あさのことば

詩篇61編の祈りに心を合わせて

放送日
2022年12月12日(月)
お話し
坂井孝宏(湘南恩寵教会牧師)

坂井孝宏(湘南恩寵教会牧師)

メッセージ: 詩篇61編の祈りに心を合わせて

 ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
 今週は、詩編の祈りに心を合わせてのシリーズで、今日は詩編61編です。

 この詩編は、こういう祈りの言葉で始まっています。「神よ、わたしの叫びを聞き わたしの祈りに耳を傾けてください。心が挫けるとき 地の果てからあなたを呼びます。高くそびえる岩山の上に わたしを導いてください。」(詩編61:2-3)。これは切実な祈りです。「どうか、わたしの叫びを聞いてください」と、切実に訴えている。

 これは、ダビデ王が、自分の子であるアブサロムの裏切りによって追い詰められた時に生まれた歌だ、と言われたりもしますが、聖書というのは、そういうドロドロした人間関係も描いているものです。私たちにもありますね、難しい人間関係の中で、心挫けてしまう時というのが。板挟みになってしまったり、誰も思うように動いてくれなくて、疲れ果ててしまったり…。

 まさに、「地の果て」にいるような孤独感や、絶望感を覚えておられる方もいるかもしれない。ダビデもそんな思いだったのでしょう。でも、その「地の果て」から、彼は必死で神を呼びます。「助けてください、この絶望の深みから引き上げてください」と。

 私たちも一緒に祈りましょう。「神よ、私たちの叫びを聞き、私たちの祈りに耳を傾けてください。どうか今、心挫けそうな者を助けてください。人と会うのが怖い者を助けてください。どうか、この怯えてしまった心を空高く引き上げてくださって、人知を超えた魂の平安を得させてください。」

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