あさのことば

ダビデの詩編から わたしの声を聞いてくださる

放送日
2026年10月8日(木)
お話し
木村恭子(川越教会牧師)

木村恭子(川越教会牧師)

メッセージ:ダビデの詩編から わたしの声を聞いてくださる


 ご機嫌いかがですか。川越教会牧師、木村恭子です。

 詩編55編16節は、「死に襲われるがよい 生きながら陰府に下ればよい 住まいに、胸に、悪を蓄えている者は。」という、呪いの言葉です。しかし、直後に続くのは、「わたしは神を呼ぶ。主はわたしを救ってくださる。」(詩編55:17)という言葉。敵を呪った直後に、ダビデは再び、心を神に向けているのです。

 辛く苦しい現実に目を向け続けるのではなく、永遠から変わることなく、救いの御業をなし続けておられる神に、彼は心を向けています。「夕べも朝も、そして昼も、わたしは悩んで呻く。神はわたしの声を聞いてくださる。闘いを挑む多くの者のただ中から わたしの魂を贖い出し、平和に守ってくださる。」(詩編55:18-19)

 永遠の神の存在と、神の御業に目を向けるとき、自分の命の日々も、友の裏切りも、すべて神の御支配の中で起こっていることを覚えることができます。

 ここを読んでいて、私は、「御手の中で」という賛美歌が心に浮かびました。歌詞をご紹介します。「1.御手のなかで すべては変わる讃美に わがゆく道を 導きたまえ あなたの御手の中で」「2.御手のなかで すべては変わる感謝に わがゆく道に あらわしたまえ あなたの御手の業を」(教会福音讃美歌405番・福音讃美歌協会、原曲タイトルは「In His Time」、訳詞:関根弘興)

 先が見えない切迫した状況の中でも、神に委ねることができる幸いを感謝したいのです。

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