リジョイス聖書日課

詩編74編 契約に忠実な神に祈る

聖書日課
2025年3月1日(土)
お話し
遠山信和

3月1日(土) 詩編74編

神よ、なぜあなたは
養っておられた羊の群れに怒りの煙をはき
永遠に突き放してしまわれたのですか。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編74:1

 1節に、「神よ、なぜあなたは、養っておられた羊の群れに怒りの煙をはき、永遠に突き放してしまわれたのですか」とあります。この背景には、紀元前586年、イスラエルの首都エルサレムがバビロン軍によって滅ぼされ、神殿が破壊され、汚され、廃墟となった出来事があります。

 詩人は、イスラエルの国の荒廃、また神殿の破壊の原因が、イスラエルの民の罪と不従順にあることを認めています。しかし、そこでなお、神の約束に訴えて、不従順の罪の赦しとイスラエルとエルサレムの回復を主に祈り求めます。主なる神とイスラエルの民が羊飼いと羊という特別の契約の関係にあることを根拠として、主に訴えています。かつてエジプトで奴隷であったとき、イスラエルの民をエジプトの国から脱出させてくださったように、荒廃したイスラエルを救い出してくださいと、切に祈り求めているのです。

 「あなたは、地の境をことごとく定められました。夏と冬を造られたのもあなたです」(17節)。「契約を顧みてください」(20節)。偉大な神をほめたたえつつ、契約を必ず守ってくださるという信仰をもって、詩人は祈り求めます。私たちもこのような信仰と希望をもって祈り求める者でありたいと思います。

 【祈り】

 どのようなときにもあなたの御手を信頼し、あなたに依り頼んで生きる者とならせてください。

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