あさのことば

自分の主人は誰か

放送日
2016年7月24日(日)
お話し
山下正雄(ラジオ牧師)

山下正雄(ラジオ牧師)

メッセージ: 自分の主人は誰か

 おはようございます。今朝もお元気でお目覚めですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
 妻に対する夫を指す言葉に「主人」という言葉があります。もとをただせば、妻は夫の支配下にあるというニュアンスです。もっとも、個人の意識としては、男女に関係なく、自分こそが自分の人生の主人であると誰もが思っています。主体的な生き方を考えればそれは当然のことです。

 ところで、キリスト教会では、イエス・キリストに対して「主」と呼びかけます。キリストこそが自分の主人であり、自分がキリストのものであるからです。
 しかし、これは決して人間の主体的な生き方と相反するものではありません。人間は、牧者である神に養われ、その庇護のもとにおかれて、はじめて安全に人生を楽しむことができる存在だからです。主である神の守りの中でこそ、人間はもっとも生き生きと自由に生きることができるのです。

 どんなに自分が自分の人生の主人公であったとしても、主人公の活躍する場が整えられなければ、活躍すらできません。その思い違いをしてしまうのが人間です。
 まことの主人である神を認めず、我が道を勝手に進むご自分の民に、神はこう語ります。

 今日の言葉…「牛は飼い主を知り ろばは主人の飼い葉桶を知っている。 しかし、イスラエルは知らず わたしの民は見分けない。」イザヤ書1章3節

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