼の敵となるアハブ王でしょ…

列王上 19章

地震の後に火が起こった。しかし、火の中にも主はおられなかった。火の後に、静かにささやく声が聞こえた。 列王記上 19章12節

静かにささやく声で語られる主

アハブ王の目の前でバアルの預言者たちとの戦いに勝利したエリヤ。しかし王の妻イゼベルが命を狙っていることを知り、逃げ出します。さらに荒れ野を歩き続けて肉体的にも精神的にも限界を感じたエリヤは、弱り果て…

列王上 20-22章

「アハブがわたしの前にへりくだったのを見たか。彼がわたしの前にへりくだったので、わたしは彼が生きている間は災いをくださない。」 列王記上 21章29節

人の思いを超える神の寛大さ

エリヤとアハブ王の戦いは意外な形で終えられます。アハブ王は、妻イゼベルとともに、悪行を重ね、最後は、律法に忠実なナボトを謀殺し、彼のぶどう畑を自分のものにしようとします。当然、主は罪を見過ごされず、…

詩編 85編

慈しみとまことは出会い
正義と平和は口づけし
まことは地から萌えいで
正義は天から注がれます。 詩編 85編11節~12節

主は救いを宣言し私たちは平和を告げる

劇的な詩です。信仰の現実を生き生きと表現しているからです。 詩人は、冒頭(2~4節)で、歴史の中に働かれたイスラエルの神を賛美します。それは、エジプトやバビロンからの解放のことでしょう。神が私たちの味方…

列王下 1-4章

「その油を売りに行き、負債を払いなさい。あなたと子供たちはその残りで生活していくことができる。」 列王記下 4章7節

神の恵みで満たされた油の壺

主に忠実であった預言者が亡くなり、妻と子ども2人が残されました。そこへ債権者がやって来て、子ども2人を借金のかたに連れて行こうとしました。奴隷にしようというのです。妻はエリシャに助けを求めました。イス…

列王下 5章

エリシャは彼に、「安心して行きなさい」と言った。 列王記下 5章19節

神を畏れるナアマン将軍の悩み

アラムの軍司令官ナアマンは、勇猛果敢な戦士で、主君に重んじられていました。彼は重い皮膚病で苦しんでいましたが、ある時、イスラエルにこの病をいやせる預言者がいると聞きました。彼は早速、預言者エリシャの…

列王下 17章

「あなたたちの神、主にのみ畏れを抱け。そうすれば、主はすべての敵の手からあなたたちを救い出してくださる。」 列王記下 17章39節

主に背いた北イスラエル王国の最後

ホシェアがサマリアでイスラエルの王となりました。彼もまた、かつてのイスラエル王ほどではなかったにせよ、主の目に悪とされることを行いました。アッシリアの王が攻め上ってきたとき、ホシェアは貢物を納めて事…

列王下 18章

しかし民は、答えてはならないと王に戒められていたので、押し黙ってひと言も答えなかった。 列王記下 18章36節

神の御力を信じて沈黙した民

ユダの王ヒゼキヤは、25歳で王となり29年間王位にありました。彼はダビデのように主の目に適うことを行いました。偶像を打ち壊し、モーセの造った青銅の蛇さえも偶像化しているとして打ち壊し、イスラエルの神、主…

列王下 19章

「わたしはこの都を守り抜いて救う。わたし自らのために、わが僕ダビデのために。」 列王記下 19章34節

唯一の生ける神、わが主

ユダに攻め上ったアッシリアのラブ・シャケは、神を冒涜する挑発的な言葉を大声で言い放ちました。ヒゼキヤはこれに対して心を痛め、衣を裂き、粗布を身にまとって神殿に行き、祈りました。また預言者イザヤのもと…

列王下 20章

「『わたしはあなたの祈りを聞き、涙を見た。見よ、わたしはあなたをいやし、3日目にあなたは主の神殿に上れるだろう。』」 列王記下 20章5節

死の床にあって祈るヒゼキヤ

さまざまな国家的な危機を、ひたすら全能なる主への信仰によって乗り越えてきたヒゼキヤ王ですが、あるとき、死の病にかかりました。預言者イザヤは彼に「あなたは死ぬことになっていて、命はないのだから、家族に…

詩編 86編

主よ、あなたの道をお教えください。
わたしはあなたのまことの中を歩みます。
御名を畏れ敬うことができるように
一筋の心をわたしにお与えください 詩編 86編11節

