リジョイス聖書日課 2020年11月

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2020年11月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』PDF版 12月号配信中

月刊誌 『リジョイス』PDF版 12月号配信中

パソコンやタブレットで読める、月刊誌 『リジョイス』PDF版の配信を行っています。当ホームページで配信している聖書日課だけはなく、1冊全部を読むことができます。

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  12月分配信中

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  12月分配信中

耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。

わたしの街のこの教会 Vol.45 銚子栄光教会

わたしの街のこの教会 Vol.45 銚子栄光教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2020年11月は千葉県銚子市 にある「調布栄光教会」です。

カルヴィニズムる人たち 11月

カルヴィニズムる人たち 11月

2020年11月の「カルヴィニズムる人たち」は新浦安教会会員の早川野々花さんです。在籍中の青山学院大学にて学びつつ、ピアノや賛美リードの奉仕をされています。

マタイ 22章34-46節

「律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」 マタイによる福音書 22章40節

神が望まれたこと

ここでは、律法の専門家によって、「何が最も重要な掟なのか」という問いがなされています。主イエスは、これに「神と人とへの愛」と答えられました。 さらに、一切の律法と預言者は、この二つの愛に基づいている、…

ヨナ 1章

しかしヨナは主から逃れようとして出発し、タルシシュに向かった。 ヨナ書 1章3節

主から逃れたいとき

ヨナ書は、主の言葉がヨナに臨むところから始まります。「さあ、大いなる都ニネベに行ってこれに呼びかけよ。彼らの悪はわたしの前に届いている」(2節)。しかし、ヨナは主から逃げるため、ニネベには行かず、タル…

ヨナ 2章

苦難の中で、わたしが叫ぶと
主は答えてくださった。
陰府の底から助けを求めると
わたしの声を聞いてくださった。 ヨナ書 2章3節

神と向き合う時間

荒れ狂う海に放り投げられたヨナは、「神の御前から追放された」と思いました。荒れ狂う海に放り込まれ、絶体絶命です。ヨナは死を覚悟しました。しかし、神の御手は海の中にまで及びました。神は巨大な魚に命じて…

ヨナ 3章

神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、宣告した災いをくだすのをやめられた。 ヨナ書 3章10節

滅びから思い直される

ヨナはようやく敵国の都ニネベに神の言葉を告げにいきます。その内容は、40日後にニネベの町が滅びるという裁きの宣言でした。ニネベの人びとはこの裁きの宣言を聞き、イスラエルの神を信じました。ニネベの王も悔…

ヨナ 4章

「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたとうごまの木さえ惜しんでいる。それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。」 ヨナ書 4章10節~11節

命あるものを惜しむ神

4章で、ようやくヨナが神から逃げた理由が明らかになります。それはニネベの人に神の言葉を語りたくなかったからです。ニネベを都に置くアッシリアは、イスラエルの敵の国です。ヨナはイスラエルに敵意を向ける国な…

黙示録 1章

イエス・キリストの黙示。この黙示は、すぐにも起こるはずのことを、神がその僕たちに示すためキリストにお与えになり、そして、キリストがその天使を送って僕ヨハネにお伝えになったものである。ヨハネは、神の言葉とイエス・キリストの証し、すなわち、自分の見たすべてのことを証しした。 ヨハネの黙示録 1章1節~2節

イエス・キリストの黙示

黙示は、啓示とも訳されます。神はイエス・キリストを通して、「すぐにも起こるはずのことを」(1節)、また、キリストが再び来られる時のことを(7節)、ヨハネに示されます。そのことによって、神の言葉に生きる…

黙示録 2章

しかし、あなたに言うべきことがある。あなたは初めのころの愛から離れてしまった。だから、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて初めのころの行いに立ち戻れ。もし悔い改めなければ、わたしはあなたのところへ行って、あなたの燭台をその場所から取りのけてしまおう。 ヨハネの黙示録 2章4節~5節

初めのころの行いに立ち戻れ

ヨハネの黙示録2章、3章には、アジア州にある七つの教会、すなわちエフェソ、スミルナ、ペルガモン、ティアティラ、サルディス、フィラデルフィア、ラオディキアにある教会に、キリストが示された啓示の言葉が記さ…

