リジョイス聖書日課 2020年7月

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2020年7月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  8月分配信中

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耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。

月刊誌 『リジョイス』PDF版 8月号配信中

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パソコンやタブレットで読める、月刊誌 『リジョイス』PDF版の配信を行っています。当ホームページで配信している聖書日課だけはなく、1冊全部を読むことができます。

カルヴィニズムる人たち 7月

カルヴィニズムる人たち 7月

2020年7月の「カルヴィニズムる人たち」は園田教会会員の國安愛希子さんです。主に油彩や色鉛筆の絵を描き、個展を7回開催されました。インターネット上での作品発表や絵本製作など、活動の場を広げていらっしゃいます。

わたしの街のこの教会 Vol.43 犬山教会

わたしの街のこの教会 Vol.43 犬山教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2020年7月は愛知県犬山市 にある「犬山教会」です。

ヘブライ 6章

わたしたちは、あなたがたおのおのが最後まで希望を持ち続けるために、同じ熱心さを示してもらいたいと思います。あなたがたが怠け者とならず、信仰と忍耐とによって、約束されたものを受け継ぐ人たちを見倣う者となってほしいのです。 ヘブライ人への手紙 6章11節~12節

信仰と忍耐の秘訣

わたしは我慢強い人間ではありません。忍耐することが苦手です。ですから、きょうの箇所にあるように、「信仰と忍耐」などと言われると不安になります。果たしてわたしは、神の約束を受け継ぐまで、忍耐し続けられ…

ヘブライ 7章

このように聖であり、罪なく、汚れなく、罪人から離され、もろもろの天よりも高くされている大祭司こそ、わたしたちにとって必要な方なのです。 ヘブライ人への手紙 7章26節

私たちの偉大な大祭司、神の子イエス

祭司の務めは、神と人との間を仲介し、人びとを神に近づけることにあります。しかし、律法によって立てられたレビの系統の祭司は、その務めを完全に果たすことはできませんでした。そこで神は新しい祭司を立てるこ…

ヘブライ 8章

神は「新しいもの」と言われることによって、最初の契約は古びてしまったと宣言されたのです。年を経て古びたものは、間もなく消えうせます。 ヘブライ人への手紙 8章13節

御子によって新しい契約を結ばれる神

イスラエルの民は、神との間に契約を結んでいました。しかし、神は、新しい契約を結ぶと宣言なさいました。 古い契約に欠けていたのは、その内容についてではありません。その本質である、「わたしはあなたたちの神…

ヘブライ 9章

なぜならキリストは、まことのものの写しにすぎない、人間の手で造られた聖所にではなく、天そのものに入り、今やわたしたちのために神の御前に現れてくださったからです。…世の終わりにただ一度、御自身をいけにえとして献げて罪を取り去るために、現れてくださいました。 ヘブライ人への手紙 9章24節、26節

新しい契約の仲介者

聖所の奥に、神の臨在を示す契約の箱が置かれた至聖所があります。そこに入ることは、大祭司さえ年に一度、贖いの日にしか許されません。こうして、聖所と至聖所を隔てる垂れ幕は、人が神に近づく道が開かれていな…

マタイ 10章34-42節

「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。」 マタイによる福音書 10章34節

平和の大使

キリスト教を非難する人たちの代表的な攻撃ポイントの一つは、聖書の内容が矛盾しているということです。この箇所もよく誤解されるところです。キリスト教を代表するイメージは「愛」、「平和」であるのに、主イエ…

ヘブライ 10章

それで、兄弟たち、わたしたちは、イエスの血によって聖所に入れると確信しています。…更に、わたしたちには神の家を支配する偉大な祭司がおられるのですから、心は清められて、良心のとがめはなくなり、体は清い水で洗われています。信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか。 ヘブライ人への手紙 10章19節~22節

真心から神に近づこう

主イエス・キリストに結ばれた私たち信仰者は必ず聖所に入れる、そう確信してよいと、聖書は教えています。この聖所は地上の聖所ではなく、主イエス・キリストが神の右に座しておられる神の御国です。神の御国に入…

