
坂井孝宏(湘南恩寵教会牧師)
メッセージ:詩編107編の祈りに心を合わせて~叫びに応える神の慈しみ
ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
今日は、旧約聖書の「詩編107編」を紹介します。
この詩編には、誰にでも分かる大きな特徴があります。ポップソングのサビのフレーズが繰り返されるのと同じように、4回にわたって同じフレーズが繰り返されるのです。
ひとつはこのフレーズです。「苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと 主は彼らを苦しみから救ってくださった」(詩編107:6,13,19,28)。そして、もうひとつはこれです。「主に感謝せよ。主は慈しみ深く 人の子らに驚くべき御業を成し遂げられる」(詩編107:8,15,21,31)。
この二つのフレーズは、実に見事なまでに、聖書の神様の真実を言い表しています。聖書の物語の中で繰り返し繰り返し示されていますのは、苦しみの中から叫びをあげる人間に、救いの手を伸ばし続けられる、神様の慈しみ深さです。
私たちには、この罪の世界で生きていく中で、苦しみを避けることはできません。荒野でさ迷い、道を見失ってしまうような時もあれば(4節)、激しい嵐に襲われて悩むような時もあります(25節)。
でも、どんな苦しみの時にも、助けを求めて叫ぶなら、神様は、決してその声を聞き逃されることはなく、限りない慈しみをもってお応えくださいます。それが、聖書の始めから終わりまで示され続けている、神様の真実なのです。
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