マタイ 23章1-12節

「地上の者を『父』と呼んではならない。あなたがたの父は天の父おひとりだけだ。」 マタイによる福音書 23章9節

神を神とする

ここで主イエスは、律法学者やファリサイ派の人たちについてとても厳しい言葉を語っておられます。しかし、主イエスは、律法学者たちにではなく、弟子たちに、また群衆たちに向かっても語られています。それは誰も…

黙示録 3章

「あなたは、『わたしは金持ちだ。満ち足りている。何一つ必要な物はない』と言っているが、自分が惨めな者、哀れな者、貧しい者、目の見えない者、裸の者であることが分かっていない。そこで、あなたに勧める。裕福になるように、火で精錬された金をわたしから買うがよい。」 ヨハネの黙示録 3章17節~18節

愛する者を鍛えるお方

3章に記されているラオディキアの教会への手紙には、教会をほめる言葉がありません。それはラオディキアの教会の霊的状態が非常に悪化していることを意味します。 何がそれほどまでに教会の霊的状態を悪化させたの…

黙示録 4章

玉座に座っておられ、世々限りなく生きておられる方に、これらの生き物が、栄光と誉れをたたえて感謝をささげると、24人の長老は、玉座に着いておられる方の前にひれ伏して、世々限りなく生きておられる方を礼拝し、自分たちの冠を玉座の前に投げ出して言った。 ヨハネの黙示録 4章9節~10節

天上の礼拝に連なる恵み

4章には、キリストからヨハネに示された天上の幻が記されています。それは、天の玉座の周りで、24人の長老と四つの生き物が神を礼拝している幻です。 「白い衣を着て、頭から金の冠をかぶった24人の長老」(4節)と…

黙示録 5章

また、わたしは、天と地と地の下と海にいるすべての被造物、そして、そこにいるあらゆるものがこう言うのを聞いた。
「玉座に座っておられる方と小羊とに、
賛美、誉れ、栄光、そして権力が、
世々限りなくありますように。」 ヨハネの黙示録 5章13節

すべての被造物と共に

神はすべての被造物が神の栄光を称え、すべての被造物が神を礼拝することを望んでおられます。 しかし、現実はどうでしょうか。神のかたちに創造された人間は堕落し、偶像に心を奪われています。この世界を正しく治…

黙示録 6章

小羊が第五の封印を開いたとき、神の言葉と自分たちがたてた証しのために殺された人々の魂を、わたしは祭壇の下に見た。彼らは大声でこう叫んだ。「真実で聖なる主よ、いつまで裁きを行わず、地に住む者にわたしたちの血の復讐をなさらないのですか。」 ヨハネの黙示録 6章9節~10節

殉教者の叫びと忍耐

小羊によって六つの封印が開かれ、これから世界に起こることが語られます。小羊が封印を開くとは、イエス・キリストによって神の計画が神の民に啓示され、その計画が実現していくことを意味します。 しかし、それは…

黙示録 7章

「彼らは、もはや飢えることも渇くこともなく、
太陽も、どのような暑さも、
彼らを襲うことはない。
玉座の中央におられる小羊が彼らの牧者となり、
命の水の泉へ導き、
神が彼らの目から涙をことごとく
ぬぐわれるからである。」 ヨハネの黙示録 7章16節~17節

目から涙をぬぐわれる

終わりの日に至るまで、神の僕たちには艱難が続き、この世界にもさまざまな天変地異が起こります。それまで終わりは来ません。なぜなら、「我々が、神の僕たちの額に刻印を押してしまうまでは、大地も海も木も損な…

ゼカリヤ 1章

ダレイオスの第2年8月に、イドの孫でベレクヤの子である預言者ゼカリヤに主の言葉が臨んだ。 ゼカリヤ書 1章1節

ただ一つのこと

ゼカリヤ書は、民たちが、バビロン捕囚から解放されて、エルサレムに帰還した時に語られたものです。彼らは主の大いなる御業によってエルサレムに帰還することができました。 帰還した彼らはまず何をその生活の核に…

