ヨハネの黙示録 8章
香の煙は、天使の手から、聖なる者たちの祈りと共に神の御前へ立ち上った。それから、天使が香炉を取り、それに祭壇の火を満たして地上へ投げつけると、雷、さまざまな音、稲妻、地震が起こった。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネの黙示録 8章4節~5節
香の煙は、天使の手から、聖なる者たちの祈りと共に神の御前へ立ち上った。それから、天使が香炉を取り、それに祭壇の火を満たして地上へ投げつけると、雷、さまざまな音、稲妻、地震が起こった。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネの黙示録 8章4節~5節
2020年11月の聖書日課をまとめて表示します。
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長井 正人が担当した聖書日課をまとめて表示します。
ヨハネは聖なる者たちの祈りが神へと届けられる様を見ました。その直後に地上で雷、さまざまな音、稲妻、地震が起こりました。これらの自然現象は、祈りの応答として神が地上の歴史に直接介入されたことを意味します。
ヨハネ黙示録によると、礼拝している聖徒たちは迫害の嵐の中に置かれていました。地上は悪魔の巣窟と化し、信仰生活は妨害され、神の栄光は踏みにじられていました。この状況下で誰にも邪魔されないキリスト者の唯一の信仰生活は祈りでした。祈りの言葉は、誰にも邪魔されず、神に直接届けられます。
ある牧師はこう言っています。「祈りは最優先事項であって、最後の手段ではない」と。「もう祈るしかない」、「祈ることしかできない」と口にすることがあります。しかし、祈りは他のすべてのことに先行する手段です。
歴代の聖徒たちは神が祈りに必ず答えてくださるという確信を持って祈っていました。黙示録はこの点を伝えることによって、神を信じ祈り続けるようにと、くじけそうになっている聖徒たちを励まします。私たちも最優先事項として、きょうも祈ります。