8月11日(火) ヨハネ18章
イエスが「わたしである」と言われたとき、彼らは後ずさりして、地に倒れた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨハネによる福音書 18章6節
かつてペトロは、主イエスに「あなたのためなら命を捨てます」と固く誓いました(13章37節)。しかし、「あなたも、あの人の弟子の一人ではありませんか」と問われると、状況は一変します。ペトロは、わたしではない(I am not)と、弟子であることを否定してしまいました。
一方、ユダは兵士や人びとを引き連れ、灯火やたいまつを持ってやって来ました。ご自分の身に起こるすべてを知っておられた主イエスは、身を隠すどころか自ら進み出て「だれを捜しているのか」と問い、「わたしである(I am)」と名乗り出られました。それは決して諦めや絶望によるものではありません。むしろ主イエスは、「わたしである」と語ることによって、イスラエルを救うためにご自身を啓示された出エジプト記3章の神の自己啓示(I am)を想起させつつ、ご自分を捕らえに来た人たちにまっすぐ向き合われました。それが、ご自身の民を救う道であり、父なる神の栄光を現す道であることを知っておられたからです。
罪人である私たちの救いのために、自ら「わたしである」と明かし、十字架の死へと向かわれた主イエスに感謝します。私たちも主イエスの弟子であると堂々と告白できる一日となりますように。
【祈り】
神よ、十字架の恵みに感謝します。きょうも主の弟子であると、恐れずに告白できますように。アーメン



