あさのことば

ボロボロのシューズ

放送日
2025年8月7日(木)
お話し
大宮季三(横浜中央教会牧師)

大宮季三(横浜中央教会牧師)

メッセージ:ボロボロのシューズ


 おはようございます。横浜中央教会の大宮季三です。

 私は、牧師になってから、運動不足解消のためにランニングを始め、今ではすっかり趣味となりました。年々ランニンググッズが増えているのですが、ランニングに欠かせないモノは、何といってもシューズです。
 
 シューズにはどんどん愛着が湧いていきますが、それと同時に、シューズはボロボロになっていきます。生地は破れ、かかとはすり減り、色もあせていきます。寿命が来ると、買い替えなければなりません。履き終わったシューズをそのまま置いておくわけにもいきませんので、捨てる日が来ます。

 私以外の人が見ても、このシューズは、ただのボロボロのシューズにすぎません。捨てることに何のためらいもないと思います。しかし、私には、感謝の気持ちがあります。このボロボロさは、私の足を守ってくれた、と思うからです。

 この感覚は、イエス・キリストの十字架を思う心と重なります。聖書は、イエス・キリストが私たちの罪と弱さを引き受けるために、十字架で傷ついた、と語ります。「イエス・キリストは、何も悪いことをしていないのに、可哀想」と思うこと自体が、聖書の目的ではありません。

 すり減った靴が私の足の代わりになったように、イエス・キリストは、あなたの身代わりとなってくださいました。更にイエス・キリストは、死で終わらず、三日目に復活し、「どこにいてもあなたと共にいる」と約束されました。

 ランナーはシューズを定期的に替えますが、十字架の犠牲は、一度で十分でした。イエス・キリストの十字架の死は、場所を越えて、時代を越えて、救いをあなたにもたらします。

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