
木村恭子(川越教会牧師)
メッセージ:ダビデの詩編から 敵に囲まれて
ご機嫌いかがですか。川越教会牧師、木村恭子です。
今週は、詩編55編を一緒に味わいたいと思います。
55編は、ダビデの詩です。彼は今、周囲を敵に囲まれ、死の恐怖に襲われて、嘆いています。「鳩の翼がわたしにあれば 飛び去って、宿を求め はるかに遠く逃れて 荒れ野で夜を過ごすことができるのに。 烈しい風と嵐を避け 急いで身を隠すことができるのに。」(詩編55:7-8)逃げ道を塞がれ、追い詰められて逃げ場がないのです。
今の日本に生きている私たちは、おそらくこんな経験をすることは少ないでしょう。しかし、世界には、これと同じようなことが起こっている場所があります。私は、パレスチナ、ガザの状況が、まさにこのような状況ではないかと想像します。追い詰められ、囲まれ、狭い土地に閉じ込められ、自由に外に出ることができない。十分な食料も住居も医療もなく、自分の行き場を選べない人々がいるのです。本当に心が痛みます。
異教の民であったとしても、このような状況を神が望まれるとは思いません。預言者エゼキエルを通して、神は語っています。「わたしは悪人の死を喜ぶだろうか、と主なる神は言われる。彼がその道から立ち帰ることによって、生きることを喜ばないだろうか。」(エゼキエル18:23)
神よ、あなたに祈ります。あなたの愛と慈しみ、そして救いを、どうかこの地の人々に示してください。
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