ヘブライ人への手紙 10章32節-11章3節
わたしたちは、ひるんで滅びる者ではなく、信仰によって命を確保する者です。
信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認する…。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヘブライ人への手紙 10章39節~11章1節
信仰によって希望の実現に踏み出す
岩崎 謙
わたしたちは、ひるんで滅びる者ではなく、信仰によって命を確保する者です。
信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認する…。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヘブライ人への手紙 10章39節~11章1節
岩崎 謙
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新年おめでとうございます。
39節は、「滅びる者」と「命を確保する者」との対比が鮮やかです。著者は読者をも巻き込んで、再臨の主を待ち望む私たちこそ、「ひるんで滅びる者ではなく、信仰によって命を確保する者です」と宣言します。
「望んでいる事柄」は、個人的な願望ではなく、皆で望んでいる聖書の約束です。「確信し」は原文では名詞で、本質、実質、実体とも訳されます。どれほどのリアリティがあるのかが扱われています。信仰とは、自分たちの望みが内実を伴った重みのある希望だ、と確信することです。
「見えない事実」は、将来のことではなく、現在起こっていることの背後にあるものです。神の導きは、有るか無いか分からないものではありません。今、確かにある事実です。信仰とは、目の前の現実に囚われず、目に見えないものの確かさを確認することができる恵みです。
信仰の眼差しが開かれると、目の前に苦しみがあっても、「望んでいる事柄」を確信でき、「見えない事実」を見つめることができます。それにより確かな希望が心に宿ると、ひるむことなく、希望の実現に向けて力強く踏み出せます。私たちは皆で、聖書の約束に望みを置き、神の導きに依り頼み、この一年を歩みます。
【祈り】
神よ、新しい年の歩みを祝福してください。今年、信仰によって、確かな希望に目が開かれますように。