ゼカリヤ書 6章
万軍の主はこう言われる。
見よ、これが「若枝」という名の人である。
その足もとから若枝が萌えいでる。
彼は主の神殿を建て直す。
彼こそ主の神殿を建て直し
威光をまとい、王座に座して治める。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ゼカリヤ書 6章12節~13節
ほんとうの神殿再建
山村 貴司(青葉台キリスト教会)
万軍の主はこう言われる。
見よ、これが「若枝」という名の人である。
その足もとから若枝が萌えいでる。
彼は主の神殿を建て直す。
彼こそ主の神殿を建て直し
威光をまとい、王座に座して治める。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ゼカリヤ書 6章12節~13節
山村 貴司(青葉台キリスト教会)
2020年11月の聖書日課をまとめて表示します。
「ゼカリヤ書」の聖書日課をまとめて表示します。
山村 貴司が担当した聖書日課をまとめて表示します。
民たちは捕囚からの帰還後、おおよそ20数年を経て、ようやく神殿再建に向けて動き始めることができました。そのあまりにも麗しく美しい神殿を見て、人びとは大きな喜びに包まれました。わたしもかつて新会堂建築に携わることが許されましたが、会堂が建て上がった時の喜びは大きなものでした。
けれども、私たちの最も本質的な喜びはどこにあるのでしょう。それは外的な建物にではなく、神と顔と顔とを合わせる真実な交わりにあり、神と顔と顔とを合わせる真実な祈りにあるのだと思います。
聖書は、大祭司ヨシュアの足もとから若枝が萌えいで、彼が神殿を建て直すと言っています。若枝とはキリストのことです。若枝のごとく命に満ちたキリストが建て直す神殿は、十字架と塔が立つ外的な神殿のことではありません。神と顔と顔とを合わせる真実な交わりが祈りにおいて実現し、そこに真実な神殿が建て上げられます。
きょうも、祈りのうちに神との真実な交わりが、実現しますように。