あさのことば

羊飼いのための救い主

放送日
2009年12月24日(木)
お話し
三川栄二(稲毛海岸教会牧師)

三川栄二(稲毛海岸教会牧師)

メッセージ: 羊飼いのための救い主

 いかがお過ごしですか。三川栄二です。
 主イエスがお生まれになったことを最初に知ったのは羊飼いでした。野原で羊の番をしていた時、天使が現れて、「あなたがたのために救い主がお生まれになった」と告げられました。
 クリスマスにお生まれになった救い主は、「あなたがた」のための救い主、つまり羊飼いのための救い主でした。当時羊飼いは、人口調査の最中にありながら人間の数にも入れられず、家畜同然の扱いを受けて軽んじられた人たちでした。きたない、くさいと嫌われ、嘘をつくとさげすまれた羊飼いは、この世の人から嫌われ、軽んじられ、ないがしろにされる人たちの代表でした。お前などいなくてもいいと馬鹿にされ、いない方がいいと切り捨てられる、嫌われ者の象徴でした。そういった「あなたがた」、つまり軽んじられ、ないがしろにされている人たちのためにお生まれくださったのが、主イエスでした。

 主ご自身、宿屋で生まれることさえ許されず、飼い葉桶に寝かされた方でした。生まれた時から人間扱いされず、家畜同然の扱いを受けた方だからこそ、そのような扱いの中で苦しむ者たちの仲間となり、その痛みと悲しみを知る方となってくださったのでした。自分なんか生きていなくても誰も困らないと、一人淋しくクリスマスを迎えた、そんな方のための救い主が、イエス・キリストなのです。クリスマスおめでとうございます。

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