マタイ 5章1-12節

「わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。」 マタイによる福音書 5章11節~12節

失われない喜び

今の私たちは、ここで主イエスがお語りになっておられるような迫害に遭っているわけではありません。けれども、信仰が周囲から受け入れられず、理解してもらえないこともあります。また、信仰を理由にして何らかの…

ゼカリヤ 2章

わたしに語りかけた御使いが出て行くと、別の御使いが出て来て迎え、彼に言った。「あの若者のもとに走り寄って告げよ。
エルサレムは人と家畜に溢れ
城壁のない開かれた所となる。」 ゼカリヤ書 2章7節~8節

城壁のないところ

70年というバビロン捕囚の生活は、彼らの内に少なからず宗教的荒廃をもたらしました。それゆえ捕囚から帰還した彼らが自らの生活再建に翻弄されたことは仕方のないことだったかもしれません。けれども、信仰者にと…

ゼカリヤ 3章

「大祭司ヨシュアよ
あなたの前に座す同僚たちと共に聞け。
あなたたちはしるしとなるべき人々である。」 ゼカリヤ書 3章8節

しるしとなるべき人々

「私たちの教会の先生はいい先生なんだけれど、もう少しこうあってほしい、もう少しあぁあってほしい…」。これは、誰の心にも浮かびうる声なのではないかと思います。もちろん牧師は、少しでも主に喜ばれる働きがで…

ゼカリヤ 4章

「誰が初めのささやかな日をさげすむのか。
ゼルバベルの手にある選び抜かれた石を見て
喜び祝うべきである。
その七つのものは、地上をくまなく見回る主の御目である。」 ゼカリヤ書 4章10節

御目を向けてくださる主

私たちの幸いは何でしょう。それは、私たちの暮らしを「瞳のように」(詩17編8節)守っておられるお方が共におられるということではないでしょうか。 主はこの章で私たちに、不思議な幻を示されます。その幻は、1本…

ゼカリヤ 5章

御使いがわたしに、「何を見ているのか」と尋ねたので、わたしは答えた。「巻物が飛んでいるのが見えます。その長さは20アンマ、幅は10アンマです。」 ゼカリヤ書 5章2節

巻物が飛んで

主はここで信仰の民を慰めるために、ある幻を示されます。それは「巻物が飛んで」いく幻です。 この巻物とは何を象徴しているのでしょう。それは言うまでもなく神の律法であり、今日の麗しい神の御言葉です。この麗…

ゼカリヤ 6章

万軍の主はこう言われる。
見よ、これが「若枝」という名の人である。
その足もとから若枝が萌えいでる。
彼は主の神殿を建て直す。
彼こそ主の神殿を建て直し
威光をまとい、王座に座して治める。 ゼカリヤ書 6章12節~13節

ほんとうの神殿再建

民たちは捕囚からの帰還後、おおよそ20数年を経て、ようやく神殿再建に向けて動き始めることができました。そのあまりにも麗しく美しい神殿を見て、人びとは大きな喜びに包まれました。わたしもかつて新会堂建築に…

ゼカリヤ 7章

そのとき、主の言葉がゼカリヤに臨んだ。
「万軍の主はこう言われる。
正義と真理に基づいて裁き
互いにいたわり合い、憐れみ深くあり
やもめ、みなしご
寄留者、貧しい者らを虐げず
互いに災いを心にたくらんではならない。」 ゼカリヤ書 7章8節~10節

憐れみ深くあれ

主は究極的には、私たち信仰者のどこをご覧になるのでしょうか。外的な行為でしょうか。それとも内なる心でしょうか。 時は捕囚帰還後、神殿再建に取り組んでいるところでした。しかしながら、民たちは神殿の外的な…

マタイ 25章1-13節

「ところが、花婿の来るのが遅れたので、皆眠気がさして眠り込んでしまった。真夜中に『花婿だ。迎えに出なさい』と叫ぶ声がした。そこで、おとめたちは皆起きて、それぞれのともし火を整えた。」 マタイによる福音書 25章5節~7節

