あさのことば

何回言えばわかるの

放送日
2020年1月15日(水)
お話し
中山仰(田無教会牧師)

中山仰(田無教会牧師)

メッセージ: 何回言えばわかるの

 おはようございます。田無教会牧師の中山仰です。
 「ビリギャル」こと小林さやかさんは、ビリから偏差値を40上げて慶応大学に現役合格しています。その手助けをしたのは坪田塾の塾頭坪田信貴先生です。先日坪田先生が出演したテレビで、人は何回言われたら分かるのか、というテーマが取り上げられていました。

 たとえばHe like apple.という文は、三単現のsとappleの複数のsが付けられていません。それを注意すると、三単現のsをつけても複数形のsを忘れるし、複数形のsが直っても三単現のsがつけられないということで、その両方が直って正解に至るのに普通532回かかると坪田先生は言っておられました。

 聖書(マタイ18:21以下)ではイエスさまの弟子のペトロが「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。7回までですか。」とイエスさまに問うています。イエスさまは「あなたに言っておく。7回どころか7の70倍までも赦しなさい。」と答えています。

 7回赦すことも大変ですが、その70倍赦しなさいというのは、相手の非を数えることを完全に放棄しなさい、ということです。無理なような命令ですが、それでもイエスさまがそれを要求されるのは、父なる神の御前に私たちが数え切れない罪を犯しているのに、それが全て赦されているからです。人を赦したから赦されるのではありません。ただイエス・キリストの十字架の死を、わたしの身代わりの死として受け入れるところにだけ救いがあります。

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