あさのことば

罪の重荷

放送日
2020年6月7日(日)
お話し
中山仰(田無教会牧師)

中山仰(田無教会牧師)

メッセージ: 罪の重荷

 おはようございます。田無教会牧師の中山仰です。
 ある宣教師の娘さんはとても活発で元気でした。ある時から、元気がなくなりました。心配したお父さんは娘さんに「絶対に怒らないから訳を話してごらん。」と諭します。彼女は黙って握った片手を差し出しました。ゆっくりとその手を開くと、そこには100円玉が入っていました。

 道端か家のどこかで100円を見つけたのでしょう。戦後間もない頃には、まだまだ100円はそれなりの価値をもっていました。落ちていたと、直ぐに親に渡せばそれで済んだのですが、つい欲しくなってしまったようです。いつも聖書の言葉から人の物を盗んではならないと教えられていたので良心がとがめられ、心がふさいでいたのでした。「分かった。お父さんと一緒にお祈りしよう。」と言って、神の前に一緒に罪を告白しました。それからは、元の元気なお嬢さんに戻ったそうです。

 罪のもたらすものは悲惨で、小さくても心全体を支配して暗くします。大人になると小さな罪に慣れ切ってしまうことがありますが、それは怖いことです。罪は「死に至る病」です。罪をもったまま聖なる神の御前に出ることはできません。どうしたら罪を赦されるのでしょうか。

 使徒パウロは次のように言っています。「人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。」(ローマ3:23-24)この言葉によって多くの人が立ち上がっています。

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