ヘブライ 11章

この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。 ヘブライ人への手紙 11章13節

信仰を抱いて死にました

「この人たちは皆、信仰を抱いて死にました」。ここでは「信仰を抱いて生きました」と語られているのではありません。「生きた」のではなく「死にました」と語られています。この短い1句にも、キリスト教信仰の根幹…

ヘブライ 12章

こういうわけで、わたしたちもまた、このようにおびただしい証人の群れに囲まれている以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競争を忍耐強く走り抜こうではありませんか、信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。 ヘブライ人への手紙 12章1節~2節

イエスを見つめる

私たちの目を自分自身にではなく主イエスに向けること、それが聖霊の働きです。 サタンの働きは全く反対です。サタンは、私たちがキリストを見ることなく、自分自身を見るようにささやきます。「あなた自身の罪深さ…

ヘブライ 13章

永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死者の中から引き上げられた平和の神が、御心に適うことをイエス・キリストによってわたしたちにしてくださり、御心を行うために、すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。栄光が世々限りなくキリストにありますように、アーメン。 ヘブライ人への手紙 13章20節~21節

平和の神を思い、祝福の祈りを献げる

信仰者は神の守りを信じ、祈り励まし合うことで日々の歩みを重ねていきます。「わたしたちのために祈ってください」(18節)と願ったこの手紙の著者は、手紙を手にする人びとの顔を思い浮かべるようにして、祝福の…

ホセア 1章

主はホセアに言われた。
「行け、淫行の女をめとり
淫行による子らを受け入れよ。
この国は主から離れ、淫行にふけっているからだ。」 ホセア書 1章2節

神の愛を示す預言者

預言者ホセアは、北イスラエルのヤロブアム二世の晩年から北イスラエルがアッシリアに攻め滅ぼされた時代にかけて遣わされた預言者です。神はイスラエルの人びとをエジプトから助け出し、土地を与えて繁栄へと導か…

ホセア 2章

「あなたたちは、ロ・アンミ(わが民でない者)」と言われるかわりに
「生ける神の子ら」と言われるようになる。 ホセア書 2章1節

回復の約束

神は、預言者ホセアを遣わして、偶像と貪欲に心を奪われたイスラエルの人びとに悔い改めと裁きを伝えました。イスラエルの民は悔い改めなければ滅びてしまいます。そのイスラエルの人びとが姦淫を行う妻にたとえら…

マタイ 11章16-19節

「今の時代を何にたとえたらよいか。広場に座って、ほかの者にこう呼びかけている子供たちに似ている。
『笛を吹いたのに、
踊ってくれなかった。
葬式の歌をうたったのに、
悲しんでくれなかった。』」 マタイによる福音書 11章16節~17節

正しい反応

神は人に感情というものを与えてくださいました。そのため、楽しければ笑い、悲しければ泣きます。この感情のスイッチが正しく作動しないと人に問題が生じます。 主イエスは、福音に対する当時のユダヤ人たちの頑な…

ホセア 3章

「行け、夫に愛されていながら姦淫する女を愛せよ。イスラエルの人々が他の神々に顔を向け、その干しぶどうの菓子を愛しても、主がなお彼らを愛されるように。」 ホセア書 3章1節

赦しが先だつ神の愛

神の命令により淫行の妻をめとり、子どもを与えられたホセアの家庭に、危機が訪れます。妻のゴメルが再び不貞を働きホセアのもとから去り、他の男のもとに行ってしまいました。妻が不倫の罪を犯したら、夫はやりき…

ホセア 4章

娘が淫行にふけっても
嫁が姦淫を行っても、わたしはとがめはしない。
親自身が遊女と共に背き去り
神殿娼婦と共にいけにえをささげているからだ。
悟りのない民は滅びる。 ホセア書 4章14節

悟りなき民の末路

1~3章で預言者ホセアは、罪を重ねる民を愛する神の愛を言葉と行動で示しました。彼は姦淫の女をめとり、さらに不貞を働いた妻を愛して買い戻して、夫婦関係を継続します。これらは、まことの神と神の民イスラエル…

ホセア 5章

彼らが罪を認めて、わたしを尋ね求め
苦しみの中で、わたしを捜し求めるまで。 ホセア書 5章15節

悔い改めを待つ神

預言者ホセアは、イスラエルの指導者である祭司、長老、王に警告します。当時、タボル山でバアル礼拝が行われていたようです。人びとが偽りの神々に犠牲をささげるのは、指導者たちに責任があります。ここで指導者…