今を大切に

マタイでは、24章で神殿の崩壊が語られてから、弟子たちが「その日はいつか」を問います。それに答えていくつかのたとえ話が語られます。 今日の個所もその一つです。ここでは5人ずつ、賢いおとめたちと、愚かなお…

ゼカリヤ 8章

「主はこう言われる。
わたしは再びシオンにきて
エルサレムの真ん中に住まう。
エルサレムは信頼に値する都と呼ばれ
万軍の主の山は聖なる山と呼ばれる。」 ゼカリヤ書 8章3節

永遠に失われないもの

主がエルサレムの城郭の「真ん中」に住んでおられる。これは、当時のイスラエルの民たちにとって最も大きな慰めであり、真実でした。 この前の時代、民たちは異教の地バビロンに捕囚にされていました。民の中のある…

黙示録 8章

香の煙は、天使の手から、聖なる者たちの祈りと共に神の御前へ立ち上った。それから、天使が香炉を取り、それに祭壇の火を満たして地上へ投げつけると、雷、さまざまな音、稲妻、地震が起こった。 ヨハネの黙示録 8章4節~5節

祈りは最優先事項

ヨハネは聖なる者たちの祈りが神へと届けられる様を見ました。その直後に地上で雷、さまざまな音、稲妻、地震が起こりました。これらの自然現象は、祈りの応答として神が地上の歴史に直接介入されたことを意味しま…

黙示録 9章

これらの災いに遭っても殺されずに残った人間は、自分の手で造ったものについて悔い改めず、なおも、悪霊どもや、金、銀、銅、石、木それぞれで造った偶像を礼拝することをやめなかった。…また彼らは人を殺すこと、まじない、みだらな行い、盗みを悔い改めなかった。 ヨハネの黙示録 9章20節~21節

どうしてもやめられない

きょうの御言葉には人間がどうしてもやめられないことが挙げられています。偶像礼拝、人殺し、まじない、みだらな行い、盗み…。 ヨハネは、神の怒りが地上に下り、神を侮る人間の三分の一が死んだ現実を目の当たり…

黙示録 10章

わたしは、その小さな巻物を天使の手から受け取って、食べてしまった。それは、口には蜜のように甘かったが、食べると、わたしの腹は苦くなった。 ヨハネの黙示録 10章10節

甘くて苦いもの

甘くて苦い食べものとは何でしょうか。矛盾した味の食べものは、神の言葉が記された小さな巻物です。巻物には神の秘められた計画、良い知らせがしたためられています。ヨハネは天使に言われるまま巻物を食べました…

黙示録 11章

「この世の国は、我らの主と、
そのメシアのものとなった。
主は世々限りなく統治される。」 ヨハネの黙示録 11章15節

当てのある人生

「当てのない旅」という言葉があります。計画や目的とは無関係の旅、放浪の旅、流浪の旅です。当てのない旅が好きな人もいれば、思いに反して、当てのない旅に出なければならなくなることもあります。意図せず、い…

黙示録 12章

「兄弟たちは、小羊の血と
自分たちの証しの言葉とで、
彼に打ち勝った。
彼らは、死に至るまで命を惜しまなかった。」 ヨハネの黙示録 12章11節

勝利の道を歩む

もはや天に居場所がなくなった竜(悪魔)は、戦いに負けて、地に落とされます。そして、働き場所を天から地に移します(7-10節)。竜はこの世の君となって、地上のすべての人たちを惑わします。さらには地上の信徒…

マタイ 25章31-46節

「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置く。」 マタイによる福音書 25章31節~33節

神と共に生きる

このところでは、この世界の終わりの時の様子が描き出されています。その中心におられるのは栄光に輝く主イエス・キリストです。 ここに2種類の人たちが登場します。一方は羊、もう一方は山羊にたとえられています…

黙示録 13章

ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は666である。 ヨハネの黙示録 13章18節

666

きょうの御言葉には「666」という数字が出てきます。ここでは、この「666」という数字の意味を考えるようにと勧められています。 これは獣の数字とも呼ばれます。悪魔(竜)が自分の力と王座と大きな権威を与えた獣…