あさのことば

「誰の解釈に従うか」

放送日
2005年6月22日(水)
お話し
櫻井良一(東川口教会牧師)

櫻井良一(東川口教会牧師)

メッセージ: 「誰の解釈に従うか」

 ご機嫌いかがですか。東川口教会の櫻井です。

ある本に次のようなお話が紹介されていました。波止場で大人に混じって働いていた一人の少年が、足を滑らして冬の海に落ちてしまいました。すぐに少年は助けられたのですが、彼はこの出来事について全く違った話を聞くことになったのです。一人は「お前はこの冬の海に落ちるなんて、何と運の悪いやつだ。きっとお前の人生にはこれからも酷いことが起こるぞ」と語ります。

 ところがもう一人の人はこう言うのです。「お前はこの冬の海から助けられるなんて、何と運のいいやつだ。きっとお前の人生はこれからもいいことが起こるぞ」。同じ出来事なのに全く違った解釈が存在するのです。そこでこの少年は「運がいいぞ」と言ってくれた人の言葉を聞くことにしたというのです。この少年こそ松下電器の創立者松下幸之助だったと言うのです。

 聖書には皆に「不幸な人、呪われた人」と思われてきた生まれつき目の見えない人が登場します。ところがイエスはこの人をご覧になって「この人は幸せだ。神様のすばらしさを現わすために彼は生まれてきた」と言われたというのです。このようにイエスは私たちの人生を、この世の価値観とは全く違った見方でご覧になられ、そのすばらしい可能性を教えてくださる方なのです。もしあなただったら、誰の言葉に聞き従いますか。

聖書の言葉
「イエスはお答えになった。「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである」。ヨハネによる福音書9章3節

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