リジョイス聖書日課 2019年9月

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2019年9月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  10月分配信中

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耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。

季刊紙 『JOY!』秋号配布中(Vol.12)

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主な内容:メッセージ、アート、ちょっと知りたいキリスト教のあれこれなど。トラクトとしてお使いください。季刊紙 『JOY!』冬号(Vol.13)の予約を受付中。

月刊誌 『リジョイス』PDF版 10月号配信中

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月刊誌 『リジョイス』PDF版 申込随時受付中。主な内容: 恵みの文字、中世教会の祈り 聖書日課、いのちのパン、アウグスティヌスの古くて新しい物語、カルヴィニズムる人たち、わたしの街のこの教会、外国教会関係委員会通信、寄り添って生きる、など。

わたしの街のこの教会「芸陽教会」

わたしの街のこの教会「芸陽教会」

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。9月は高知県安芸市の「芸陽教会」です。場所は森澤病院の裏手、海岸から200mの距離です。

カルヴィニズムる人たち 9月

カルヴィニズムる人たち 9月

9月の「カルヴィニズムる人たち」は高松教会 教会員の松本佑紀さんです。「或る音楽会プロジェクト」を設立し、日本で作られた小学校・中学校向きの合唱曲や讃美歌を中心とした曲を、特定の場所にこだわらずに歌っていく活動をされています。

ルカ 14章7-14節

「だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。…そうすれば、その人たちはお返しができないから、あなたは幸いだ。正しい者たちが復活するとき、あなたは報われる。」 ルカによる福音書 14章11節、14節

行いの姿勢

主イエスはここで、謙遜の美徳をもっていないと恥をかく、という世渡り術を説かれているのではありません。相手を見てへりくだりの対応を変えるような相対的な姿勢ではなく、本来神の下にある自分を認めて、「主の…

マタイ 1章

「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
その名はインマヌエルと呼ばれる。」
この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。 マタイによる福音書 1章23節

主イエスの名を思い出すとき

主イエスの名前の意味は「神は我々と共におられる」です。これは神がわたしを愛しておられるということです。祈りの最後に、「主のお名前によって祈ります」というとき、きょうも神に愛されていることを思い出しま…

マタイ 2章

「『ユダの地、ベツレヘムよ、
お前はユダの指導者たちの中で
決していちばん小さいものではない。
お前から指導者が現れ、
わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」 マタイによる福音書 2章6節

真の指導者 主イエス

人には夢(目的)が必要です。夢のない人生は、ただ世を漂っているだけの人生です。それは他の人間にあなたの人生を左右されることです。あなたの人生の夢は何ですか。 神はすべてに関して夢をもっておられます。あ…

マタイ 3章

そのとき、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と言う声が、天から聞こえた。 マタイによる福音書 3章17節

天からの声

人は毎日、神から出発して、神に帰ってくるよう造られました。時に、自分にうんざりする出来事が起きる日もあり、自分の罪を認めるしかない出来事が起きる日もあるでしょう。それでも人は一日の終わりに神に帰って…

マタイ 4章

イエスはお答えになった。
「『人はパンだけで生きるものではない。
神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』と書いてある。」 マタイによる福音書 4章4節

心の健康診断

健康診断と聞くと人間ドックを連想される方もおられるでしょう。体を健康に維持するには、医者の診断を受け、指示通りに食事の管理をすることが大切です。 それ以上に、人は心の健康管理が大切だと主イエスは教えて…

マタイ 5章

「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」 マタイによる福音書 5章44節

敵を愛し、祈る

きょうの主イエスの御言葉を聞いて、ある人がこう言ったそうです。「俺の敵は、酒とギャンブルと女だ。だからこれからも愛し続けるぞ」。以前何かの本で読んで、大笑いしたことを思い出します。 もちろん主イエスの…

マタイ 6章

「あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」 マタイによる福音書 6章24節

神に仕え、富を管理する

主イエスは、神に仕えお金をふさわしく管理しなさいと教えておられます。お金に対して気をつけなければならないことがあります。お金を愛して依存して生きることやお金が人生を保証すると考えることはいけません。…

ルカ 14章25-35節

「だから、同じように、自分の持ち物を一切捨てないならば、あなたがたのだれ一人としてわたしの弟子ではありえない。」 ルカによる福音書 14章33節

わたしの弟子であれ

キリストを主と信じることは、大きな喜びです。けれども、キリストのものであり続けることは、容易ではありません。主イエスは、弟子(信仰者)として一切を捨てる覚悟を求められました。それが、「自分の十字架を…

エゼキエル 1章

わたしはケバル川の河畔に住んでいた捕囚の人々の間にいたが、そのとき天が開かれ、わたしは神の顕現に接した。…主の言葉が祭司ブジの子エゼキエルに臨み、また、主の御手が彼の上に臨んだ。 エゼキエル書 1章1節、3節

