
辻幸宏(大宮教会牧師)
メッセージ:歴史に学ぼう
おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。大宮教会牧師の辻幸宏です。
聖書では、聖書の時代に生きた人々の失敗、罪を、神さまは私たちに指摘し、同じような罪を持っている私たちに、罪を悔い改めることを求めています。
そして私たちは、聖書から聴くことと同じように、現実の歴史からも学ばなければなりません。ドイツの神学者で、ナチ政権下に生きたニーメラーは、戦後、次のように語っています。
「ナチスが共産主義者を連れさったとき、私は声をあげなかった。
私は共産主義者ではなかったから。
彼らが社会民主主義者を牢獄に入れたとき、私は声をあげなかった。
社会民主主義者ではなかったから。
彼らが労働組合員らを連れさったとき、私は声をあげなかった。
労働組合員ではなかったから。
彼らが私を連れさったとき、私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった。」と。
(「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」)
私たちが、聖書が語る歴史、現実に起こった歴史、そして、今に起こっている出来事から目を背けるとき、私たちは苦しんでいる人たちを見捨てても気付くことなく、私たち自身が虐げられることとなります。
だからこそ私たちは、聖書や歴史から学ぶと同時に、現実社会の諸問題にも目を背けることなく、敏感であることが求められているのだと思います。
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