7月20日(月) ヨハネ13章
「主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨハネによる福音書 13章14節
主イエスは弟子たちの模範として彼らの足を洗われました。そして、「あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない」と命じられます(14節)。私たちも、この主の命令を受け、教会や家庭など、さまざまな場で互いに仕え合います。それはとても大切で、尊いことです。
しかし、この主の命令は、単に足を洗い合うことや仕え合うことだけを求めているのではありません。主は、弟子たちをこの上なく愛し抜かれたからこそ(1節)、彼らの足を洗われました。その行為によって、へりくだるとは何かを示されたのです。
当時、足を洗うのは奴隷の務めでした。主であり師である方が、御自分の僕や弟子より低い立場に身を置くことは、本来許されないことでした。しかし主は、御自分がどう見られるかよりも、弟子たちへの愛とへりくだりを優先されたのです。
それは、やがて訪れる十字架の死の意味を悟らせるためでした。主は御自分の願いではなく、父の御心を優先させて十字架にかかられます。真のへりくだりとは、自分を捨てることであると示されたのです。主は私たちを罪から救うだけでなく、救われた者としてどのように生きていくべきかを、その十字架の死によって教えてくださったのです。
【祈り】
主が命をかけて示された、自分を捨てるという真のへりくだりに、わたしも生きることができますように。