ホセア 6章

わたしが喜ぶのは
愛であっていけにえではなく
神を知ることであって
焼き尽くす献げ物ではない。 ホセア書 6章6節

心からの悔い改めを

北のアッシリアの南進の危機の中で、預言者ホセアは人びとに悔い改めを呼びかけます。神は罰を与え、懲らしめます。彼らは「さあ、我々は主のもとに帰ろう」と語り、神がいやし、「3日目に立ちあがらせてくださる」…

ホセア 7章

なんと災いなことか。
彼らはわたしから離れ去った。
わたしに背いたから、彼らは滅びる。
どんなに彼らを救おうとしても
彼らはわたしに偽って語る。
彼らは心からわたしの助けを求めようとはしない。 ホセア書 7章13節~14節

目に見えるものに依り頼むのではなく

北イスラエルの政局はヤロブアム二世の死後、不安定になりました(列王下15章を参照)。その子ゼカルヤが王位を継承しましたが、わずか6か月でシャルムの謀反によって殺されます。シャルムも王となりますが、ひと月…

ヤコブ 1章

わたしの兄弟たち、いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。信仰が試されることで忍耐が生じると、あなたがたは知っています。あくまでも忍耐しなさい。そうすれば、完全で申し分なく、何一つ欠けたところのない人になります。 ヤコブの手紙 1章2節~4節

試練にあうとき

ヤコブの手紙は、箴言に似ていると言われます。短い手紙ですが、全体を貫く明確な思想の流れがあるというよりも、信仰生活上のいろいろな教えを集めて一つに綴じたような趣があります。宛先は「離散している十二部…

マタイ 11章25-30節

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」 マタイによる福音書 11章28節~30節

主イエスの招き

多くの教会で、礼拝の始まりに、招きの言葉として読まれている御言葉です。 当時、ユダヤ教指導者たちは律法を教えながら、自分でも守れない重荷を民の背中に背負わせていました。そのため、人々はいつどこでも霊的…

ヤコブ 2章

わたしの兄弟たち、自分は信仰を持っていると言う者がいても、行いが伴わなければ、何の役に立つでしょうか。そのような信仰が、彼を救うことができるでしょうか。…人は行いによって義とされるのであって、信仰だけによるのではありません。 ヤコブの手紙 2章14節、24節

行いを伴う信仰

この章には、プロテスタント宗教改革の旗印である「信仰による救い、信仰義認の教え」に真っ向から反論するかのような聖句があります。 「人は行いによって義とされるのであって、信仰だけによるのではありません」…

ヤコブ 3章

馬を御するには、口にくつわをはめれば、その体全体を意のままに動かすことができます。…船も、舵取りは、ごく小さい舵で意のままに操ります。同じように、舌は小さな器官ですが、大言壮語するのです。
御覧なさい。どんなに小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。舌は火です。舌は「不義の世界」です。 ヤコブの手紙 3章3節~6節

舌を制御する

この章では、二つのことが勧められています。一つは言葉に関わることです。私たちから出る言葉が良い実を結ぶ思慮深い言葉であるよう、幾重にも注意することです。もう一つは知恵と分別に関わることです。知恵と分…

ヤコブ 4章

神に服従し、悪魔に反抗しなさい。…神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます。罪人たち、手を清めなさい。心の定まらない者たち、心を清めなさい。悲しみ、嘆き、泣きなさい。笑いを悲しみに変え、喜びを愁いに変えなさい。主の前にへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高めてくださいます。 ヤコブの手紙 4章7節~10節

神に従う

「あなたがたの間に戦いや争いが起こる」とヤコブは言います(1節)。手紙の初めで「十二部族の人たち」、また繰り返し「兄弟たち」と呼ばれるキリストの教会の中に、互いへの敵意があり、蔑み合いや裁き合いがある…

ヤコブ 5章

苦しんでいる人は、祈りなさい。喜んでいる人は、賛美の歌をうたいなさい。…病気の人は、教会の長老を招いて、主の名によってオリーブ油を塗り、祈ってもらいなさい。信仰に基づく祈りは、病人を救い、主がその人を起き上がらせてくださいます。 ヤコブの手紙 5章13節~15節

