リジョイス聖書日課 2020年2月

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2020年2月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  3月分配信中

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  3月分配信中

耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。

月刊誌 『リジョイス』PDF版 3月号配信中

月刊誌 『リジョイス』PDF版 3月号配信中

パソコンやタブレットで読める、月刊誌 『リジョイス』PDF版の配信を行っています。当ホームページで配信している聖書日課だけはなく、1冊全部を読むことができます。

カルヴィニズムる人たち 2月

カルヴィニズムる人たち 2月

2020年2月の「カルヴィニズムる人たち」は伊丹教会会員の池田尚美さんです。通信教育などでイラストを専門的に学ばれ、今も描き続けていらっしゃいます。

わたしの街のこの教会 Vol.38 東川口教会

わたしの街のこの教会 Vol.38 東川口教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2020年2月は埼玉県川口市にある「東川口教会」です。

士師 2章

主の僕、ヌンの子ヨシュアは110歳の生涯を閉じ、…その世代が皆絶えて先祖のもとに集められると、その後に、主を知らず、主がイスラエルに行われた御業も知らない別の世代が興った。 士師記 2章8節、10節

尽きることのない主の憐れみ

指導者ヨシュアが亡くなりました。それでも、神のなさった大いなる御業を見た長老たちが生きている間、民は主に仕えました。しかし、次の世代になると、「主を知らず」、主の「御業も知ら」ず(10節)、カナンの豊…

マタイ 5章13-20節

「言っておくが、あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天の国に入ることができない。」 マタイによる福音書 5章20節

律法による義ではなく、信仰による義

ロシアの文豪トルストイは、晩年に主イエスが教えた山上の説教の内容に傾倒し、真のキリスト者はその言葉の通りに生きることが大切だと主張しました。ところが、自分の財産を貧しい人に施そうとしたときに家族の反…

士師 3章

イスラエルの人々が主に助けを求めて叫んだので、主は彼らのためにひとりの救助者を立てられた。これがベニヤミン族のゲラの子、左利きのエフドである。イスラエルの人々は貢ぎ物を彼の手に託して、モアブの王エグロンのもとに送った。 士師記 3章15節

それでも救う神

背信、裁き、叫び、そして士師による救い、これが士師記のパターンを作っています。そしてまた、この理想の形式が次第に崩れていくところに、この時代の悲しみがあります。二番目の士師エフドからすでに崩壊が始ま…

士師 4章

デボラは、「わたしも一緒に行きます。ただし今回の出陣で、あなたは栄誉を自分のものとすることはできません。主は女の手にシセラを売り渡されるからです」と答え、直ちにバラクと共にケデシュに向かった。 士師記 4章9節

戦いの主人公は誰なのか

イスラエルが主の前に再び悪を行ったため、主はカナンの王ヤビンと将軍シセラに主の民を隷属させられました。彼らは鉄の戦車を900両持っており、軍事技術に勝っていました。 対するイスラエルは、高価な軍備はおろ…

士師 5章

デボラとアビノアムの子バラクは、その日次のように歌った。
イスラエルにおいて民が髪を伸ばし
進んで身をささげるとき
主をほめたたえよ。
もろもろの王よ、聞け
君主らよ、耳を傾けよ。
わたしは主に向かって歌う。
イスラエルの神、主に向かって
わたしは賛美の歌をうたう。 士師記 5章1節~3節

進んで身をささげるとき

士師デボラは、イスラエルに勝利を与えてくださった神に心からの賛美をささげました。それが士師記5章にある長い歌です。 歌の内容は次のとおりです。敵の将軍シセラは、多くの軍勢によりイスラエルを襲いました。…

士師 6章

その子ギデオンは、ミディアン人に奪われるのを免れるため、酒ぶねの中で小麦を打っていた。主の御使いは彼に現れて言った。「勇者よ、主はあなたと共におられます。」 士師記 6章11節~12節

変革は弱く小さなところから

ギデオンは敵を避けて、酒ぶねの中に隠れていました。彼のことを御使いは「勇者よ」と言います。人の目にギデオンは勇者らしくありません。しかし、神は彼を用いられるのです。 ギデオンはやめてほしいと弁解します…

士師 7章

ギデオンは、その夢の話と解釈を聞いてひれ伏し、イスラエルの陣営に帰って、言った。「立て。主はミディアン人の陣営をあなたたちの手に渡してくださった。」 士師記 7章15節

神からのテスト

ギデオンはミディアン連合軍と数キロの距離で向き合っています。ギデオン軍は3万2千人、対する敵は13万5千人(8章10節)。相手は4倍以上であるのに、神は人が勝利を誇らないために恐れる兵士を去らせます。そうして…

士師 8章

ギデオンは彼らに答えた。「わたしはあなたたちを治めない。息子もあなたたちを治めない。主があなたたちを治められる。」 士師記 8章23節

心からの悔い改め

勝利を収めたギデオンが王になることを、イスラエルの人びとは求めます。しかし彼は「主があなたたちを治められる」と断りました。とても信仰的な発言に聞こえます。でも実はそうではないのです。彼は口先では信仰…