主が私たちと共におられる

私たちは人から忘れ去られて孤独に置かれたとき、希望を失い、生きる意欲さえ失ってしまいます。まして神から見捨てられたと感じたときはそれ以上でしょう。 神の民イスラエルは、背信の結果、北の大国バビロンに攻…

エゼキエル 2章

「人の子よ、わたしはあなたを、イスラエルの人々、わたしに逆らった反逆の民に遣わす。…たとえ彼らが聞き入れようと拒もうと、あなたはわたしの言葉を語らなければならない。彼らは反逆の家なのだ。」 エゼキエル書 2章3節、7節

主に遣わされる預言者

預言者は神から遣わされて御言葉を語る者です。しかし、エゼキエルは素直に御言葉を聞く人びとにではなく、反逆の民に遣わされると言われています。反逆の民もまた神に愛され、導かれた契約の民でした。それにもか…

エゼキエル 3章

「人の子よ、わたしはあなたを、イスラエルの家の見張りとする。わたしの口から言葉を聞くなら、あなたはわたしに代わって彼らに警告せねばならない。」 エゼキエル書 3章17節

見張りの務め

イスラエルの家の見張り人とは、塔から見張って敵の危険を人びとに知らせる、霊的見張り人です。神の御言葉に耳を傾けず、安心だ、平安だと神を忘れて世の楽しみを謳歌している人びとに警告する役割を担います。ま…

エゼキエル 4-5章

左脇を下にして横たわり、イスラエルの家の罪を負いなさい。あなたは横たわっている日の数だけ、彼らの罪を負わなければならない。 エゼキエル書 4章4節

背きの罪を担われる御方

神の民と呼ばれたイスラエルは、その罪ゆえに神の厳しい裁きを告げられました。それは大国バビロンによるエルサレムの包囲と滅びの予告でした。預言者はそれを二つの象徴的な行為で表しました。 まず、左脇を下にし…

エゼキエル 6章

「しかし、お前たちが諸国に散らされるとき、わたしはお前たちのために、剣を逃れた者を諸国民の間に残しておく。お前たちのうちで逃れた者は、捕囚として連れ去られる先の国々でわたしを思い起こす。わたしを離れ去る姦淫の心と、偶像にひかれる姦淫の目をわたしが打ち砕くからだ。」 エゼキエル書 6章8節~9節

残りの者を残す

神の民イスラエルは背きの罪のゆえに神の厳しい裁きを受けました。彼らは空しい偶像の神々に心を寄せ、契約の神を捨ててしまったのです。神は北の大国バビロンを用いて彼らを滅ぼし、民はかの地に捕囚されて行きま…

エゼキエル 7章

終わりが来る。地の四隅に終わりが来る。今こそ終わりがお前の上に来る。わたしは怒りを送り、お前の行いに従って裁き、忌まわしいすべてのことをお前に報いる。 エゼキエル書 7章2節~3節

神のなだめの供え物

終わりの日、それは背く者に神の聖なる御怒りがあらわされる日です。神への背信のゆえに契約の民イスラエルに終わりの裁きの日が来ると告げられたのです。それは神の義しい御怒りがあらわされる時でした。神の聖な…

ルカ 15章1-10節

「言っておくが、このように悔い改める1人の罪人については、悔い改める必要のない99人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。」 ルカによる福音書 15章7節

失われたものを取り戻す天の喜び

本来、私たち人間は、神の像に造られ、その命の息を吹き入れられた、神のものです。しかし、神に背を向けて、神共にいます喜びを捨てて、滅びの方向に歩んでしまいました。いるべきところを見失ったのは、神ではな…

箴言 1章

「立ち帰って、わたしの懲らしめを受け入れるなら
見よ、わたしの霊をあなたたちに注ぎ
わたしの言葉を示そう。」 箴言 1章23節

立ち帰るのを待たれる神

「箴言」をはじめとして、知恵の書と呼ばれる「詩編」や「コヘレトの言葉」などは皆、「主(ヤハウェなる神)を畏れることは知恵の初め」であると教えます(詩111編10節、箴1章7節、コへ12章13節など)。「神を畏れ…

箴言 2章

銀を求めるようにそれを尋ね
宝物を求めるようにそれを捜すなら
あなたは主を畏れることを悟り
神を知ることに到達するであろう。 箴言 2章4節~5節

神を知ることに到達する

古代近東ではかつて金よりも銀のほうが価値あるものとされた時代がありました(イザ55章1節参照)。人間が人間として生きるために求めるべきもの、欠かすことができないものは、富でも名声でもなく、「主(ヤハウェ…

箴言 3章

心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず
常に主を覚えてあなたの道を歩け。
そうすれば
主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。 箴言 3章5節~6節

主の道に歩む

人間は自分だけで立つこと、また何にももたれかかることなく生きること、物事を判断することなど決してできないものです。問題は、では何に、誰により頼んで、またもたれかかって生きるのか、誰の判断に従って行動…

