リジョイス聖書日課

ルカ24章13-35節 主が共に歩まれるとき祈りが生まれる

放送日
2026年4月19日(日)
お話し
片岡継(伊丹教会牧師)

4月19日(日) ルカ24章13-35節

無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』ルカによる福音書 24章29節

 自分も含めて人が人を理解するのはとても難しいことです。まして神を理解することは人の力の及ばないことです。神学において「神はただ神によってのみ開示される」という言葉がありますが、きょうの箇所では、そのことがあてはまります。

 エマオの途上にあった二人の弟子は、主イエスを慕い、聖書にも詳しかったと思います。しかし、他の弟子たちと同様に、メシアが苦しまれることは想像していませんでした。イスラエルを解放される方が苦しむはずはないと彼らは考えていたのです。

 旧約聖書にはメシアが苦しまれると理解できる箇所がありますが、その読み方を教えてくれる人がいなければ、理解するのは容易ではありません。そして理解はできても、主がこのわたしのために苦しみ、復活されたと信じるのには、主ご自身の働きかけがどうしても必要です。なぜなら私たちの心は閉じやすく、自らの理解できる範囲にとどまってしまいがちだからです。

 しかし、この二人の弟子たちのように、私たちには主に祈り求めることが許されています。この弟子たちは先に行こうとする主を引き止めました。それに応えて主イエスは食卓を整えてくださいました。ここに天の祝宴の一端を私たちは見るのです。

 【祈り】

 主よ。あなたは私たちが気づく前から共に歩んでくださいます。こうして祈れる幸いに感謝いたします。

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