ヤロブアムの罪への断罪と主の憐れみ | 列王記上 11章1節-14章20節

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列王記上 11章1節-14章20節

「主は、ヤロブアムが自ら犯し、またイスラエルに犯させた罪のゆえに、イスラエルを引き渡される。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 列王記上 14章16節

ヤロブアムの罪への断罪と主の憐れみ

列王記を貫くのは、主の祝福の約束であることをすでに見ましたが、もうひとつの流れが王たちの罪です。

その象徴が、きょうの箇所に出てきた「ヤロブアムの罪」です。これから後の歴代の北イスラエルの王たちは、「ヤロブアムの道を歩んだ」、「ヤロブアムの罪を繰り返した」と評価され、断罪されていきます。そしてついには、北イスラエル王国自体が「ヤロブアムの罪」の流れの行き着く先として滅亡していくのです。

ヤロブアム自身は、主がソロモンの罪を糾弾し、その結果として王国を分裂させるために用いられた者でした。主はヤロブアムに対して、ダビデと同じ道を歩むならイスラエルをあなたのものとすると約束を与えられますが、彼は自らの権力基盤を固めるために2体の金の子牛を造り、それらを民に拝ませました。主は祝福を与えてくださるお方ですが、主なる神を怒らせ、後ろに投げ去る者を、主は投げ去られるのです。

王国の歴史に流れる主の祝福の約束とそれに逆らう人の罪と滅びは、今の私たちの歴史でもあります。しかし、その歴史のただ中で、自らの罪によって滅んでいく人のために、主は、御子イエス・キリストを遣わされました。きょうも自らの罪を悔いて主イエスを求める者に祝福あれ。

【祈り】

主なる神よ。罪を犯し、また悔いては犯す私たちを憐れんで、御子イエスをお送りくださり、感謝します。

草野 誠(恵那教会)