箴言 4章

父はわたしに教えて言った。
「わたしの言葉をお前の心に保ち
わたしの戒めを守って、命を得よ。」 箴言 4章4節

命を得よ

神の民イスラエルは世代から世代へとわたって、神のなされたこと、そしてまた神の御言葉をその子孫に告げて来ました。それは、神が彼らにそう命じられたからです(出12章26節、13章8節、申4章10節、6章6~7節など)…

箴言 5章

人の歩む道は主の御目の前にある。
その道を主はすべて計っておられる。 箴言 5章21節

皆、主の御目の前に生きている

私たち人間は皆、そのことを意識する意識しないにかかわらず、神の御目の前に生きています。また、神は私たちの歩むすべての道を御存じです。だれも主(ヤハウェなる神)の前に、自分を隠すことができません。です…

箴言 6章

わが子よ、父の戒めを守れ。
母の教えをおろそかにするな。
それをいつもあなたの心に結びつけ
首に巻きつけよ。
それはあなたの歩みを導き
あなたが横たわるとき見守り
目覚めればあなたに話しかける。 箴言 6章20節~22節

神の言葉を心に結びつけ、首に巻きつけよ

ここで言う「父の戒め」、「母の教え」とは、「神の教え」、「神の言葉」と言い換えることができます。なぜなら、旧約の民イスラエルにおいて、神の教え、神の言葉を自分の子どもに教えることが両親の務めであった…

ルカ 16章1-13節

「ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である。」 ルカによる福音書 16章10節

神への忠実さ

聖書の神は信仰者に、神に対する「忠実さ」を求められます。それを、ルカによる福音書では、この世の「抜け目のなさ」、「賢さ」と同等に捉えて語ります(8節)。 たとえ話の中で、ある金持ちの財産を預かる管理人…

2コリント 1章

神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。 コリントの信徒への手紙二 1章4節

苦難と共にある慰め

苦難は慰めとセットです。ここでは苦難は苦難として、単独では考えられていません。その理由は、私たちが苦難を受けるということは、キリストの苦難の歩みを自分も辿ることを意味し、それは、ますますキリストへの…

2コリント 2章

救いの道をたどる者にとっても、滅びの道をたどる者にとっても、わたしたちはキリストによって神に献げられる良い香りです。 コリントの信徒への手紙二 2章15節

神の救いを香らせて

焼鳥屋さんの前を通ると、思わずその香りに心が掴まれ、引き寄せられます。 香りというものは不思議なものです。無色透明で目に見えないけれども、確かな存在感があり、色がある。香りは無理強いすることなく、違和…

2コリント 3章

わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。 コリントの信徒への手紙二 3章18節

良きキリスト教会にあるサイン

有名な飲食店に行くと、時々、著名人のサインを見つけます。それは、この店は美味しい店だということのしるしのようなものです。では、教会にはどんなしるしがあるのでしょうか。 パウロは、教会に集いつつ歩む私た…

2コリント 4章

わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。 コリントの信徒への手紙二 4章17節~18節

目には見えない強い支え

ある日、テレビの番組に、何が人生で一番大切なものなのかが分らず、悩んでいる女子高生が出ていました。彼女は答えを求めて小さな島に行き、あるおばあさんを訪ねて、人生で一番大切なものは何かと尋ねました。そ…

2コリント 5章

罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。 コリントの信徒への手紙二 5章21節

正しさは神から与えられる

私たちは常日頃、正しい自分、間違っていない自分でありたいと願い、「あなたは間違っていない」という肯定の声を得るために、いろいろなことを頑張って、より良い自分を目指して歩んでいます。その背後には、そう…

2コリント 6章

子供たちに語るようにわたしは言いますが、あなたがたも同じように心を広くしてください。 コリントの信徒への手紙二 6章13節

心を広くして歩む

どのような力に頼って、どのような心できょうを生きるかが問われています。パウロが依り頼んだのは神の力でした。しかし、その力は、人間の目には必ずしも大きな力としては見えず、むしろ逆に弱く見えます。人間の…

ルカ 16章19-31節

「金持ちは言った。『いいえ、父アブラハムよ、もし、死んだ者の中からだれかが兄弟のところに行ってやれば、悔い改めるでしょう。』アブラハムは言った。『もし、モーセと預言者に耳を傾けないのなら、たとえ死者の中から生き返る者があっても、その言うことを聞き入れはしないだろう。』」 ルカによる福音書 16章30節~31節

聖書に耳を傾ける

この主イエスの言葉の中に、死後の世界を垣間見ることができます。きょうのたとえ話に登場する「金持ち」と「貧しい人」は、死後、お互いの境遇が逆転します。「彼(貧しい人)は慰められ、お前(金持ち)はもだえ…

マタイ 7章

「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」 マタイによる福音書 7章7節~8節

求めなさい

主イエスは、弟子たちに、「求めなさい。そうすれば、与えられる」と約束してくださいました。こう約束してくださった主イエスが神と私たちの仲保者となってくださいます。私たちは、この主イエス・キリストの名に…