あさのことば

詩編90編の祈りに心を合わせて

放送日
2025年8月18日(月)
お話し
坂井孝宏(湘南恩寵教会牧師)

坂井孝宏(湘南恩寵教会牧師)

メッセージ:詩編90編の祈りに心を合わせて


 ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
 今日は、詩編90篇を紹介します。

 詩編の90篇は、偉大な「モーセの祈り」として伝えられている唯一の詩編です。伝統的に教会の葬儀でよく用いられ、最も愛されている詩篇の一つでもあります。ここで歌われていますのは、変わることのない永遠の神の御前で、ため息のように消えていく、わたしたち人間の生涯のはかなさです。

 こんな詩編です。「主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ。山々が生まれる前から 大地が、人の世が、生み出される前から 世々とこしえに、あなたは神。あなたは人を塵に返し、『人の子よ、帰れ』と仰せになります。千年といえども御目には 昨日が今日へと移る夜の一時にすぎません。あなたは眠りの中に人を漂わせ 朝が来れば、人は草のように移ろいます。朝が来れば花を咲かせ、やがて移ろい 夕べにはしおれ、枯れていきます。」(詩編90:1-6)
 
 永遠の神様の時間感覚においては、千年におよぶ人間の営みもまた、一夜のごとしです。神がお怒りになるのなら、まことにため息のように消え去るよりない、私たちの短い生涯です。しかし、そのようなはかない生涯が、今や神の慈しみの目に見守られ、永遠に覚えられているのです。それが、救い主イエス・キリストの与えて下さる救いというものです。

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