
木村恭子(川越教会牧師)
メッセージ:ダビデの詩編から 嘆きの祈りの結末
ご機嫌いかがですか。川越教会牧師、木村恭子です。
最初に、詩編55編2節3節をお読みします。「神よ、わたしの祈りに耳を向けてください。嘆き求めるわたしから隠れないでください。わたしに耳を傾け、答えてください。わたしは悩みの中にあってうろたえています。わたしは不安です。」
ダビデの詩篇です。具体的な背景ははっきりしませんが、55編全体を読むと、ダビデが親しい者に裏切られ、命を狙われている中での詩、ということがわかります。彼は、敵に囲まれ、死の恐怖の中で混乱し、不安に押しつぶされそうです。神に見放されたように感じています。それでも、彼は神に心を向け、嘆きを包み隠さず訴え、助けを求めています。
ダビデの心は揺れ動き、あちこちに向かいます。しかし、神に向かう中で、少しずつ少しずつ、心の思いが整えられ、そして、最後に行きついたのが23節。「あなたの重荷を主にゆだねよ 主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え とこしえに動揺しないように計らってくださる。」(詩編55:23)これが、このとき神に示されたダビデの確信でしょう。
私たちの歩みも、平穏な時だけではありません。本当にいろいろなことが起こります。その時々で、特に、心騒ぐときには、自分の思いを包み隠さず神に訴えましょう。神は、祈りを受け止め、ふさわしく扱ってくださいます。
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