あさのことば

憩いの水のほとり

放送日
2011年2月15日(火)
お話し
鈴木牧雄(湘南恩寵教会牧師)

鈴木牧雄(湘南恩寵教会牧師)

メッセージ: 憩いの水のほとり

 いかがお過ごしでしょうか。湘南恩寵教会の鈴木牧雄です。
 今日も最初に、聖書の言葉に耳を傾けたいと思います。詩編23編2節からです。

 「主はわたしを青草の原に休ませ
  憩いの水のほとりに伴い
  魂を生き返らせてくださる。」

 羊と羊飼いのたとえによる詩です。ゆったりほのぼのした情景を思い浮かべがちではないでしょうか。しかしイスラエルは、日本のようにどこにでも草が青々と生い茂り、水が豊かにあふれていたわけではありません。むしろ荒れ野のようなところが多く、羊飼いは必死で草と水を探さなければならず、羊はギリギリのところで草と水が与えられ、やっとひと時の休みと憩いが与えられていました。
 申し上げるまでもなくこの詩は、主なる神を羊飼いに、詩人を羊にたとえて語られています。この詩人はきっと死と背中合わせの苦境にあったのでしょう。しかも、魂がもぬけの殻にされるような苦難だったようです。しかし、もうダメだと諦める寸前ギリギリのところで、主なる神に救われ、魂に命が与えられて生き返らせていただいたのです。

 人生というものは、苦境に立たされることが必ずあります。このような社会ですから、いつ死と背中合わせにさせられるかもしれません。しかし、たとえどのようなことがあっても、主なる神は、私たちの羊飼いとして、必ず休みと憩いを与え、魂を生き返らせてくださるのです。

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