あさのことば

神を想う(4) ハヤブサ

放送日
2011年9月8日(木)
お話し
野島邦夫(国立聖書教会牧師)

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

メッセージ: 神を想う(4) ハヤブサ

 いかがお過ごしでしょうか、国立聖書教会の野島邦夫です。
 今週のテーマは「神を想う」です。どの話も、私の小さな体験に基づくものです。

 私はある展示場で、小惑星探査機「ハヤブサ」の複製を見てとても感動しました。ハヤブサが丸7年ぶりに地球に帰ってきたのは昨年6月でした。ながい飛行中故障続きで帰還は危ぶまれていましたし、遂にはオーストラリア上空で、サンプル容器の入ったカプセルだけを残して本体は燃え尽きるという劇的な最期に、多くの人が感動しました。
 ハヤブサの宇宙の旅は、小惑星イトカワまでの往復約60億キロメートルです。こんなに長い距離を、ハヤブサをうまく地球に戻すのは、直径20センチの的に、100キロ離れたところから当てるようなものです。しかも地球のどこでもよいわけではありません。正確にオーストラリアに、しかも砂漠に、です。

 どうしてこんな離れ業のようなことができるのでしょうか。皆、これは科学技術の高さによるのだと言って人間の力を讃えるでしょう。しかしそれはことがらの半面にしかすぎません。天体の動きがそれほど規則正しいからこそ、人はハヤブサの軌道を厳密に計算できたのです。宇宙のこのような秩序正しさは、いったいどうしてできたのでしょうか。誰が計画して造ったのでしょうか。

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