5月30日(金) 1テサロニケ5章
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられる…。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』テサロニケの信徒への手紙一 5章16〜18節
テサロニケの教会からパウロに対して、終わりの日の主イエスの再臨の時期について質問がありました。この質問に対してパウロは、終わりの日は、盗人が夜やってくるように、突然やってくると教えます。また、妊婦が産みの苦しみから逃れることができないように、必ず起こることだと教えました。そして、目を覚まして身を慎み、お互いに励まし合って今を生きていきなさいと教えます。では、どのように私たちは目を覚まして身を慎んで生きていけばよいのでしょうか。
パウロは、愛をもって導き戒めている人たちを心から尊敬し、互いに平和に過ごすようにと言います。また、怠けている人を戒めなさいとも言います。さらに弱い者を助け、すべての人に対して善を行うように努め、忍耐強く接するようにとも言います。そして、いつも喜び、祈り、感謝せよと教えます。これが私たちの信仰生活の要点ではないでしょうか。
私たちは主イエスの十字架において罪赦されていると信じ、天国に入れてくださると信じて生きることが主においてゆるされています。その恵みの中で生かされているのですから、私たちはいつでも喜び、感謝できるのです。そして、感謝と喜びをもって祈ることができるのです。
【祈り】
主よ、どうか、私たちがいつも喜び、感謝して主に祈れる私たちでありますように。アーメン