
石原知弘(東京恩寵教会牧師)
メッセージ:どうして怒るのか
おはようございます。東京恩寵教会牧師の石原知弘です。
今週は、旧約聖書に出てくる人物や出来事をご紹介しながら、神さまからのメッセージをお届けします。
罪人となったアダムとエバから、カインとアベルという兄弟が生まれました。あるとき、神さまが弟アベルの献げ物だけに目を留められたことに、カインは怒り、顔を伏せました。神さまは、「どうして怒るのか」と語りかけましたが、カインはアベルを殺してしまいました(創世記4:1-8参照)。
私も二人兄弟なのですが、子どものころ、兄弟でゲームなどをしていて、負けるとすぐに怒っていたことを思い出します。相手が何か悪いことをしたわけでもないのに、自分が満足できないと、理不尽に怒るのです。
「アンガーマネジメント」という怒りを抑えるトレーニングもあるように、怒りの感情をコントロールすることが大切です。数秒かぞえると怒りは収まる、と言われたりもします。
しかし、もっと大事なことは、ただ我慢するのではなく、喜んで生きることができるようになることです。カインも、アベルの献げ物がすばらしいものであったなら、それを喜んであげたらよかったのです。そのために必要なのは、怒りがこみ上げてきたとき、顔を伏せるのではなく、神さまを見上げることです。
神さまは、イエス・キリストというすばらしい救い主を、私たちのために献げてくださいました。この神さまを信じるとき、怒りではなく、感謝の思いが心に満ちるはずです。
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