あさのことば

私は自由、と思っていた 6.自由と規律

放送日
2016年2月26日(金)
お話し
野島邦夫(国立聖書教会牧師)

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

メッセージ: 私は自由、と思っていた 6.自由と規律

 いかがお過ごしでしょうか、国立聖書教会の野島邦夫です。
 自由だと思っている私たちの心は、特に意志は、実際は悪に傾いた奴隷的な状態にあります。キリストを信じる時、初めて自由になります。

 自由と言うと「何も束縛や制限がないこと」で、規律や命令は自由に対立するものだ、としばしば考えられます。そうでしょうか。少なくともキリストが与える自由はそうではありません。もっと積極的です。 
 この自由によって、初めて神と人に対して善を行おうという真の決意ができるようになります。更に積極的に、神と人に対して善いことを行いたいと思うようになります。

 例えばこんな子供時代の思い出はありませんか。お父さんから、危ないから川で遊んではいけないと厳しく言われた。しかし友だちたちはいつも楽しそうに川で遊んでいる。おもしろくない。そして自分も川で遊び始めたところ、深みにはまって溺れそうになった。その時初めて、お父さんが厳しく禁じたのは自分を愛してくれていたからだと分かった。それからは、お父さんの言うどんな厳しい命令も守ろう、守りたいと思うようになった。

 規律や命令には、特に神と人への愛の戒めにはこれに似た点があります。神との関係の良し悪しで、強制と感じるものにもなり、喜んで従いたいと思えるものにもなる。キリストの救いは、神と人を愛する自由を与えます。

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