マタイ 5章21-26節

「あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。」 マタイによる福音書 5章21節

正しい基準を教える主イエス

高校生のとき、わたしはスポーツテストで50メートルのタイムを計る審判員をしたことがあります。ところが、わたしのタイムの測り方が間違っていたのでしょうか。すべての生徒の測定結果が普段の記録より良くなって…

士師 9章

ミグダル・シケムの首長は皆これを聞き、エル・ベリトの神殿の地下壕に入った。…民は皆それぞれ枝を切ると、アビメレクについて行って、それを地下壕の上に積み、そこにいる者を攻めたて、地下壕に火をつけた。ミグダル・シケムの人々、男女合わせて約千人が皆、こうして死んだ。 士師記 9章46節、49節

死の陰の地に住む者に光を

ギデオンの側女の子アビメレクは、母方の親戚を味方につけ、ギデオンの息子70人を殺しました。兄弟全員を「一つの石の上で殺す」、計画的で残忍な殺人です。彼は父から残酷さと権力欲を受け継ぎました。その後、彼…

エステル 4章

「この時にあたってあなたが口を閉ざしているなら、ユダヤ人の解放と救済は他のところから起こり、あなた自身と父の家は滅ぼされるにちがいない。この時のためにこそ、あなたは王妃の位にまで達したのではないか。」 エステル記 4章14節

信教の自由を守るための闘い

2月11日は、休日の「建国記念の日」ではありません。私たちにとっては、「信教の自由を守る日」であり、信教の自由と政教分離を守るための闘いを自覚する日です。 戦前、2月11日は「紀元節」とされていました。神道…

エゼキエル 3章

7日の後、主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、わたしはあなたを、イスラエルの家の見張りとする。わたしの口から言葉を聞くなら、あなたはわたしに代わって彼らに警告せねばならない。」 エゼキエル書 3章16節~17節

信教の自由と預言者の務め

「信教の自由」も「政教分離原則」も法制度としては近代国家の智慧です。しかし、同時にそれは聖書の教えに適うものです(創立宣言)。 創世記1章27節は、「神は御自分にかたどって人を創造された」と教えています…

士師 10章

彼らが異国の神々を自分たちの中から一掃し、主に仕えるようになり、主はイスラエルの苦しみを見るにしのびなくなった。 士師記 10章16節

主の憐れみのゆえに

主の恵みを忘れて主を裏切り、偶像の神々にひれ伏す。主の怒りの御手に打たれて苦境に立たされると、臆面もなく主の御名を呼び、救いを求めて叫ぶ。しかし、すぐにまた主の恵みを忘れ、主の目に悪とされることを行…

士師 11章

エフタは主に誓いを立てて言った。「もしあなたがアンモン人をわたしの手に渡してくださるなら、わたしがアンモンとの戦いから無事に帰るとき、わたしの家の戸口からわたしを迎えに出て来る者を主のものといたします。わたしはその者を、焼き尽くす献げ物といたします。」 士師記 11章30節~31節

ただ信頼せよ

勇士エフタは、アンモン人との戦いに勝利しました。それは主が彼と共におられたからです。「主の霊がエフタに臨んだ」からです(29節)。主の民に勝利をもたらしてくださるのは、主なのです。 ところが、エフタはこ…

士師 12章

エフタはそこでギレアドの人をすべて集めて、エフライムと戦い、ギレアドの人はエフライムを撃ち破った。エフライムが、「あなたたちはエフライムを逃げ出した者。ギレアドはエフライムの中、マナセの中にいるはずだ」と言ったからである。 士師記 12章4節

闇の現実から

先の11章にはエフタがアンモン人との戦いに勝利したことが記されていましたが、12章に記されるのはイスラエルの部族同士の戦いです。アンモン人との戦いにおいて、ギレアドの人エフタはギレアドと親しかったマナセ…

マタイ 5章38-48節

「だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。」 マタイによる福音書 5章48節

不完全な私たちを赦す神の完全さ

現代社会に生きる私たちを襲う心の病の中で、多くの人が経験するものがうつ症状です。うつ症状に陥ると、今まで当たり前のようにできたことができなくなります。どんなにがんばろうとしても、まるでエンジンが空回…

ルカ 10章25-37節

「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」 ルカによる福音書 10章26節

律法をどう読むか

「読む」とは、理解し行うことを含みます。主イエスを試そうとした律法の専門家は、自分の正しさを証明するために律法を読んでいました。彼に対して主イエスは、善いサマリア人のたとえを話されます。 ある人が追い…

ルカ 12章13-21節

こう自分に言ってやるのだ。「さあ、これから先何年も生きて行くだけの蓄えができたぞ。ひと休みして、食べたり飲んだりして楽しめ」と。』しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。」 ルカによる福音書 12章19節~20節

本当の命綱

バンジージャンプをしたら紐が切れて落ちてしまった。そういう衝撃的な映像をテレビで見たことがあります。この人の命綱は役に立ちませんでした。 役に立たない命綱は危険です。愚かな金持ちは、自らが持っている多…

ルカ 13章6-9節

「御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。そうすれば、来年は実がなるかもしれません。もしそれでもだめなら、切り倒してください。」 ルカによる福音書 13章8節~9節

