
坂井孝宏(湘南恩寵教会牧師)
メッセージ:詩編111編の祈りに心を合わせて~神の民に伝わるいろは歌①
ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
今日は、旧約聖書の「詩編111編」を紹介します。
この111編は、「アルファベットアクロスティック」という技巧を凝らしている特殊な歌です。
それはどういうものかといいますと、例えば、鹿児島に伝わっている「日新公いろは歌」(HP:「島津義弘.com」より)というものがあります。少し紹介します。「『い』 いにしへの道を聞きても唱へても わが行にせずばかひなし」、「『ろ』 楼の上もはにふの小屋も住む人の 心にこそは 高きいやしき」…とまあ、こんな感じで、覚えやすいように、「いろはにほへと」の順番に教訓を落とし込んだ、家臣の教育のための歌です。
詩編111編というのも、そういう風に、神様と共に生きる信仰者の教育のために、「アレフ・ベート・ギメル…」といったヘブライ語のアルファベットの順番に、分かりやすく教えを落とし込んだものです。日本語に翻訳してしまうと分かりにくいのですが、もとの形はそういう面白い歌なのです。
では、そこで教えられていることは何か。それは、主なる神様はいつでも私たちにとんでもなく素晴らしいことをしてくださる、ということです。3節にこうあります。「主の成し遂げられることは栄え輝き 恵みの御業は永遠に続く。」(詩編111:3)、これこそ、何千年にわたって受け継がれてきた信仰者の確信なのです。
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