主の名によって、互いのために祈る

ヤコブの手紙は5つの章に区分されていますが、実は12の主題によるキリスト者の生活訓だという主張があります。それによると13節から20節は最後の教えとなります。キリスト者の人生を総括的に4つの状態に区分し、手…

ホセア 8章

イスラエルはその造り主を忘れた。
彼らは宮殿を建て連ねた。
ユダも要塞の町を増し加えたが
わたしはその町々に火を送り
火は城郭を焼き尽くす。 ホセア書 8章14節

偶像を砕き、裁きを下す神

謀反によって王が倒され、次々と王が変わりました。この状況を神は、「彼らは王を立てた。しかし、それはわたしから出たことではない」と語ります(4節)。 彼らの罪は、ソロモン王の息子の時代に王国が北10部族と…

ホセア 9章

わが神は彼らを退けられる。
神に聞き従わなかったからだ。
彼らは諸国にさまよう者となる。 ホセア書 9章17節

捕囚の予告

神はアブラハムとの契約を思い起こして、エジブトで奴隷とされて苦しむ神の民を助け、荒れ野の旅路を導き、約束の土地を与えられました。その後、北王国と南王国に分裂しましたが、神から与えられた土地で神の民は…

マタイ 13章1-9節、18-23節

「良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて悟る人であり、あるものは100倍、あるものは60倍、あるものは30倍の実を結ぶのである。」 マタイによる福音書 13章23節

実を結ぶ土地

主イエスは、ご自身のもとに集まって来た大勢の群衆に、天の御国についてたとえを用いて語られました。 種を蒔く人は種蒔きに出て行って、場所や土地の質に関係なく種を蒔きました。ある種は道端に、ほかの種は石地…

ホセア 10章

サマリアは滅ぼされ
王は水に浮かぶ泡のようになる。 ホセア書 10章7節

歴史を支配される神の力

北イスラエルの王ホシェアは神の預言者を無視し、アッシリアへの貢ぎをやめてエジプト王を頼りました。そのためアッシリアの王はホシェアを捕らえて牢につなぎ、サマリアを攻撃しました。サマリアは占領され、イス…

ホセア 11章

ああ、エフライムよ
お前を見捨てることができようか。
イスラエルよ
お前を引き渡すことができようか。
アドマのようにお前を見捨て
ツェボイムのようにすることができようか。
わたしは激しく心を動かされ
憐れみに胸を焼かれる。 ホセア書 11章8節

神の罰の目的

「まだ幼かったイスラエルをわたしは愛した」と神は語ります(1節)。エジプトから呼び出されて「わが子」とされたイスラエルの民と神との過去の関係が示されています。 ところが、約束の土地に導き入れたのに「彼…

ホセア 12章

神のもとに立ち帰れ。
愛と正義を保ち
常にあなたの神を待ち望め。 ホセア書 12章7節

神のもとに立ち帰れ

エフライム族は、北イスラエルの中心的な部族として繁栄しました。しかし、神を捨てて偶像礼拝と貪欲にまみれ、自分たちの富に信頼を寄せました。アッシリアの南下政策という危機に直面しても、神に信頼するのでは…

ホセア 13章

養われて、彼らは腹を満たし
満ち足りると、高慢になり
ついには、わたしを忘れた。 ホセア書 13章6節

高慢の危険

神の憐れみによってエジプトから助け出された神の民は、荒れ野での困難な生活を守られて、やがて約束の地に導き入れられました。しかし、約束の土地で繁栄を与えられて、残念なことが起こります。彼らは「満ち足り…

ホセア 14章

わたしは背く彼らをいやし
喜んで彼らを愛する。
まことに、わたしの怒りは彼らを離れ去った。 ホセア書 14章5節

いやし、愛する神に立ち帰ろう

神はアッシリアを用いて、神から離れたイスラエルの民を裁かれました。「サマリアは罰せられる。その神に背いたからだ」(1節)。アッシリアの兵士たちはサマリアの住民を殺し、幼子を殺し妊婦を引き裂きました。 …