
今井献(仙台カナン教会牧師)
メッセージ:神への不信
おはようございます。仙台カナン教会の今井献です。
イエス・キリストは、救い主としての働きを始める直前、悪魔から多くの誘惑を受けました。悪魔は、イエスを神殿の頂上に立たせて、こうささやきました。「『神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。』(ルカ4:9)、天使たちによって守ってくれるはずなのだから。」これに対してイエスは、「あなたの神である主を試してはならない」(ルカ4:12)と答えて、誘惑を退けました。
「神殿の高い屋根から飛び降りたって死ぬわけがないよな、神が守るはずなのだから」とのささやきは、十字架の死を使命とする救い主の働きを否定するものです。
「神の子のお前に死ぬことを命じるはずがない、もし本当に十字架の死を命じたのであれば、おかしい話ではないか。ここから飛び降りて、神の真意を確かめたらどうだ。もしかしたらだまされているのかもしれないぞ。」…悪魔は、イエスに疑いを持たせて、神への不信を植えつけようとしたのです。
イエスにとっての十字架への道は、わたしたちには想像もできない、困難な道でした。実際に十字架を前にした時、イエスは、「父よ、御心なら、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、御心のままに行ってください。」(ルカ22:42)と激しく祈っています。神の御心がなること、それが救いの成就であると、自分に言い聞かせる祈りです。
神への不信、これこそイエスとわたしたちにとって、一番の敵であり、道から逸れる始まりなのです。神を信頼して生きる、そのような生き方があることをぜひ知ってください。
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