神を畏れ敬う一筋の心を求めよう

詩人は命を狙われています(14節)。誰でも、必死に助けを求めるはずです。ところが、彼は単に窮状を訴えるだけではありません。 まず、「わたしは貧しく、身を屈めています」と、主の前に謙遜な者とされた恵みを告…

ルカ 1-2章

ユダヤの王ヘロデの時代、アビヤ組の祭司にザカリアという人がいた。その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリサベトといった。 ルカによる福音書 1章5節

福音を聞きそして祈ることへ

この始まりは、この福音書が誰のためのものなのかということを示しています。ザカリアとエリサベトの老夫婦は、決して私たちから遠いところにいる人ではありません。いずれは誰もがこの二人のように年老いていきま…

ルカ 3-4章

すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。 ルカによる福音書 3章22節

主イエスも洗礼を受けられた

ここには目立たないかたちで、一般の民衆の人たちと同じ者であろうとされる主イエスの姿が垣間見えます。ヨルダン川は、海抜マイナス300メートル以下の世界一低い場所を流れる川です。そこに主イエスは、民衆に混じ…

ルカ 5-6章

イエスはその人たちの信仰を見て、「人よ、あなたの罪は赦された」と言われた。 ルカによる福音書 5章20節

罪を赦す方の前に共に進み出る

主イエスは中風の人の信仰を見て、彼の罪を赦したのではありません。主イエスが見たのは、中風の人を寝床ごと吊り下ろした彼を囲む人びとの信仰であり、その人びとの心でした。中風の病人自身に信仰があったとは書…

ルカ 7-8章

主はこの母親を見て、憐れに思い、「もう泣かなくともよい」と言われた。 ルカによる福音書 7章13節

涙は必ず拭われる

ここには葬儀の列がありました。ある母親の一人息子が死んで、棺が担ぎ出されるところでした。母親はおそらく、崩れるようにして泣いていたのでしょう。泣くこと以外、できることはありません。そのような母親を見…

ルカ 9-10章

すべての人が食べて満腹した。そして、残ったパンの屑を集めると、12籠もあった。 ルカによる福音書 9章17節

主によってすべての事に不足なし

私たちは何かにつけて、足りない、不足していると思いがちです。しかし、主にあって、私たちには不足なし。主イエス・キリストに依り頼む限り、私たちには不足なしと言われています。 弟子たちが、パンの配分に直面…

ルカ 11-12章

「まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」 ルカによる福音書 11章13節

祈りを盾とし矛として進む

執拗に頼めば、必要なものは何でも与えられる。それが祈りの秘訣であると主イエスは教えられます。けれども、「執拗に」という言葉は、慎みに欠けている、いろいろとあれこれ考えずに、という意味合いのある言葉で…

詩編 90編

生涯の日を正しく数えるように教えてください。
知恵ある心を得ることができますように。 詩編 90編12節

今日という日を正しく数える

詩人は、捕囚の苦しみの中で、人のはかなさを「人は草のように移ろう」(5節)、「人は花のようにしおれ、枯れていく」(6節)と嘆いています。同時に、詩人は神の怒りと憤りを恐れています(7節)。その根底には、…

ルカ 13-14章

決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。 ルカによる福音書 13章3節

霊的生活とは絶えざる悔い改め

コロナ禍もそうですが、人災や天災が起きたとき、世界規模また個人規模で、不測の事態が起きたとき、それを単にたまたま起こった不幸なニュースだと流してしまわずに、むしろそれを自分に関係させ、自分の悔い改め…

ルカ 15-16章

「すると、父親は言った。『子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。わたしのものは全部お前のものだ。』」 ルカによる福音書 15章31節

神の大きな優しさに心を開く

兄は、弟を赦してしまう父の常識外れの愛をありえないと非難します。しかし父は、わたしの愛は普通ではありえない愛なのだと返します。さらに父は、「わたしはそのありえない愛で、今、お前のことも愛している」と…

ルカ 17-18章

それから、イエスはその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」 ルカによる福音書 17章19節

なぜ教会に行くのか

主イエスのこの言葉は、「あなたは死から復活して、あなたの人生を生きていきなさい。あなたの信仰が、あなたを生かす」と訳し変えることができます。 この言葉は、主イエスから声を掛けられる前の、異邦人であった…

ルカ 19-20章

エルサレムに近づき、都が見えたとき、イエスはその都のために泣いて、言われた。 ルカによる福音書 19章41節~42節

主イエスの涙はあなたのために

人びとがヒーローのように祭り上げようとする中、主イエスがロバに乗ってエルサレムに入城されたことの意味は、主イエスは、ロバに乗ってやってくるぐらいの、優しい王であるということです。人が歩く速度より遅い…