実を結ぶための配慮をいただいて

実のならないいちじくの木。これは主イエスの言葉を聞くすべての人に関係します。3年もの間、このいちじくの木は実を結びませんでした。したがって、切り倒すという判断は当然です。神の裁きを前にして、誰もが切り…

士師 13章

「あなたは身ごもって男の子を産む。その子は胎内にいるときから、ナジル人として神にささげられているので、その子の頭にかみそりを当ててはならない。彼は、ペリシテ人の手からイスラエルを解き放つ救いの先駆者となろう。」 士師記 13章5節

賜物を主のために

13章から16章は、十二人の士師たちの最後に登場するサムソンについて記します。ご自身に背いたイスラエルを、主はペリシテというきわめて手ごわい敵の手に、それも40年の長きにわたって渡されます。このペリシテの…

士師 14章

父母にはこれが主の御計画であり、主がペリシテ人に手がかりを求めておられることが分からなかった。 士師記 14章4節

主の御計画

ペリシテ人の娘に一目ぼれし、力ずくで思いを遂げようとする。ペリシテ人たちに出したなぞかけを解き明かされた腹いせに、30人もの無実の人の命を奪う。14章におけるサムソンのふるまいは破天荒と言うか、傍若無人…

士師 15章

彼は非常に喉が渇いていたので、主に祈って言った。「あなたはこの大いなる勝利を、この僕の手によってお与えになりました。しかし今、わたしは喉が渇いて死にそうで、無割礼の者たちの手に落ちようとしています。」 士師記 15章18節

祈るサムソン

「これがお前たちのやり方なら、わたしはお前たちに報復せずにはいられない」(7節)。15章でもサムソンは、力にまかせてふるまっています。彼をとらえているのは報復の論理です。神は力ある方です。しかし、神が力…

マタイ 17章1-9節

「主よ、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。お望みでしたら、わたしがここに仮小屋を三つ建てましょう。」 マタイによる福音書 17章4節

わたしの人生の出来事すべてに意味がある

暗い夜空に輝く満点の星は私たちの心に感動を与えます。ところが、もしこの光景から暗い夜空だけを切り取ってしまったらどうでしょうか。多分、星は見えなくなってしまいます。暗い夜空と輝く星は一つになってこそ…

士師 16章

サムソンは主に祈って言った。「わたしの神なる主よ。わたしを思い起こしてください。神よ、今一度だけわたしに力を与え、ペリシテ人に対してわたしの二つの目の復讐を一気にさせてください。」 士師記 16章28節

最後の祈り

最愛の女性デリラに執拗に迫られ、サムソンは彼の怪力の秘密を明かしてしまいます。彼はペリシテ人の策略により髪を剃られ、力を失い、捕らえられて両目をえぐられ、青銅の足枷をはめられ、牢屋で粉を引かせられる…

士師 17章

そのころイスラエルには王がなく、それぞれが自分の目に正しいとすることを行っていた。 士師記 17章6節

誰が主のようなものか

サムソンの死後、イスラエルの堕落は、あらゆる面で極まります。そして、内輪もめに終始します。 17章にミカが登場します。これまでの士師記の流れなら新たな士師の登場かと思われます。しかし、ミカは士師とは言え…

士師 18章

「誰があなたをここに連れて来たのか。あなたはここで何をしているのか。ここでのあなたの務めは何か。」 士師記 18章3節

これも「自分の目に正しい」から

17章からの続きで、ダン族も「自分の目に正しいとすることを行」う者として登場します。ダン族は、ヨシュア19章で、一旦嗣業の地を割り当てられましたが、ほとんど入手できず、別の土地を探しました。彼らはライシ…

士師 19章

「イスラエルの人々がエジプトの地から上って来た日から今日に至るまで、このようなことは決して起こらず、目にしたこともなかった。」 士師記 19章30節

今までにないひどさ

この章の焦点はレビ人の言動です。旅先でならず者に押しかけられると、側女を外に押し出して自らは中にこもり、側女への暴行を許してしまいます。翌朝レビ人がようやく玄関を開けると、側女が倒れていました。呼び…

士師 20章

イスラエルの人々は皆、そのすべての軍団と共にベテルに上って行き、主の御前に座り込んで泣いた。その日、彼らは夕方まで断食し、焼き尽くす献げ物と和解の献げ物を主の御前にささげた。 士師記 20章26節

犠牲を出して主に立ち帰り

イスラエルがベニヤミン族による非道の責任を問いただすと、ベニヤミン族は反発し、神の民同士の内戦が始まってしまいます。イスラエルの方が兵の数は多かったのに、一度目二度目とイスラエルが敗れ、何万人もの犠…

士師 21章

そのころ、イスラエルには王がなく、それぞれ自分の目に正しいとすることを行っていた。 士師記 21章25節

女性を大切に守る王

イスラエルはベニヤミンとの戦いを始める際、「我々は誰も自分の娘をベニヤミンに嫁として与えないこと」を誓っていました。ベニヤミン族との戦いの後、この誓いがベニヤミン族の滅亡を招くと後悔します。彼らはベ…