ホセア書 11章
ああ、エフライムよ
お前を見捨てることができようか。
イスラエルよ
お前を引き渡すことができようか。
アドマのようにお前を見捨て
ツェボイムのようにすることができようか。
わたしは激しく心を動かされ
憐れみに胸を焼かれる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ホセア書 11章8節
神の罰の目的
小峯 明(船橋高根教会)
ああ、エフライムよ
お前を見捨てることができようか。
イスラエルよ
お前を引き渡すことができようか。
アドマのようにお前を見捨て
ツェボイムのようにすることができようか。
わたしは激しく心を動かされ
憐れみに胸を焼かれる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ホセア書 11章8節
小峯 明(船橋高根教会)
2020年7月の聖書日課をまとめて表示します。
「ホセア書」の聖書日課をまとめて表示します。
小峯 明が担当した聖書日課をまとめて表示します。
「まだ幼かったイスラエルをわたしは愛した」と神は語ります(1節)。エジプトから呼び出されて「わが子」とされたイスラエルの民と神との過去の関係が示されています。
ところが、約束の土地に導き入れたのに「彼らはわたしから去って行き、バアルに犠牲をささげ、偶像に香」をたきました。現在のイスラエルの民の背信の姿が示されます。その結果、「アッシリアが彼らの王」となります。神の罰が下され、サマリアは陥落し、北イスラエルは滅亡します。
しかし、神の罰はイスラエルの悔い改めを目的としています。「ああ、エフライムよ、お前を見捨てることができようか」、「わたしは激しく心を動かされ、憐れみに胸を焼かれる」と神は語ります。憐れみ深い神は、「怒りをもって臨みはしない」、「わたしは彼らをおのおのの家に住まわせる」と語ります。神の憐れみによるイスラエルの将来の回復が約束されています。
この約束は、捕囚からの解放によって一部成就しました。しかし、それだけではありません。神は、異邦人の救いのために、御子イエス・キリストを送ってくださいました。神の憐れみがそこにあります。