
石原知弘(東京恩寵教会牧師)
メッセージ:どこにいるのか
おはようございます。東京恩寵教会牧師の石原知弘です。
今週は、旧約聖書に出てくる人物や出来事をご紹介しながら、神さまからのメッセージをお届けします。
神さまによって創造されたアダムとエバは、あるとき、神さまとの約束を破ってしまいました。「決して食べてはならない」と言われていた木の実を食べたのです。二人は堕落し、このときから、すべての人間は罪人となってしまいました(創世記2-3章参照)。
小学生のとき、特別な給食の時間に、「これはまだ食べないように」と言われて、別の部屋に置かれていたお菓子がなくなったことがありました。みんなから疑われた友だちがいたのですが、泣きながら、「食べていない」と言ったので、それ以上、だれも何も言いませんでした。しばらくして、そのお友だちと話していたときにふと思い出して聞くと、「ああ、あれは僕が食べたよ」とケロッと告白しました。子どももまた、罪人です。
人はだませても、神さまはだませません。神さまは、隠れたアダムに、「どこにいるのか」(創世記3:9)と語りかけました。神さまから逃げることはできません。しかし、この神さまの言葉は、アダムの責任を追及する言葉であると同時に、アダムのことを探し求めている憐れみの言葉でもあります。
イエス・キリストは、いなくなった一匹の羊を探す神さまの愛を語られました(マタイ18:10-14参照)。神さまは、あの友だちのことも、私のことも、そして、すべての罪人のことを愛して、探してくださっているのです。
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