エフェソの信徒への手紙 4章1-6節
愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 4章2~3節
聖霊による一致を保ちましょう
酒井 啓介(坂戸教会)
愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 4章2~3節
酒井 啓介(坂戸教会)
2022年6月の聖書日課をまとめて表示します。
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酒井 啓介が担当した聖書日課をまとめて表示します。
異なるタイプの人たちが一致をするのは、この世では難しいものです。聖書は、自分と似た人や近いタイプの人がいれば一致せよと言うのではありません。「霊による一致を保つように努めなさい」と言われています。この「霊による一致」とはどういうことでしょうか。
エフェソの教会にはユダヤ人も異邦人もいて、さまざまなタイプの人が集まっていました。どのように一致したら、神は一致したと見てくださるのでしょうか。それは一人ひとりが高く天に上げられたまことの王であるキリストの権威に服従するときです。8節の詩編68編の引用はキリストが王であることを説明しています。まことの王は人びとからささげ物を受けるのではなく、王御自身が人びとに本当に必要なものを与えてくださいます。キリストは神の権威を持つ聖霊を与えてくださいました。
聖霊は皆さんの心の内で働いて、教会でお互いに一致に務めることを一番大事なことに思えるように、また行動できるようにさせてくださいます。一致のために犠牲を払うことがあっても、キリストは十分に報いてくださいます。お互いに、キリストを中心にして、聖霊による一致を保つように努めましょう。
【祈り】
キリストの権威に従って、お互いに一致を保てるように助けてください。