あさのことば

自分の人生の終末

放送日
2020年2月10日(月)
お話し
櫻井良一(東川口教会牧師)

櫻井良一(東川口教会牧師)

メッセージ: 自分の人生の終末

 ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
 聖書は、この世界に必ず終わりの時がやって来ることを私たちに教えています。そして私たちにその終わりに備えて、今日を大切にして生きるようにと勧めているのです。聖書は、この世界と同じように私たちそれぞれの人生にも、必ず終わりの時がやって来ることを教えています。その時とは、私たちの地上の人生の終わりの時、死ぬ時を指しています。誰もこの死から免れることはできません。

 ところがユダヤ人の心理学者ビクトル・フランクルは、この「死」が人間にとってとても大切であることを教えています。なぜなら、私たちの地上の人生には必ず死という終わりがくるからこそ、私たちは今日という日を大切に生きることができると言っているのです。いつまでもずっと明日がやって来ると思う者は、大切な決断を先送りしがちです。

 ところが、私たちの人生には必ず明日という日がやってくるわけではありません。今日が最後の日かもしれないのです。だから私たちは先送りをしないで、今日しなければならない大切な決断をする必要があります。このように私たちの目には不都合に見える人間の死にも、大切な意味があることをフランクルは教えているのです。私たちは自分の人生のために残された今日という一日をどのように生きようとしているのでしょうか。

 聖書の言葉「だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。」マタイによる福音書25章13節

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