あさのことば

いつも感謝していましょう

放送日
2015年9月20日(日)
お話し
尾崎純(東洋宣教教会牧師)

尾崎純(東洋宣教教会牧師)

メッセージ: いつも感謝していましょう

 いかがお過ごしでしょうか。東京練馬の光が丘にあります東洋宣教教会で牧師をしております、尾崎純と申します。

 南の島の先住民の酋長がヨーロッパで見た文明を、ユーモアたっぷりに、でも真剣に批評した本を読んだことがあります。そして、考えさせられました。
 例えば、こんな言葉がありました。「私たちの言葉に、『ラウ』というのがある。『私の』という意味であり、同様に、『おまえの』という意味でもある。ふたつはほとんどひとつであり、同じ意味である。だが文明人の言葉には、この『私の』と『おまえの』以上に違いの大きな言葉はほとんどない。『私の』とは、ただひとり、私だけのものである。『おまえの』とは、ただおまえひとり、おまえだけのものである」。

 文明の外にいる人から見ると、私たちのありようはこう見えるんですね。確かにそうでしょう。私たちはいつも、「自分の」ということを主張しながら生きています。けれども、考えてみれば、私たちが自分のものだと思っているものは、全て与えられたものです。与えられて、受け取って、自分のものになった。私たちはその、結果のところだけを強調しているのです。

 これを、逆にすればどうでしょうか。つまり、「与えられた」というところを強調するのです。「自分のもの」というところを強調するなら、失われることをいつも恐れなくてはなりませんが、「与えられた」というところだけを強調するなら、いつも感謝していられます。

 聖書は、「すべてのことに感謝しなさい」と教えています。

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